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日蓮聖人ご降誕800年プロジェクト 海中に沈む日蓮聖人生誕の地を探す

カテゴリー:伝統・文化・歴史 

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寄付金額 1,685,000

33.7%

目標金額:5,000,000

達成率
33.7%
支援人数
21
終了まで
受付終了

千葉県鴨川市(ちばけん かもがわし)

寄付募集期間:2020年8月3日~2020年11月1日(91日間)

千葉県鴨川市

プロジェクトオーナー

千葉県鴨川市の東部に位置する小湊地域は、日蓮宗の開祖として慕われる日蓮聖人生誕の地として知られています。
かつては誕生寺の門前町として栄えていましたが、現在は人口減少と高齢化という課題を抱えています。

そこで鴨川市では2021年に日蓮聖人ご降誕800年を迎えるにあたり、海中に沈んでいるとされる日蓮聖人生誕の地を明らかにし、これまで語り継がれてきた伝説の解明と、これを活用した新たな観光資源を創造し、地域の活性化を図っていきたいと考えています。
ぜひ、趣旨にご賛同いただき、寄附のご協力をお願い致します。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

日蓮聖人と鴨川市

日蓮聖人の生い立ち

写真

鴨川市の東部に位置し、青く澄んだ海とゆたかな緑に恵まれた小湊。
日蓮宗の開祖として今も慕われる日蓮聖人は、1222年、この地に漁師の子として誕生しました。

日蓮聖人が誕生した時に起こったといわれる不思議な現象をご存知ですか?

海上には美しい蓮の花が咲き、大鯛小鯛の群れが海面に押し寄せ、生家の庭先からは泉が湧き出したという現象は、「三奇瑞(さんきずい)」として今も語り継がれています。

 

日蓮宗大本山、誕生寺

誕生寺は、1276年日蓮聖人の直弟子である日家上人によって、聖人の生家跡地に建てられました。
大地震や大火災の被害に遭って、現在の地に移転したといわれています。

数多くの貴重な資料や文化財がありますが、県内でも最大規模の仁王門は、宝暦8年に起こった大火の際に焼け残った、誕生寺最古の建造物で、千葉県指定有形文化財です。

本堂と祖師堂に安置されている中世期の「木造日蓮聖人坐像」は、聖人の古肖像として、鴨川市の有形文化財に指定されています。

 

日蓮聖人の生家を探る

日蓮聖人の生家跡地がどこなのか、実は正確な場所がわかっていません。
これは、度重なる災禍によって、正確な場所を記す古い資料がなくなってしまったためです。

日蓮聖人が生まれた場所は、残された文書から「片海(かたうみ)」という場所であったことは確認できていますが、その「片海」がどこにあったのか、具体的な場所はわかっていません。
その場所を示す様々な伝承は残っていますが、それらを裏付ける証拠が見つかっていないのです。

そこで、ご降誕800年の記念の年に、日蓮聖人の生家はどこにあったのかという長年のなぞを解き明かすプロジェクトが立ち上がりました。

 

生家跡地を探すプロジェクトがスタート!

2019年の取り組み

日蓮聖人の生家跡地を探すプロジェクトは、2019年から動き始めました。 
まずは、地元に古くから住んでいる方、周辺の海に詳しい海女さんや海士さん、日蓮宗の僧侶の皆さんなど、多くの関係者から聞き取り調査を行いました。
小湊では、昔から「海中に井戸がある」、「海中から真水が出ている」といった話が伝わっていたため、その場所を明らかにすることで、日蓮聖人の生家跡地を探す足がかりにしようとしたのです。

聞き取り調査をもとに、あたりをつけた数箇所を、大潮の日を狙って陸上からの目視による確認や、ドローンを飛ばしての調査を実施しました。
しかし、どの場所からも井戸らしき跡を見つけることはできませんでした。

 

2020年、潜水調査を開始します

陸上からの目視とドローンでは見つけられなかった生家跡地。
残るは、実際に海中に潜りながらの潜水調査です。

まずは、浅海域用に開発した自律型海上無人ロボット(ASV)に、サイドスキャンソナーや光学式カメラを搭載し、内浦湾内を遠隔操作により広範囲にわたる調査を行います。

その後、この調査結果をもとに、建築物の痕跡や人工的な地形などが存在するか確認することで、調査ポイントを特定し、今秋以降、ダイバーによる潜水調査を行う予定です。

寄附金の使い道

いただいた寄附金は、生家跡地を探すプロジェクトに使わせていただきます。
・自律型海上無人ロボットによる調査費
・ダイバーによる潜水調査費
・船舶レンタル費 など

 

事業に関わる方からのメッセージ

日蓮聖人ご降誕800年観光客誘致委員会 委員長 吉田 安男さん

写真

日蓮御降誕800年にあたっては、日蓮宗大本山 誕生寺、清澄寺を中心に様々な行事が行われ多くの方が訪れます。本プロジェクトを契機に観光地鴨川のイメージアップと地域の活性化を図って参ります。
皆様の温かいご支援をよろしくお願いします。

 

寄附者の皆様へ

このプロジェクトをご覧いただき、ありがとうございます。
2021年2月16日の日蓮聖人ご降誕800年を記念して、様々なイベントが予定されております。

このプロジェクトを通じて鴨川市小湊に興味を持っていただき、ぜひ、足をお運びいただけることを願っています。

今回、小湊妙の浦遊覧船協業組合さんにご協力をいただき、本プロジェクトにご支援いただきました皆様全員に、鯛の浦遊覧船の無料乗船券(ペアチケット)を差し上げます。
鯛の浦(妙の浦)は国の特別天然記念物に指定されている、鯛生息地の名称で、深海魚である鯛が水面近くに現れる不思議な場所であり、その謎は未だ解明されておりません。 
また、日蓮聖人ともゆかりのある場所で、聖人誕生のおりには、2~3尺もある鯛が群集浮上し波間に銀鱗を踊らせて、生誕を祝したと言い伝えられております。
鯛の浦遊覧船では、日蓮聖人の化身とも言われる「神秘の鯛」をご覧いただけますので、鎌倉時代から現代に続く、不思議をあなたの目でご覧ください。

※乗船券は、寄附金受領証明書に同封してお送りいたします。

あたたかいご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

写真

 

【鯛の浦遊覧船】千葉県鴨川市小湊183-8 ℡04-7095-2318
営業時間
4月~9月 8時30分~15時50分
3月~10月 8時30分~15時20分
11月~2月 8時30分~14時50分

鯛の浦ホームページ

  • 2021年04月22日 12:49

    ○海底調査の結果及び考察

    音響画像データ解析により内浦湾の内奥部の海底には、東から磯(岩礁)が広がっており、その次に砂泥の海底、そのさらに西側からふたたび磯(岩礁)地帯が広がっていることがわかりました。
    海洋考古学に精通しており、今回の調査にご協力いただきました東京海洋大学の岩淵聡文教授によると、「海岸部にあった中世の漁村が沈降したとすれば、以前は陸上にあった磯が砂泥に覆われており、その上に掘っ立て柱によって作られた家屋が分布し、それが沈降と同時に、砂泥とともに流失したと考えるのがもっとも妥当であり、今は海底にある磯(岩礁)の上にかつての漁村の痕跡が残っている可能性は低いと考えられる。しかしながら、その流失物がちょうど海底の磯と砂泥の境界線付近の海底下に埋没している可能性はある。内浦湾の内奥部の砂泥から成る海底には、いくつかのポイントにおいて海底からの突起物が観察されており、これらはすべて、独立した岩礁である可能性が高いが、何らかの人工物の痕跡あるいは沈降後、海上からの投機物であるという可能性を排除することはできない。」とのことでした。
    今回の音響画像データにより判断するのには限界があり、最終的には水中考古学の見地からダイバーによる潜水目視調査を実施する必要があるとのことでしたが、追加調査については、今後の状況をみて検討していきたいと考えております。 

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  • 2020年09月25日 18:22

    無人ロボットによる海底調査開始!

    9月5日から11日まで、東京海洋大学が開発した自律型海上無人ロボット(ASV)を使っての海底調査を実施しました。
    今回の調査では、内浦湾の海岸から水深10mまでの浅海部、直径500m程度の海域が調査対象です。
    ASVに音波で海底面の様子を音響画像化するサイドスキャンソナー(水中音波探査機)を装備して、遠隔操作により海面を無人走行しながら海底地形データを収集記録しましたが、台風10号の影響により実質2日間の調査となり、十分な量のデータ取得にはいたりませんでした。
    そこで改めて、台風シーズン終了後の11月12日から17日にかけて同様の調査を行うとともに、調査データの解析を行い、当時の集落や井戸などの痕跡を特定していく予定です。
    データ分析を受けて、必要であれば12月以降、サブボトムプロファイラ(地層探査装置)による調査や潜水調査の実施も計画しています。

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千葉県鴨川市

  • GCFとは?

このプロジェクトへの応援メッセージ

  • 海に沈んだご聖人生誕の地を明らかにし、コロナ禍の世の中に光を与えてください。歴史的にも信仰上もとても有意義な取組みだと思います。SUPやサーフィンにも行きたいです!

    2020年10月26日 16:19

  • 夢ある企画に感激し、応援いたします。

    2020年9月13日 19:28

  • 鴨川市は 長狭の生まれ育ちです‼️月に一度は 実家の方に帰省しています。明るい豊かな町作りを応援しています。頑張ってください鴨川

    2020年8月28日 10:40

  • 小学生の夏休みに母と従姉妹と小湊に行きました。
    鯛の浦で船縁をたたくと鯛がポンと飛ぶと言われて
    何回もトライしましたが「残念な事に鯛もお腹一杯だなぁ」、と船頭さんの説明に又来ようね!と約束しました。
    その時は誕生寺に行かなかったので次回は是非鯛の浦と共に訪れたいと思います。

    2020年8月17日 16:00

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