子どもたちの学びが、まちの未来をつくる「(仮称)桜島学校 新規建設プロジェクト」
カテゴリー:子ども・教育
寄付金額 8,685,500円
目標金額:10,000,000円
- 達成率
- 86.8%
- 支援人数
- 378人
- 終了まで
- 受付終了
鹿児島県鹿児島市(かごしまけん かごしまし)
寄付募集期間:2023年12月1日~2024年2月28日(90日間)
鹿児島県鹿児島市

2026年春、桜島に新しい学校が生まれます。
錦江湾に囲まれ、島そのものが活火山である桜島は、学びや発見に満ちています。そんな桜島が、まるごと学び舎になるような新たな学校です。
桜島にある8つの小中学校を、1つに統合することで生まれるこの義務教育学校を、地域に開かれた、まちの未来を育む学びの場として作っていきます。
こんな学校を作ります
集落のように分棟型となる校舎

新しい学校の大きな特徴は、集落のように、教室棟が分かれているところです。
各棟は渡り廊下でつながっていて、バラバラの棟でありながらも、一体感のある空間となります。
また、集落のような教室棟の一つ一つに、学年の異なる3つの教室が配置されることで、子どもたちが学年を超えて学び合える、先輩が後輩を教える鹿児島の「郷中教育」の文化を引き継いだ学びの場になります。
ときどき教室、ときどき遊び場となる小さな居場所

教室棟の廊下に、階段の途中に、時には少人数のための教室に、子どもたちの遊び場や読書の場となる小さな居場所が散りばめられた校舎となります。
地域とともにある、まちづくりのきっかけとなる学校へ
学校と一体の公民館

学校の入口の左にある公民館は、子どもたちを見守るとともに、和室や多目的に使える部屋など、地域の方々が日常的に訪れたくなる場所を目指しています。
地域に開かれた見晴らしの良い図書館

図書館は学びの中心となる、大切な場所。
1階が公民館図書館、2階が学校図書館となっており、地域にも開かれた図書館になります。
2階は桜島御岳に視界が開ける、のびやかな場所となっており、自習スペースや 小上がり、授業もできる部屋など様々に活用できる場所になります。
地元の食材を味わいながら学ぶランチルーム・キッチンルーム

ランチルームは子どもたちが給食を食べる場所。木をふんだんに使った、気持ちの良い空間です。
調理実習としてのキッチンも隣接しているので、地域の食材を使ったイベントを開催するなど、食育につながり、食を通した学びやコミュニケーションを促す空間となります。
学校づくり これからのスケジュール
2023.5~2024.3 実施設計
2023.12 校名決定
2024.10 学校の工事スタート
2026.4 新しい学校の開校
【寄付金の使い道】
新しい学校の実施設計(構造や設備、教室の使い勝手などより詳しい設計)の費用に活用いたします。
・実施設計に活用
※目標金額に達しなかった場合、また、目標金額以上の寄付をいただいた場合でも、上記の費用に大切に活用させていただきます。
学校づくりの担当者からのメッセージ
学校整備室 室長 岩坪秀樹
学校を新しく作るという仕事、それを担当できるチャンスはなかなかありません。
新しい学校が最後に作られたのが平成6年の伊敷台中で30年ぶり、担当できるのは職員5,500人のうちの5人、0.09%の確率です。
もしかして運を使い果たしているのでは?くらいの幸運です。担当するからには、どうやって「これまでにない学校」「桜島のシンボルとなる学校」「地域に開かれ、核となる学校」を作るのか、一生懸命考えています。前例 踏襲もできません。何しろ、今までにない学校ですから。
設計者を選ぶのも、条件をこれまでに無いものにして、たくさん応募してもらおうと考えました。
そして最終審査では、4者による鹿児島市初となる公開プレゼンテーションも行い、その結果選ばれたのが、大西麻貴+百田有希/0+hです。
提案された設計は確かに今までの学校とは一線を画しています。
イメージ図を見ただけでもわかると思います。
この革新的な学校に対し、最初は戸惑いがあるかもしれませんが、みんなで過ごしていく中で、「こんなこともできるんだ。」といろいろな可能性が見えてきて、楽しい学校を作っていけるはずです。
この新しい学校は、これからの鹿児島の学校のあり方にも、良い影響を与えていくことになる、そうなるように頑張りたいと思っています。
学校の完成見学会でのBGMには、「ビフォーアフター」のあの曲を流しましょう。きっと皆さんの頭の中を「なんということでしょう」のナレーションが何度も響き渡るはずです。

設計を担当している建築家からのメッセージ
建築家 大西麻貴+百田有希/o+h
新しくできる桜島の義務教育学校 は、一体どんな学校でしょう?
私たちは、新しい学校を拠点に、島全体に子どもたちが出かけていく、桜島全体が学びのフィールドとなる学校を想像しています。
鹿児島に長きにわたって培われてきた自然や文化を引き継ぎ、桜島だからこそ触れられる、地域に根ざした学びがある学校、この土地で育った記憶が子どもたちの誇りとなる学校を考えていきたいと思います。
また、これからの社会では、互いの違いを認め、違いを大切にするインクルーシブな価値観が大切です。障がいの有無や人種、家庭環境や性格の違いにかかわらず、誰もが自分の場所だと思える空間、互いの違いを寛容に認めあえる環境をつくりたいと考えています。
友達と一緒に学んだり遊んだりするのが大好きな子にとっても、時には一人で静かに過ごしたい子にとっても居心地の良い、多様な居場所がある学校を目指しています。
建築そのものにおいて、これまでにない学校づくりにチャレンジすることはもちろんですが、学校ができるまでのプロセスを通じて、桜島だからこそ考えられる新しい学びを先生方や地域の皆さんと共に育てていくことで、学びの有り様と建築とが一体となった、より新しい学校が生まれていくのではないかなと思います。
子どもたちの学びを考えることは、まちの未来を考えること。桜島という特別な環境で、まちの未来を育む学びの場を、ぜひ実現しましょう!

お礼の品一覧
返礼品なしでご寄附のみの方・鹿児島市にお住まいの方
返礼品が不要で寄附のみをされたい方や、鹿児島市にお住まいの方は下記の「ふるさと納税で応援」ボタンよりご寄附をお願いします。
※鹿児島市にお住まいの方には、ふるさと納税のルールに基づき返礼品をお送りすることができませんので、あらかじめご了承ください。
ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!
ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。
控除上限額かんたんシミュレーション
返礼品をご希望の方
鹿児島市のふるさと納税の返礼品が、寄附額に応じて全て選べます。
-
2024年02月26日 13:40
残り3日となりました。
募集期間が残り3日となりました。
鹿児島市で初めてとなるクラウドファンディング型ふるさと納税への挑戦ですが、こんなにも皆様から多くのご寄附や励ましの応援メッセージをいただけるとは思っておりませんでした。
本当に心から御礼申し上げます。
最後までご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。もっと見るまだコメントはありません
コメントを投稿するには、 ログインとプロジェクトへの寄付が必要になります。
-
2024年01月04日 18:00
「桜島学校」の模型を製作中です。
模型を製作して、住民、市長、教師や関係者の方々と協議し多様な意見を取り込んで、作り直してまた協議を行い、少しずつ形になっていきます。
もっと見るまだコメントはありません
コメントを投稿するには、 ログインとプロジェクトへの寄付が必要になります。
-
2023年12月22日 14:01
「桜島学校」新しい学校の名称が決定しました!
本日(12月22日)、鹿児島市議会において鹿児島市立学校条例の一部改正を改正する条例が可決され、桜島地域の5小学校及び3中学校を廃止し、新たに義務教育学校として「鹿児島市立桜島学校」を設置することが決定しました。
応援いただいた皆様、誠にありがとうございます。
新しい「桜島学校」の整備に向けて、引き続きがんばってまいります。もっと見るまだコメントはありません
コメントを投稿するには、 ログインとプロジェクトへの寄付が必要になります。
-
2023年12月13日 19:30
各種メディアに取り上げられました!
12月1日に開始した鹿児島市で初めてとなるGCF「子どもたちの学びが、まちの未来をつくる「(仮称)桜島学校 新規建設プロジェクト」」他3件について、地元のメディアに多数取り上げていただきました!
寄附額も150万円を超えました。
引き続き応援よろしくお願いいたします。関連リンク
もっと見るまだコメントはありません
コメントを投稿するには、 ログインとプロジェクトへの寄付が必要になります。
鹿児島県鹿児島市
桜島や錦江湾など、豊かな自然に恵まれた鹿児島市は、黒毛和牛、黒豚、魚介、お茶など、豊かな食材にあふれています。
産地ならではの味である焼酎やさつま揚げなど美味しい“食”の宝庫です。
伝統の技を受け継ぎ、高い技術で生み出された薩摩切子、薩摩焼など、匠の技が光る“逸品”があります。
また、南の交流拠点都市として各種都市機能が集積しており、これらを活かした企業立地に取り組んでいます。
コメント投稿をありがとうございます!
あなたのその想いが
プロジェクトを動かしています。
投稿は順次、進捗情報ページへ反映されます。
反映まで数日かかることがあります。