ひとり親家庭が笑顔で暮らせるように、お弁当を配達して親子のコミュニケーションを増やす!
カテゴリー:子ども・教育
寄付金額 2,935,000円
目標金額:2,000,000円
- 達成率
- 146.7%
- 支援人数
- 116人
- 終了まで
- 受付終了
東京都町田市(とうきょうと まちだし)
寄付募集期間:2019年11月1日~2020年1月31日(92日間)
東京都町田市
おうちでごはん事業は、経済的に厳しいひとり親家庭を対象に、地域のボランティアさんにご協力いただき、2週間に1回、無料でお弁当を配達しています。
町田市の補助金を活用して、町田市社会福祉協議会が2019年度から開始した事業で、初年度は29世帯81人が利用しています。
「毎日忙しく、夕飯の支度や家事で、子どもとのコミュニケーションが取りづらい」
「1人での子育ては、かなりしんどい」
「人とつながったり、相談にいったりということが苦手」
これらは、おうちでごはん事業に応募された、ひとり親の方たちのメッセージです。
お弁当をお届けするだけでなく、地域のボランティアさんや社会福祉協議会の職員とつながることで、子どもや親が地域で安心して生活できるように支援します。
お弁当をひとり親家庭に配達「おうちでごはん」事業
「おうちでごはん」の概要
おうちでごはん事業は、町田市社会福祉協議会が町田市の補助金を活用して実施しています。 経済的に厳しいひとり親家庭を対象に、地域のボランティアさんにご協力いただき、2週間に1回、お弁当を配達しています。
お弁当をお届けするだけでなく、地域のボランティアさんや社会福祉協議会の職員とつながることで、地域で安心して生活できるように支援します。
2019年度から開始した事業で、初年度にあたる本年度は、29世帯81人が利用しています。
「おうちでごはん」が生まれた背景~ひとり親家庭の声~
「毎日忙しく、夕飯の支度や家事で、子どもとのコミュニケーションが取りづらい」
「1人での子育ては、かなりしんどい」
「人とつながったり、相談にいったりということが苦手」
これらは、おうちでごはん事業に応募された、ひとり親の方たちからのメッセージです。
町田市が2016年度に実施したアンケート調査でも、
「保護者は相談相手を必要としている世帯が多い」「親子間でのコミュニケーションの機会が少ない」
といった悩みが見られました。
また、保護者が毎日の忙しさに追われてしまい、家族で一緒に過ごす時間が少ないという状況も見られました。
「おうちでごはん」の特徴~ひとり親家庭の親子が笑顔になるように~
配達がある日は、15時頃にボランティアさんが集合して手際よく調理を始めます。多い時で、1回に35食分のお弁当を作ります。
市内でお料理教室を主宰されている方がボランティアでメニューを考えています。子どもでも食べやすいよう、味付けも工夫しています。
できあがったお弁当は、おうちでごはん専用のナプキンに包みます。
安全に食べて欲しい。そのために、世帯ごとに専用の保冷バックに入れます。
お弁当の準備ができたら、配達担当のボランティアさんにお弁当をお渡しします。
お届けする世帯にあわせて、担当のボランティアさんを決めています。お弁当を届けるだけでなく、ちょっとしたコミュニケーションを取って欲しいという思いもあります。
担当のボランティアさんが直接手渡ししますので、ご家族の状況を確認することができます。
毎回、親子でワクワク・ドキドキしながらお弁当箱を開ける光景が目に浮かびます。
ひとり親の方の家事負担を少しでも減らして、お弁当を食べながら、いっぱい、いっぱいコミュニケーションを取って欲しい。それが、私たちの願いです。
「おうちでごはん」事業で実現していること
利用者(ひとり親家庭)からのメッセージ
■さみしい気持ちの時にこのお弁当を受け取ると、支えていただけていることがうれしくて、また頑張ろうと思います。
■子どもと話をする時間が増えてとても助かっています。
■栄養バランスの良い食事がなかなか作れていないので、こういうお弁当はありがたいです。
■仕事の日はいつも簡単なものや手抜きのものになってしまうので、お弁当の日はとてもうれしい。
ボランティアさんからのメッセージ
Aさん:お弁当が重くて階段の上り下りが大変だけど、子どもが家の外まで出てきてくれて「ありがとう」と言って笑顔を見せてくれた時は嬉しいですね。
Bさん:開始した時は、お弁当を無事に届けられるか不安がありました。でも、お弁当を届けた際にメッセージカードをもらったり、親子で喜んでくれる時は良かったと思います。だんだん打ち解けてきて、話ができるようになり安心しています。
Cさん:配達時に不在ということもありましたが、お弁当を待っている人の「ありがとう」という言葉を聞くとやりがいを感じますね。
寄附(ふるさと納税)の使い道と事業スケジュール
寄附(ふるさと納税)の使い道
いただきましたご寄附の全額を、町田市から町田市社会福祉協議会への補助金として活用させていただきます。
【主な使い道】
■子どもと保護者へお届けするお弁当の食材費
■お弁当箱や保冷バック等の消耗品費
■事業広報費
■配達管理、問い合わせ対応を行うための人件費
■その他「おうちでごはん事業」運営費用
【注意事項】
※事業費総額を上回るご寄附を頂いた場合は、「まちだ未来づくり基金」に積み立てし、「おうちでごはん事業」のみに活用させていただきます。
事業スケジュール
2週間に1回、お弁当をお届けします!(無料で年間24回、食べられます)
2019年4月~6月:募集、選考、事前個別面談
2019年7月以降:お弁当の配達、相談対応・地域情報の提供
【注意事項】
※事業は2019年4月より開始いたしました。
事業に懸ける思い:関係者インタビュー
社会福祉法人町田市社会福祉協議会 佐々木さん
■いつまでも、笑顔で安心して生活して欲しい
ひとり親世帯は、安心して生活するために、保護者は仕事をフルタイムでしていることが多く地域やママ友とのつながりが少なく、困りごとがあっても、相談相手や時間がないことが多いです。また、仕事から帰ると家事に追われ、親子間でのコミュニケーションの時間が取りにくく、子どもの話をゆっくり聞いてあげられない実状があります。
幼少期や小学生の時期は、やはり子どもの話を聞いたりする「コミュニケーションの時間」は子どもの育成において、とても大事なことと考えます。
本事業ではお弁当を届けることにより、家事負担の軽減が出来、親子間でのコミュニケーションの時間を取ることができます。また、家事・子育て・仕事に追われている保護者に心の余裕ができます。
お弁当を届けるだけでなく、地域イベントや子ども食堂開催の情報提供をして、イベントや子ども食堂への参加により地域とのつながりをつくります。さらに、お弁当を調理・配達してくれる方々への感謝する気持ちを持ち、自分で食べたお弁当は綺麗にして返却する等、地域住民への関心や食育につなげます。
手を上げられない、どこにも相談できない、時間がない・・・そんな世帯を地域で見守り、子どもを育て、子ども食堂で一緒にごはんを食べる等、地域で孤立することなく、みんなが関心をもてる「地域丸ごと大家族」のような地域をつくることが私の願いです。
社会福祉法人悠々会 理事長 陶山さん
■未来の担い手である子どもを、社会で育てる
元気高齢者は地域の子育てにかかわる、それが介護予防になります。これが自然な地域社会のながれと思いコミュニティーレストラン、いわゆる子ども食堂の運営支援をして来ました。その中で、「本当の意味で関わりを持てれば、と思う親子になかなか情報が伝わらない」「待っていただけではダメなのではないか」と思うようになりました。ならば、ごはんを直接届けに行き、困ってる事があったら何でも言ってほしい、今度子ども食堂に遊びにおいで、と話しかける機会がほしかったです。
素直にSOS を出してくれるお母さんが大勢いて少しホッとしています。その一方で、自分だけで抱えてしまっている方も少なからずいる事も分かりました。「美味しかった」「ありがとう」と書かれたメッセージカードを貰うと、思わず嬉しくなって、子どもの笑顔を増やす為に、届けられるお弁当の数を2倍、3倍に増やしていきたいと思っています。そのためには、作る人と運ぶ人を更に増やしていかなければと思っています。
未来の担い手である子どもを育てる事を、親だけに任せて、押し付けてしまわないで、社会で育てる具体的な取り組みを地域に根付かせて行きたいと思っています。
※社会福祉法人悠々会は、町田市社会福祉協議会から調理・配達部分を受託
町田市子ども生活部子ども家庭支援センター 金成さん
■地域全体で、子育て世帯を応援したい
「さまざまな理由で子ども食堂に参加できない家庭がある。それであれば、自宅にお弁当を届けられると良いね。届けた際に、何か困っていることがあれば相談に乗れると良いね」
2018年8月、町田市社会福祉協議会の職員さん、子ども食堂を運営する地域の社会福祉法人の理事長さんとの何気ない会話がきっかけで、おうちでごはん事業は動き出しました。同様の取り組みをしている自治体がほぼ無い中で、関係者で何度も何度も打合せを重ねました。時には「私たちがやろうとしていることは、果たして実現できるのだろうか」と不安に襲われることもありました。
2019度は、254世帯676人分の応募がありました。利用に結びついた方もそうでない方も、「 1人で子育ては大変。でも、子どもとちゃんと向き合いたい」という気持ちは同じです。様々な事情を抱えたひとり親世帯の親子が、笑顔で生活できるように、皆様のご協力をお願いします。
寄附者の皆様へ
「みんなで支え合う社会」の実現に向けて
「困難を抱えた子育て世帯を、地域全体でサポートできる仕組みがあるといいよね」
おうちでごはん事業は、町田市社会福祉協議会、子ども食堂を運営する地域の社会福祉法人、町田市が交わした会話がきっかけとなり、地域のボランティアさんの協力を得て、一つの形となった事業です。
今年度の利用者からは、「子どもと話す時間が増えた」「仕事の後、夕食の準備がないだけで本当に助かる」といった喜びに満ちた感想が多く寄せられています。
少しでも多くの親子が笑顔になれるよう、皆様のご協力をお願いします。
お礼の品一覧~お礼の品を選択いただき、障がい者を支援ください!
お礼の品には、市内の障がい福祉施設で作られた製品をご用意しました。ふるさと納税をすることで、子育て世帯への支援を行うことができる他、障がい者への支援もすることができます。
-
※GCF※【町田市外の方のみお選びいただけます】【G-1a】自家焙煎コーヒーセット
10,000円
■返礼品 市内の障がい福祉施設で作られている食製品をご用意しました。 ・自家焙煎コーヒー ※お好みの焙煎具合(浅煎り~深煎り)、挽き具合(豆のまま~極細挽き)を選択可 ・ハーブクッキー
-
※GCF※【町田市外の方のみお選びいただけます】【G-1b】町田産乾物セット
10,000円
■返礼品 市内の障がい福祉施設で作られている食製品をご用意しました。 ・乾燥しいたけ(スライス) ・乾燥しいたけ(丸乾) ・乾燥きくらげ
-
※GCF※【町田市外の方のみお選びいただけます】【G-1c】町田はすセット
10,000円
■返礼品 市内の障がい福祉施設で作られている食製品をご用意しました。 ・はすの実ケーキ ・クッキー・サブレ ・茄絲織コースター
-
2019年12月27日 14:00
地元大学生が考えたお弁当をお届けしました
町田市にキャンパスがある「東京家政学院大学」の大学生が、おうちでごはん事業のためにスペシャルメニューを考えてくれました。
授業がない時間に試作を重ねて考えられたスペシャルメニューのお弁当は、クリスマスにあわせてお届けしました。もっと見るまだコメントはありません
コメントを投稿するには、 ログインとプロジェクトへの寄付が必要になります。
-
2019年12月26日 18:00
目標金額到達のご報告と引き続きの応援のお願い
2019年12月21日、本プロジェクトの目標金額に到達することができました。
多くの皆様から寄附をいただき、誠にありがとうございます。
おうちでごはん事業を実際に利用する子どもや保護者の方だけでなく、おうちでごはん事業を支えてくださる方も含めた全ての方が笑顔になれるように、引き続き本プロジェクトを進めてまいります。
目標金額に到達はしましたが、寄附の受付は2020年1月31日まで続きます。
引き続き、本プロジェクトへのご協力をお願いします。
また、周囲の方にも町田市のおうちでごはん事業について広めていただけますと幸いです。もっと見るまだコメントはありません
コメントを投稿するには、 ログインとプロジェクトへの寄付が必要になります。
-
2019年12月19日 13:00
東北の4自治体からお米をいただきました
おうちでごはん事業に賛同した東北4自治体(岩手県一関市、平泉町、宮城県栗原市、登米市)から、同地域の特産品であるお米を合計で400kgご寄贈をいただくことになりました。
今回のご寄贈は、東日本大震災を機に一関市とつながりがあった町田市内にある異業種工業団地「まちだテクノパーク」(東京都町田市小山ヶ丘2-2-5)を介して実現しました。
引き続きの応援、よろしくお願いいたします。もっと見るまだコメントはありません
コメントを投稿するには、 ログインとプロジェクトへの寄付が必要になります。
東京都町田市
町田市は東京都の南端にあり、半島のように神奈川県に突き出ています。古くから横浜に向かう街道は「絹の道」とも呼ばれ、交通の要衝、商都として繁栄してきました。
「新しい文化」を取り入れながら「古き良き自然・伝統」を残している町田市は、「買い物がしたい」、「自然にふれたい」、「公園でくつろぎたい」、「文化施設をめぐりたい」、「ウォーキングをしたい」などなど、老若男女を問わず様々なニーズに応えられ、近隣からも多くの人たちが集まり、商圏人口230万人の一大商業都市へと発展しています。
ぜひ、町田市においでください!
コメント投稿をありがとうございます!
あなたのその想いが
プロジェクトを動かしています。
投稿は順次、進捗情報ページへ反映されます。
反映まで数日かかることがあります。