佐賀の伝統工芸の魅力を世界へ!
カテゴリー:伝統・文化・歴史
寄付金額 2,215,000円
目標金額:10,000,000円
- 達成率
- 22.1%
- 支援人数
- 56人
- 終了まで
- 受付終了
佐賀県NPO支援(さがけん えぬぴーおーしえん)
寄付募集期間:2015年12月4日~2016年3月31日(119日間)
佐賀県 NPO支援
幕末・維新のころ日本の産業革新をリードした佐賀県には、伊万里・有田焼だけでなく、多くの魅力的な伝統工芸が受け継がれています。
佐賀錦、鍋島緞通(だんつう)、肥前びーどろ、名尾手漉和紙、諸富家具……。
それぞれの産地は、後継者不足などの課題を抱えながらも、デザインや製法を工夫し、技術の継承と発展に努力しています。
佐賀に新たに事務所を構えたNGOピースウィンズ・ジャパン(PWJ)は、その最初の活動として伝統工芸の振興を支援します。東北の伝統工芸支援で培った国際的なネットワークを生かし、デザイナーとのコラボによる商品開発などを通じて世界へ向けた新たな販路の開拓を図ります。
お礼の品は、もちろん各種の伝統工芸品。寄付をいただくこと自体が、販路の拡大につながります。
■最新のプロジェクトで支援受付中
【お知らせ】
佐賀に国内3ヵ所目の活動拠点
ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)は、広島県神石高原町に本部を置き、難民支援や災害救援の分野で約20年の歴史を持つ国際協力NGOです。これまでに世界27カ国で活動してきました。ここ数年は、新たな分野として、日本国内の地域活性化を目的とした活動にも力を入れています。神石高原町では、体験型観光パークの運営支援などを通じた過疎地の振興、犬や猫の殺処分ゼロを目指した保護・譲渡などに取り組んでいます。
PWJは2015年11月、佐賀市に国内3カ所目の事務所を開き、活動を始めることを決めました。佐賀県とも連携し、従来の活動分野である国際協力や災害救援の新たな拠点とすることに加えて、ここで最初に取り組もうとしているのが、バラエティ豊かな伝統工芸の振興に貢献することです。
東北からパリ伝統工芸展への出展に協力
PWJは今年、東日本大震災の復興支援のひとつとして、東北地方の陶芸、木工、テキスタイルなどの伝統工芸品を、パリで2年に一度開かれる国際展示会「リベラシオン」に出品することを支援しました。世界からの出品作のなかでも、日本の工芸品の質の高さには注目が集まり、展示会を主催したフランスの団体からは、フランスの工芸デザイナーと日本の作家のコラボなどを通じ、日本の伝統工芸がより積極的に欧州市場を目指すことに期待が示されました。
革新的なチャレンジを支援
工芸が長く愛され続けるためには、伝統を大切に守りながらも、時代の変化に合わせたデザインを工夫するなど、革新的なチャレンジが求められます。また、新しい販路の開拓などを通じて十分な収入を生み出し、作るための道具の調達や人材育成に投資することも欠かせません。PWJは、現場でモノづくりに携わる人のニーズをふまえつつ、東北の工芸支援で培った国際的なネットワークや、20年間のNGO活動で得たノウハウを生かし、海外市場も狙える商品開発への支援などを通じて、伝統工芸の振興・発展に貢献したいと考えています。
陶磁器だけじゃない 佐賀の工芸
佐賀県の伝統工芸として最も知られているのは、伊万里・有田焼・唐津焼に代表される陶磁器でしょう。しかし、それだけではなく、優れた特徴と歴史を持つ工芸品が他にもたくさんあります。幕末・維新期に優秀な人材を数多く輩出し、鉄製大砲の鋳造をはじめ最先端の科学技術を誇った佐賀の文化的風土も、工芸の発達と継承に影響を与えました。そのいくつかを紹介します。
佐賀錦
金箔や銀箔などを張った和紙を細く裁断して縦糸に、染色した絹糸を横糸にして少しずつ手作業で織り上げます。佐賀県出身の元首相、大隈重信が愛し、1910年にロンドンで開かれた日英大博覧会に出品されて「日本手芸の極致」と称賛されました。バッグや帯締めなどの和装小物が中心ですが、最近は名刺入れなども作られています。
鍋島緞通(なべしまだんつう)
江戸初期に佐賀の農家に生まれた古賀清右衛門が長崎で中国人から技術を教わったのを起源とし、佐賀藩が御用品として生産を奨励しました。縦糸、横糸ともに上質の木綿を使い、方眼紙に描いた図案を見ながら一段ごとに織り込んでいきます。熟練の職人でも1日に織れるのはわずか数センチ程度。優美な柄と心地よい肌触りが魅力の工芸品です。
肥前びーどろ
江戸末期、佐賀藩が近代的軍備の研究を目的として設立した「精錬方」(後の佐賀精錬合資会社)が、佐賀でのガラス製造の起源です。佐賀精錬合資会社から独立開業した副島源一郎は、オランダの文献から学んだ技術をもとに、「ジャッパン吹き」という独自の技法を編み出しました。
名尾手漉和紙
名尾の和紙作りは、江戸時代中期に農民の副業として始まりました。梶の木を釜で蒸してはいだ皮を繊維状に砕いて原料としており、緻密で色つやがよく、耐久性に優れています。均一でむらがない紙質は、照明器具にも向いています。
諸富家具
佐賀市諸富町は、筑後川の対岸にある福岡県大川市と並ぶ有数の家具産地です。その特徴は、高い木工技術に裏付けられた、オリジナリティあふれるデザイン性にあります。現代人の生活に合った機能性の高さを追求し、家具だけでなく木製玩具やインテリアアクセサリーなどを作るメーカーもあります。
お礼の品
ふるさと納税を通じてPWJの伝統工芸支援活動にご協力いただいた方には、佐賀の工芸品をお礼の品としてお届けします。実際に手元に置いて、品質の素晴らしさ、デザインの美しさを感じていただければ幸いです。寄付をして工芸品を受け取っていただくこと自体が、支援になります。
【注意事項】
※商品によっては、ご入金からお届けまでに2-3カ月かかる場合がございます。あらかじめご了承ください。
【1万円以上】の寄附でもらえる
肥前名尾和紙 封筒セット
佐賀県重要無形文化財「肥前名尾和紙」の封筒、便箋、はがきです。
肥前びーどろ 虹色一口ビール
ビールを少しだけ飲みたいときにぴったりの、上品でかわいらしいデザイン。お客様にお茶を出すときにも重宝します。
【内容】口径7cmx高さ9cm
【3万円以上】の寄附でもらえる
肥前びーどろ 虹色タンブラー
肥前びーどろの新たな定番ともいえる虹色タンブラーは、5色の色の粒を使って鮮やかな虹を表現しました。
【内容】口径7.5cm×高さ10cm ×2個セット
肥前びーどろ 銀彩角皿 中(アサギ)
銀彩角皿は、銀箔を張った後に再度ガラスでコーティングしていますので、簡単にはがれたり色落ちしたりする心配はありません。
【内容】口径19cm×高さ4cm
肥前びーどろ 肥前かんびん(青)(限定10点)品切れ中
酒の燗に使う「かんびん」は、2本のガラス竿で息を吹き込みながら成形する「ジャッパン吹き」という肥前びーどろだけの特殊技法で作られています。なめらかで艶のある肌合いが自慢です。
【5万円以上】の寄附でもらえる
諸富家具 M.SCOOP 3点セット
毎日身に着ける携帯電話、時計、メガネ。お気に入りのモノたちの「置き場所」にこだわったのが、M.SCOOPの3点セットです。洗練されたシンプルな姿は、あなたの大切なモノを置くことで初めて完成形になるデザインです。
【内容】スマートフォンスタンド、メガネスタンド、時計スタンド
諸富家具 木の食器セット
木のぬくもりが感じられる食器セットは、一つひとつ丁寧に磨き上げられ、すべすべの肌ざわり。安心素材の塗装が施され、お子様にも安心して使っていただけます。
【内容】ケヤキ材。皿 直径21cm×2枚、スプーン2本、フォーク2本
佐賀錦 名刺入れ男性用(限定10点)
両面を佐賀錦で丁寧に織った名刺入れは、精細な手仕事の極致を感じられ、手に取るだけで優しい気持ちになれます。手織りのため、同じデザインは二つとありません。
※限定10点
【内容】11.5cm×8cm。※色・柄のご指定はお受けできません。写真と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
【10万円以上】の寄附でもらえる
鍋島緞通吉島家 機械織り座布団 対角中心柄 丁字茶字(35cm×35cm)
「新鍋島」と呼ばれる機械織りの緞通は、鍋島緞通の味わいをより手軽に感じることができる製品です。
肥前名尾和紙 まゆ玉ランプシェイド
まゆ玉ランプシェイドは、1枚の和紙で作られたつなぎ目のないランプ。日中はオブジェとして、夜はやさしい灯りとして、お楽しみいただけます。
【50万円以上】の寄附でもらえる
NEW!! 佐賀錦 バッグ(限定1点)
縦糸に黒漆箔を使い、青色をベースに茶色の濃淡で色替えした幾何学模様がとてもモダンな作品です。 茶系の牛革バッグに佐賀錦をさし込んでおり、カジュアルな中に気品を感じます。 この世界にひとつのオリジナルバッグは、洋装にも和装にもよく似合います。
鍋島緞通吉島家 手織り座布団 蟹牡丹中心柄 灰地(50cm×50cm)
鍋島緞通を代表する図案である「蟹牡丹」。
その中央部の牡丹を抜き取った、木綿でできた手織のお座布団です。毛足が長く、ふかふかの感触をお楽しみください。
肥前名尾和紙 折り紙ランタン
折り紙ランタンは、1枚の名尾和紙を丹念に折ってデザインした照明で、部屋のオブジェとしても魅力的です。
【100万円以上】の寄附でもらえる
NEW!! 佐賀錦 五月人形(限定1点)
衣装は総佐賀錦で、丁寧に木目込みされた五月人形です。
縦糸に本金箔を使い、「武者わらべ」の名の通り、凛々しさの中にもわらべのかわいらしさを織りで表現しました。
付属品は、黒台、屏風、かがり火、名入れ札で、桐の箱にお入れしてお届けいたします。
鍋島緞通吉島家 手織り御前座布団 蟹牡丹中心柄縁雷文 灰地(60cm×60cm)(限定1点)
鍋島緞通の御前座布団は、蟹牡丹の周囲に雷文を配した伝統のデザイン。手織りの最高級品です。
今回取り組みを行う
ピースウィンズ・ジャパンについて
佐賀に国内3ヵ所目の活動拠点
ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)は、広島県神石高原町に本部を置き、難民支援や災害救援の分野で約20年の歴史を持つ国際協力NGOです。これまでに世界27カ国で活動してきました。ここ数年は、新たな分野として、日本国内の地域活性化を目的とした活動にも力を入れています。神石高原町では、体験型観光パークの運営支援などを通じた過疎地の振興、犬や猫の殺処分ゼロを目指した保護・譲渡などに取り組んでいます。
PWJは2015年11月、佐賀市に国内3カ所目の事務所を開き、活動を始めることを決めました。佐賀県とも連携し、従来の活動分野である国際協力や災害救援の新たな拠点とすることに加えて、ここで最初に取り組もうとしているのが、バラエティ豊かな伝統工芸の振興に貢献することです。
東北からパリ伝統工芸展への出展に協力
PWJは今年、東日本大震災の復興支援のひとつとして、東北地方の陶芸、木工、テキスタイルなどの伝統工芸品を、パリで2年に一度開かれる国際展示会「リベラシオン」に出品することを支援しました。世界からの出品作のなかでも、日本の工芸品の質の高さには注目が集まり、展示会を主催したフランスの団体からは、フランスの工芸デザイナーと日本の作家のコラボなどを通じ、日本の伝統工芸がより積極的に欧州市場を目指すことに期待が示されました。
革新的なチャレンジを支援
工芸が長く愛され続けるためには、伝統を大切に守りながらも、時代の変化に合わせたデザインを工夫するなど、革新的なチャレンジが求められます。また、新しい販路の開拓などを通じて十分な収入を生み出し、作るための道具の調達や人材育成に投資することも欠かせません。PWJは、現場でモノづくりに携わる人のニーズをふまえつつ、東北の工芸支援で培った国際的なネットワークや、20年間のNGO活動で得たノウハウを生かし、海外市場も狙える商品開発への支援などを通じて、伝統工芸の振興・発展に貢献したいと考えています。
現在進捗情報はありません。
佐賀県NPO支援
佐賀県のふるさと納税は、皆様が支援したい佐賀県内のNPO等を指定して寄附することができます。
いただいたご寄附は、その額の95%をNPO等にお渡ししており、NPO等の大きな課題の一つである資金調達を可能にします。
佐賀県は、この仕組みによりNPO等が自ら考え行動する自発の地域づくりの促進を応援しています。
※目標金額が未達成、又は目標金額以上に寄附を頂戴した場合においても、皆様がご指定されたNPO等が本プロジェクトへ寄附金を活用いたします。
コメント投稿をありがとうございます!
あなたのその想いが
プロジェクトを動かしています。
投稿は順次、進捗情報ページへ反映されます。
反映まで数日かかることがあります。