「水戸のコウノトリを未来へつなぐ |コウノトリ羽ばたきプロジェクト|」

カテゴリー:動物 

main_img 達成間近

寄付金額 875,000

87.5%

目標金額:1,000,000

達成率
87.5%
支援人数
44
終了まで
37
/ 48

茨城県水戸市(いばらきけん みとし)

寄付募集期間:2025年4月14日~2025年5月31日(48日間)

茨城県水戸市

プロジェクトオーナー

2024年の夏、水戸市に初めてコウノトリが飛来し、その後市内に巣を作る姿が確認されました。コウノトリは国の特別天然記念物および環境省レッドリストの絶滅危惧ⅠA類に指定されています。
皆さまのご寄附は、生まれたヒナの足環装着作業や観察マナーの啓発活動、生態系の保全等に活用されます。足環を装着することで、個体ごとの移動や繁殖状況を記録し、保護のための貴重なデータを蓄積できます。
コウノトリの未来を守るため、生息状況の把握と保護活動が重要です。ぜひご支援をお願いいたします。

※水戸市民の方も御寄附いただけます。(返礼品はありません。)

美しいコウノトリを未来へ残すため、生まれたヒナへの足環装着

水戸のコウノトリを未来へつなぐ ~コウノトリ羽ばたきプロジェクト~

2024年の夏、水戸市に初めてコウノトリが飛来し、その後市内に巣を作る姿が確認されました。コウノトリは国の特別天然記念物および環境省レッドリストの絶滅危惧ⅠA類に指定されています。翼を広げると2mにもなる大きな鳥で、空を舞う姿はダイナミックで美しいです。

誕生するヒナが無事に成長し、水戸生まれのコウノトリとして大空に羽ばたけるように「水戸のコウノトリを未来へつなぐ ~コウノトリ羽ばたきプロジェクト~」を実施します。

個体ごとの移動や繁殖状況を記録し、保護のための貴重なデータを蓄積するために生まれたヒナの足環装着作業や観察マナーの啓発活動、生態系の保全等を行います。
※足環装着作業は専門家等の協力の下、コウノトリの安全とストレスに十分配慮し、万全な体制で実施します。

2024年の夏 水戸市に初めてコウノトリが飛来、営巣

日本に約450羽しかいないコウノトリを守りたい

水戸市で巣作り中のコウノトリ

明治10年ごろには日本全域で生息が確認できたコウノトリですが、田んぼの農薬に含まれる水銀や狩猟などの影響で昭和46年には野生のコウノトリは絶滅してしまったと言われています。

一度は絶滅したコウノトリ、兵庫県と豊岡市からはじまった保護活動と人口飼育、平成6年に開始した野生復帰計画により、少しずつ自然繁殖で個体数を増やしていますが、それでも日本の基準では「絶滅危惧ⅠA類」(-ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて
高い)に該当する動物です。

プロジェクト担当職員たちの想い

最初に水戸市内でコウノトリが発見された時はとても驚き、希少な鳥が水戸市にも来ているということを嬉しく思いました。

コウノトリが長距離を飛行できるということもあり、旅行に来ているだけだと思われていましたが、その後、営巣が確認され、初観察で初営巣という貴重な瞬間に立ち会うことができました。

営巣発覚後、雛の足環装着作業など、今後の対応について検討しておりましたが、コウノトリの産卵や孵化、巣立ちなどについて、知識や経験もないため、コウノトリ保護団体や経験のある他市町村にアドバイスをいただきながら準備を進めております。

水戸市の環境を気に入り、営巣地として選んでくれたコウノトリたちのためにも、できる限りのことをしていきたいです。

水戸に飛来した親鳥の個体情報

水戸市に営巣した親鳥

※写真はミズキ
お父さん
個体番号:J0388(愛称:ミズキ)
年齢:3歳(2025年5月で4歳)
生まれ:千葉県野田市

お母さん
個体番号:J0259
年齢:5歳(2025年5月で6歳)
生まれ:福井県坂井市

コウノトリは,一夫一妻で繁殖し,抱卵等を雌雄が共同で行います。今回水戸市に来たペアは2023年に茨城県行方市内で繁殖が確認されています。

寄付金の使い道

生まれたヒナの足環装着作業

コウノトリは、個体群管理のため生まれたヒナに「足環」の装着が必要となります。

私たちでいうところの「名札」にあたり、この足環によって、いつ・どこで生まれ、親がだれなのかが分かるようになり、個体ごとの移動や繁殖状況を記録することで、保護のためのデータの蓄積にもなります。

また、コウノトリの絶滅の原因のひとつとして、近親交配による遺伝子的劣化が指摘されています。個体判別ができるようになることで、まだ国内で個体数が少ないことから起こりうる近親婚での悪影響の対策にもつながります。

高所に営巣したコウノトリの足環装着のため、専門家協力費用や高所作業費用に充てさせていただき、コウノトリの安全とストレスに十分配慮し、万全な体制で行います。

提供:兵庫県立コウノトリの郷公園

観察マナーの啓発

適正な距離での観察をお願いする立看板作成します。

飛来したコウノトリは野生動物です。産卵以降は親鳥が特に神経質になるため静かに見守りましょう。

また、巣の周辺は道幅の狭い農道になっております。路上駐車が続くと危険なため長時間の駐車はしないで距離をとって見守りましょう。

生態系の保全

写真は千波湖ビオトープ作りの様子

コウノトリは昆虫や魚類爬、虫類の他、ネズミなどの小型哺乳類などを食べます。一日当たりの餌の量は、約400~500g程度といわれており、昆虫換算では約100匹ほどとなります。そのため、コウノトリが生息するには餌が豊富で豊かな自然環境であることが必須条件となります。

コウノトリは食物連鎖の頂点であり、他の生き物から襲われる可能性はほぼありませんが、餌となる生き物たちが食い荒らされることを防ぐためにも、外来生物の駆除作業を行うことが必要と考えています。

水戸市環境保全課では年間を通して、水戸市の生態系を守るための対応を行っています。皆様からいただいた寄附金を生態系の保全のための水戸市周辺地域に生息する外来生物の駆除費等にも活用させていただきます。

寄付金の使い道

1.生まれたヒナの足環装着作業
 ・鉄塔管理者にヒナの運搬等を依頼する高所作業費
 ・獣医師や専門家の交通費等
 ・足環装着作業に使用する道具等の購入
2.観察マナーの啓発
 ・適正な距離での観察をお願いする立看板作成費等
3.生態系の保全
 ・水戸市周辺地域に生息する外来生物の駆除費

※目標金額を上回った場合や下回った場合でも、皆様からいただいた寄附金は本プロジェクトに活用させていただきます。

プロジェクト事業実施スケジュール

・2025年4月:看板の作成と設置
・2025年5月:足環装着作業
・以降順次:観察と記録
・通年:生態系の保全

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

  • 2025年04月23日 11:22

    ヒナを3羽確認できました!

    4月22日(火)にヒナが3羽いることを確認できました!
    元気いっぱいなヒナたちは、少し顔を見せては、すぐ隠れたりと正確な数を中々教えてくれませんでしたが、タイミングよく3羽の姿が見える瞬間を撮影することができましたv(^-^)v
    撮影時に巣にいたのはヒナたちのお父さんであるJ0388(愛称:ミズキ)。足下でヒナたちがひょこひょこしているのに対し、堂々とした佇まいでした。
    引き続き、この3羽の成長を見守っていきたいと思います。

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  • 2025年04月18日 18:13

    ヒナが生まれました!

    4月17日(木)についにコウノトリのヒナの姿をカメラに収めることができました!
    距離が離れているので鮮明ではありませんが、可愛らしいお顔がしっかり写っています!(しかもカメラ目線...)
    親鳥と比較するともちろんまだまだ小さいですが、水戸生まれのコウノトリとしてすくすく育ってくれていることがわかりとても嬉しいです(T-T)

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    コメント 1件

    ゲスト さん

    お疲れ様です。
    水戸生まれのコウノトリの雛が無事に巣立つよう、見守りよろしくお願いします。

    2025/4/21 23:01

    ゲスト さん

    お疲れ様です。
    水戸生まれのコウノトリの雛が無事に巣立つよう、見守りよろしくお願いします。

    2025/4/21 23:01

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茨城県水戸市

水戸市は、東京から約100kmの距離にあり、関東平野の北東端に位置する茨城県の県庁所在市です。
古くから交通の要衝にあり、水戸徳川家の城下町として繁栄し、行政・文化・産業等の都市機能を集積しながら発展してきました。
市街のほぼ中央に位置する偕楽園公園は、日本三名園の一つ偕楽園と、千波湖及びその周辺の緑地からなる300haの公園で、まちなかにいながら身近に自然を感じることができます。また、偕楽園とともに日本遺産に認定された弘道館や世界に向けた芸術・文化の発信拠点となる水戸芸術館があるほか、水戸黄門まつりや水戸の梅まつり等のイベントが開催されるなど、様々な魅力を発信しています。
ふるさと納税を通し、本市のまちづくりを応援していただき、「黄門さまのふるさと水戸」の魅力をさらに知っていただければ幸いです。
水戸から、地方から、日本を元気にしていきますので、ご支援のほどよろしくお願いいたします。