400年以上の歴史を持つ本場徳島の「阿波おどり」を継承し、その伝統と文化を発信する次世代人材を育てたい!
カテゴリー:伝統・文化・歴史
寄付金額 1,610,000円
目標金額:2,000,000円
- 達成率
- 80.5%
- 支援人数
- 30人
- 終了まで
- 受付終了
徳島県徳島市(とくしまけん とくしまし)
寄付募集期間:2019年7月1日~2019年8月31日(62日間)
徳島県徳島市
国内外にその名を知られ、まさに徳島市の「宝」ともいえる「阿波おどり」を、しっかりと未来につなぎ、日本各地そして世界に発信できる人材を育成するため、徳島市の将来を担う子ども達が、本場の阿波おどりに慣れ親しみ、その伝統や技術を学ぶことができる機会の充実を図ります。
このクラウドファンディングは『ふるさと納税』対象事業です!
ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄附ができる制度のことです。控除上限額内の2,000円を越える部分について所得税や住民税の還付・控除が受けられます。
阿波おどりを通じて郷土愛を深める
子どもの頃から阿波おどりに慣れ親しむ機会の充実
阿波おどりは、400年を超える歴史を持つと言われ、徳島市が世界に誇る伝統芸能です。本番となる毎年8月12日から15日の4日間には、国内外から100万人以上の観光客が訪れるなど、地域の活性化に寄与する最大の地域資源ともなっています。心が浮かれる「ぞめき」のリズムと誰もが簡単に参加できるおどりは、現在では、徳島のみならず、東京(高円寺)や埼玉県(南越谷)など全国各地に広がっています。
その一方で、徳島市がその「起源」であり、「本場」という事実が希薄になりつつあること、また近年の大都市圏への人口流出や少子化の影響により、おどりの担い手不足、高齢化が懸念されています。
このような課題を解決し、徳島市の伝統芸能である阿波おどりが将来にわたって継続的な発展をしていくためには、子どもの頃から、「本場の阿波おどり」に触れ、慣れ親しむ環境を確立し、阿波おどりを通じて郷土愛を育むことが重要です。
そして、郷土愛を育み成長した子どもたちにより、「阿波おどりの本場=徳島」が、全国、そして世界へと発信されると考えています。
有名連から卓越した技術と心構えを学ぶ
阿波おどりの次世代を担う人材を育成し、さらなる発展へ
「阿波おどり育成出前講座」は、市内の小学校の児童を対象に行っているもので、卓越した阿波おどりの技術を有している有名連の連員を講師として招き、阿波おどりの歴史や文化、おどりの基本動作だけでなく、「おどりへの心構え」なども教わります。そして、運動会などの学校行事や、本番の演舞場などでその成果を発表することで、人前でおどる楽しさや達成感を学びます。
皆様方からのご支援を、この「阿波おどり育成出前講座」の開催校を拡大させるための費用として充てさせていただき、より多くの子ども達が本講座を受講できる機会を増やします。
本講座をきっかけに、子ども達が阿波おどりに興味を持つだけでなく、将来的には、「連」などに加入することで、その技術が磨かれ、阿波おどりのさらなる発展につながると考えています。
寄附金の使い道
阿波おどり育成出前講座の開催校数を拡大
・講座拡大に係る費用:200万円(現在の4校募集から10校へ)
※目標金額以上の支援をいただいた場合、阿波おどりを県外に向けて発信するため、観光キャンペーン等を実施する経費として活用させていただきます。(2次目標 300万円)
阿波おどりがつなぐ地域との絆
「阿波おどりを愛する心」から「徳島を愛する心」を育む
徳島市においても、若い世代の大都市圏等への流出による人口減少が課題のひとつとなっています。その課題の解決には、郷土愛(地域を愛する心)の醸成を図り、市民ひとりひとりの地域とのかかわりを深めることが重要です。
特に、市民間交流、世代間交流を通じて、よりそれらが促進されると考えています。徳島においては、阿波おどりが、世代を超えた地域の絆を育むことができる場のひとつとなっています。
7月頃になると、ほぼ毎日、本番に向けて阿波おどりの練習が行われます。
そこでは、年齢の異なる連員たちが互いに教え合い、競いあうことで同じ目標に向けて、絆を深め合っています。
そして、関係を深めるだけでなく、地域との絆も育まれているのではないでしょうか。
阿波おどり育成出前講座が、子どもたちの阿波おどりに対する興味や、この地域の輪の中に入るきっかけになることで地域への愛着が深まり、「徳島に住み続けたい」、「徳島に戻って地域のために活躍したい」という気持ちにつながると考えています。
事業実施のスケジュール
・令和2年4月:各小学校から開催希望校を募集
・6月~11月:阿波おどり育成出前教室の開催→運動会等の行事での披露
事業に携わる方の思い
徳島市 市長 遠藤 彰良
■徳島の未来に向けた発展のために
阿波おどりは、400年以上の歴史を持つ徳島の伝統芸能であり、徳島に住む人達にとって「宝」ともいえるかけがえのない存在です。今を生きる子ども達にその伝統、文化、技術などをしっかりとつないでいくことは、阿波おどりのさらなる発展に特に重要なことだと考えます。
阿波おどり育成出前講座は、本場徳島で長い歴史を持つ有名連の踊り手や鳴り物の方々から阿波おどりを直接教わることができる貴重な機会となっています。
また、本講座を通じて子ども達が徳島の文化に触れることで、郷土愛の醸成が図られ、将来、徳島を全国に発信する人材へと成長することにつながるものと期待しております。
徳島の未来をつくるこの取り組みにぜひとも多くの皆様のご協力をいただければ幸いです。
寄附者のみなさまへ
徳島市からのメッセージ
本プロジェクトにご支援いただいた方には、ご支援額に応じて、「徳島らしさ」を感じていただける品物をご用意しています。
また、法人の皆様には、ご支援への感謝を伝えるメニューを準備しております。
温かいご支援を何卒よろしくお願いいたします。
お礼の品一覧
本プロジェクトへご支援いただいた皆様にお礼状を送付させていただきます。
※本プロジェクトにおけるお礼の品送付は、徳島市外の方が対象で、市内の方は対象外となります。ご承知おきのほど、よろしくお願いいたします。
-
2019年09月10日 14:53
寄附募集期間終了と寄附の御礼
本プロジェクトは8月31日を以って、寄附募集期間を終了しました。
たくさんの寄附をいただき、誠にありがとうございました。
本年の阿波おどりは、台風の影響で、14日、15日が中止となったものの、12、13日の2日間で70万人を超える観光客の皆さまに徳島市を訪問していただきました。
改めて阿波おどりは、本市が誇るべき”宝”であると認識した次第です。
今回、目標金額の達成は惜しくも叶いませんでしたが、本市が世界に誇る阿波おどりを次世代につなげるべく、
皆様からの寄附金は責任を持って、本プロジェクト事業費の阿波おどり育成出前講座開催費用の一部として、活用させていただきます。
今後とも徳島市を応援いただけますと幸いです。もっと見るまだコメントはありません
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徳島県徳島市
徳島市は、四国の東部に位置し、中心部には緑のランドマークである「眉山」がそびえています。また、四国一の大河「吉野川」をはじめ大小138もの川が流れていることから、「水都」とも言われています。自然豊かな環境で育った食材を活かしたグルメや、今も各地に根付く伝統文化、そして毎年国内外から100万人以上が訪れる徳島が世界に誇る「阿波おどり」など数多くの魅力があります。
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