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地域猫活動推進プロジェクト ~人も猫も幸せに暮らせるまちへ~

カテゴリー:動物 

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寄付金額 1,293,000

53.8%

目標金額:2,400,000

達成率
53.8%
支援人数
73
終了まで
受付終了

福岡県宗像市(ふくおかけん むなかたし)

寄付募集期間:2023年5月12日~2023年8月10日(91日間)

福岡県宗像市

プロジェクトオーナー

宗像市では、飼い主のいない猫に関連する苦情や相談が多く寄せられています。
「野良猫の糞尿被害に困っている」、「路で猫が死んでいる」、「子猫が生まれているが親猫の姿がなく死にそうだ」など内容は様々ですが、その多くは飼い主のいない猫が地域などで増えてしまったことに起因しています。
宗像市では、このような問題を軽減、解決するため、地域で問題となっている飼い主のいない猫のエサやりやトイレの管理を行い、今ある命を守りながら、不妊去勢手術を行うことで不幸な命を増やさない地域猫活動を地域の住民やボランティア団体の皆さんと一緒に広げていきたいと考えています。
宗像市が人も猫も幸せに暮らせるまちになるように、皆様のご支援をお願いします。

不幸な猫を減らしたい!

今ある命を大切にし、不幸な命を増やさないために

猫は繫殖力が非常に強く、1年に2回~4回出産し、1回の出産で4頭~8頭の子猫を生みます。生まれた子猫も半年ほどすれば出産できるようになり、不妊去勢手術をしなければ猫はどんどん増えてしまいます。
そして、飼い主のいない猫が増えれば、猫の糞尿被害や交通事故などの問題も増加します。
現に宗像市では、毎年約200匹の猫が交通事故などにより命を落としています。
猫を増やさないために最も効果的な方法が不妊去勢手術だと言われています。
猫を殺処分すればいいと言われる方もいるかもしれません。そうすればすぐに猫はいなくなるかもしれません。しかし、大切な命です。
地域猫活動では、すぐに猫が減ることはありません。しかし、増やさないことはできます。
また、地域猫活動には、お金も時間も労力もかかります。
幸い、宗像市には地域猫活動を行っていただける地域住民やボランティア団体の方々がいらっしゃいます。今いる猫達の命を大切にしながら、不幸な猫を増やさない地域猫活動という方法で問題の解決を図りたいと考えています。
本事業にご賛同いただける皆様のご支援をお願いいたします。

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住民と協力して地域猫活動を推進します

人も猫も幸せに暮らせるまちを目指して

【地域猫活動のTNRM】
T(Trapトラップ) 猫を捕獲
N(Newterニューター)不妊去勢手術を施す
R(Returnリターン)元居た場所に戻す
M(Managementマネージメント)エサやトイレの管理する

宗像市では、このTNRMを基本に地域猫活動を行っており、現在、市内で4つの団体(令和5年3月末現在)が地域猫活動に取り組んでいます。
飼い主のいない猫に関連する問題の軽減や解決を図る為、地域の自治会やボランティア団体と協力し、猫を捕獲して(T)、不妊去勢手術を施し(N)、元居た場所に戻して(R)、エサやトイレの管理する(M)地域猫活動に取り組み、平成27年から令和5年2月末までに414頭の猫の不妊去勢手術を行ってきました。
しかし、市で負担できる不妊去勢手術の費用にも限りがあり、猫の強い繁殖力に追いついていないのが現状です。また、地域猫活動には猫たちのエサ代やトイレの砂、病気の猫の医療費など、不妊去勢手術以外にも様々な費用がかかり、その多くを地域やボランティア団体が負担されており、その中で高額な不妊去勢手術の費用まで負担することは非常に困難です。
飼い主のいない猫による諸問題を解決し、不幸な猫を減らして行くためには、より多くの猫に不妊去勢手術を施す必要があります。
人も猫も幸せに暮らせるまちを実現するため、本事業に皆様のご支援をお願いしいたます。

寄付金の使い道

・飼い主のいない猫の不妊去勢手術費用
・その他地域猫活動の推進に必要な経費

※目標金額に達しなかった場合でも、地域猫活動を推進するための費用として活用させていただきます。また、寄付金の執行状況により翌年度以降の事業に活用させていただく場合もございます。

寄付金の使い道

迷惑な猫から癒しの猫へ

人と猫が地域で共生するために

飼い主のいない猫は、糞尿被害や鳴き声による生活環境の悪化を招く迷惑な存在と思う人も少なくありません。
猫が好きな人と苦手な人の間で、飼い主のいない猫が地域でトラブルの引き金となることも珍しくありません。
エサやトイレの管理をすることにより、猫がゴミをあさったり、糞尿被害などの問題を軽減することができます。
また、避妊去勢手術を行うことで穏やかになる猫も多く、人間に対して攻撃的な態度をとることも少なくなります。
市内で地域猫活動を行っている団体の中に遊歩道近くで活動を行っている団体があります。
ボランティアの方々がトイレの管理まで行なっているため、猫の糞などは見当たりもありません。代わりに多くの猫が穏やかに暮らしている風景を見ることができ、猫好きな方には癒しの散歩道となっています。
宗像市には、現在地域の方が把握しているだけでも約200頭の不妊去勢手術をしていない飼い主のいない猫がいます。
今年度はその猫達に不妊去勢手術を実施することを目標としています。

年間に200頭の不妊去勢手術を目指します

まだ手術できていない猫がたくさんいます

宗像市では平成27年から地域猫活動支援事業を実施しており、今までに414頭の猫の不妊去勢手術を行って来ました。
令和5年度は、地域猫活動を行う地域の拡大と不妊去勢が終わっていない猫の手術を地域の動物病院と協力し1年間に200頭の避妊去勢手術を行う予定です。

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宗像市 市長 伊豆美沙子

人も猫も幸せに暮らせるまちに

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宗像市は、豊かな自然と市街地が調和した住みやすいまちです。
その豊かな自然と市街地の中で多くの飼い主のいない猫も暮らしています。
飼い主のいない猫達は、空腹、ケガや感染症など、厳しい環境の中で暮らしていて、飼い猫に比べ非常に短命で、交通事故や栄養失調などで子猫のうちに死んでしまう不幸な命も少なくありません。
現に宗像市だけでも毎年約200匹の猫の遺体が路上で回収されています。
まちの中には、猫が好きな人、苦手な人、様々な人々が暮らしています。
猫が庭に来て喜ばれる人もいれば、猫の糞尿被害に困っている人もいます。
そして、飼い主のいない猫達を支援するために奔走し、地域と猫の共生を目指して地域猫活動を行っているボランティア団体の方々もいます。
宗像市では、出来るだけ不幸な猫を減らし、人も猫も共に幸せに暮らせるよう、猫を捕獲して(Trapトラップ)不妊去勢手術を施し(Newterニューター)元居た場所に戻して(Returnリターン)エサやトイレを管理する(Managementマネージメント)地域猫活動を市内の地域猫活動団体の皆さんと共に推進します。
多くの皆様に、プロジェクトの趣旨にご賛同いただき、ご支援をいただければ幸いです。

いとう ようこ さん

手探り状態から始めた地域猫活動

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近隣に野良猫が闊歩、お腹の大きい猫も目にするようになりました。
猫は繁殖力が非常に強く、1頭のメス猫から、3年後には3000頭以上になるとも言われています。
そこで、これ以上のら猫を増やさないためには不妊去勢手術をする必要があります。
のら猫は元来、野生動物ではありません。
元々愛玩動物として飼われていた猫が不妊去勢手術もせず捨てられたり逃げたりの結果繁殖したのです。
のら猫も動物愛護管理法で守られているはずですが、のら猫は死と隣り合わせの中で必死に生きています。
私たちの活動は不妊去勢手術を施し一代限りの命を全うするまで見守る活動です。
また可能な限り、あらゆる手段を使い里親探しもします。
のら猫も人間も同じ尊い命があり、一生懸命生きていますが、のら猫は嫌われ、いじめられ、飼い猫よりもとても短い生涯を終えるのです。
あまりにも悲しく惨い生涯です。
これまでの活動費の大半はボランティアの自費です。
不妊去勢手術の為に年に数頭の市の助成を受けますが十分な数ではなく、地域猫への餌の管理、トイレ砂の購入も全て自費です。
そのため自身の資金も底を着き始めていますが、活動をやめる訳にはいきません。
何故ならまだまだ手術を施していない、のら猫が数限りなくいるからです。
これ以上不幸な猫を増やさないためには一日も早い手術が必要です。
宗像市では市長の指示のもとクラウドファンディングを始めることが出来ました。
一人ひとりの優しさ、一つひとつの優しさを猫たちに届けます。
一人でも多くの方にご賛同いただき、是非ご支援をよろしくお願いいたします。

  • 2023年12月15日 11:55

    クラウドファンディング終了のお知らせとお礼

    この度は宗像市の地域猫活動推進プロジェクトにあたたかいご支援をいただき誠にありがとうございました。
    残念ながら目標額には到達することはできませんでしたが、多くの皆さまのご支援をいただき、1,293,000円もの寄付金を集めることができました。
    皆様から頂いた寄付金は全て地域猫の手術費用に活用させていただきます。
    宗像市では、令和5年11月30日現在、既に140匹の猫達の手術を実施し、現在も協力動物病院や地域猫活動団体と手術の調整を行っいるところです。
    今後もできるだけ多くの猫達の避妊・去勢手術が行えるように、市としても財源の確保や地域猫活動に取り組まれている団体の皆さんの支援を行って参ります。
    引き続き「人も猫も幸せに暮らせるまち」を目指して、地域住民の方々やボランティア団体の皆さんと協力し、地域猫活動を推進して参りますので、今後とも応援をいただきますようお願い申し上げます。

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福岡県宗像市

宗像市は、周囲を山に囲まれ、玄界灘に4つの離島を有しています。また、市の中心部には水源でもある釣川が流れています。2017年7月には「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」が世界文化遺産に登録されました。これら地域の誇るべき豊かな自然と歴史的資源を大切に守り、活かすことで将来にわたって持続する社会を形成します。
地域の活動を通じて人とつながり、地域をつながる安心・やすらぎ・誇りなどの精神的な豊かさがあふれるまちを創造していきます。