日本遺産“灯（あか）り舞う半島能登～熱狂のキリコ祭り～”を未来へ継承！豪華絢爛な総輪島塗りのキリコ製作プロジェクト

【完成のご報告】
　クラウドファンディングへのご支援
　誠にありがとうございました。

2015年7月～８月中旬にかけてクラウドファンディングを実施しておりました、
「日本遺産“灯（あか）り舞う半島能登～熱狂のキリコ祭り～”を未来へ継承！豪華絢爛な
総輪島塗りのキリコ製作プロジェクト」が完了し、2016年8月20日（土）に、製作したキリコの
展示場である輪島キリコ会館から朝市まで練り歩き、完成のお披露目をしました。

輪島キリコ会館
　http://http://wajima-kiriko.com/

製作過程はこちらから
　https://goo.gl/qkJG23

能登半島の「キリコ」ってなに？

簡単に説明すると、お神輿のお供に大勢で担ぐ巨大な灯籠(とうろう)で、江戸時代より石川県能登半島に伝わるお祭りのシンボルです。

能登の夏、キリコが勇烈にいざなう祭りの事始め
漆黒の空にロマンが舞い、能登千年の灯がエネルギッシュにはじける

キリコ祭りは夏の3ヶ月間で、能登の3市3町の200地区以上で行われています。その中でも輪島市の輪島大祭はとても有名です。

大きな奉燈（ほうとう　※担ぎ棒付きの灯篭）を何十人もの氏子たちが担ぎ出します。神輿を先導し、威勢よい掛け声を響かせながらまちを練り歩き、巨大な松明の炎とともに夜空を染めます。その熱い華やぎが、観た者の魂をはずませます！

最大で4階建てビルほどの巨大なキリコは、能登の伝統のお祭り。日本人の美意識や信仰心が色濃く残されます。夕闇をほんのり明るく照らすキリコ燈籠の行き交う様子は実に幻想的で、一見の価値があります。

2015年4月24日、文化庁が “灯（あか）り舞う半島能登～熱狂のキリコ祭り”を日本遺産に認定

文化庁により、地域の文化財や伝統を観光資源として活用する「日本遺産」の第1弾に、石川県と能登の6市町（輪島市を含む）が申請した「灯（あか）り舞う半島能登～熱狂のキリコ祭り」を認定されました。

日本の原風景が広がる能登において、現代でも人々の生活に根付き継承されていることや、美しく造詣・装飾が評価されています。

「日本遺産」は国内の文化財を地域やテーマごとに認定し、海外に発信していくため、文化庁により新設されました。「能登キリコ祭り」は日本が推進しているクールジャパン政策への貢献（日本への観光誘致）が期待されています。

クールジャパン！日本遺産「キリコ祭り」を世界に発信！
ですが、課題もあります。

能登半島では過疎化と高齢化の影響により、キリコの作り手と担ぎ手が減少が危惧され、未来への継承が現在の課題です。

そこで、能登半島にある石川県輪島市がキリコ文化を未来へ継承、世界発信していくために「キリコ文化保存継承活動プロジェクト」を立ち上げました！

輪島市の伝統“輪島塗り”と能登半島の伝統“キリコ”がコラボ！
キリコ文化保存継承活動の象徴に！

国の重要無形文化財であり、市を象徴する産業でもある「輪島塗」は、室町時代より伝えられ、長い歴史の中で磨き上げられた日本を代表する伝統工芸です。しかし、最盛期には180億円にも達した生産額は、現在は40億円と大きく減少しています。

また、江戸時代に起源があるとされ、日本遺産にも認定された「キリコ祭り」は、能登の夏の風物詩的な行事として有名です。各地で大きさや豪華さを競い合ったキリコですが、電気の普及による電線の影響で徐々に小型化されたり、少子高齢化・過疎化の急速な進展に伴い、担ぎ手不足に悩まされています。

そうした中、伝統産業である「輪島塗」と、伝統文化である「キリコ祭り」を融合することにより、これらの問題を同時に解決する契機とするだけでなく、伝統産業・文化を未来へと継承したいと考えています。

お礼の品のご紹介

■加能ガニ

「加能ガニ」とは、石川県沖で水揚げされた雄のズワイガニのこと。「加賀」と「能登」から一文字ずつ取って名付けられました。今回はお礼の品として、輪島港で水揚げされた加能ガニ（タグ付き）をお届けします。

特徴は柔らかい殻にぎっしり詰まった身、ふっくらした歯ごたえ、そしてジューシーな甘み、甲羅にたっぷりの濃厚なカニ味噌です。ぜひ極上の味わいをご堪能ください。

※お届けにつきましては、下記のとおりとさせていただきます。
ボイル：配送指定はできませんが、お届けは11月下旬から12月上旬になります。
冷　凍：11月20日～12月31日までの期間内で到着日をご指定ください。

■能登牛

生産量が少ないため、ほぼ県内でしか流通しておらず、「幻のブランド牛」とも言われている能登牛。

能登の海と山に囲まれた美しい自然の中で丹精込めて育てられた能登牛は、きめ細やかな肉質と良質な脂が特徴です。

希少なため、少量でのご案内となりますが、ぜひ一度ご賞味ください。

※現在、品薄のためお届けまでに3ヶ月程度かかる場合があります。

■輪島塗

英語で「Japan」と呼ばれる漆器は、日本が世界に誇る工芸品です。なかでもここ輪島の特産品である輪島塗は、その堅牢さと華やかさで知られています。

輪島塗の特長は、「天然の木材を使う」「天然漆を使う」「輪島産の珪藻土を焼いて粉末にした『地の粉』を下地に使う」「木地の破損しやすい部分に布着せ（ぬのきせ）を行う」といったもので、こうした独自の技法は、長い年月をかけて確立され受け継がれてきました。

多くの人を魅了する輪島塗の高級漆器を、お礼の品としてご用意しました。

新しいお礼の品として、輪島塗の名札が追加になりました。名札は2枚お作りし、1枚はご自宅に、もう1枚は輪島キリコ会館に掲示いたします。

輪島キリコ会館は2015年3月にリニューアルオープンしました。実際の輪島大祭で担ぎ出されるキリコが展示され、いながらにしてキリコ祭りの雰囲気が楽しめます。

※名札は単品（小のみ）または寄附金額に応じての特産品との組み合わせ のみとさせていただきます。
【寄附金額　10,000円～49,999円】名札（小）：たて15cm×よこ5.5cm×厚さ0.9cm
【寄附金額　50,000円～99,999円】名札（中）：たて15cm×よこ8cm×厚さ0.9cm
【寄附金額　100,000円以上】 名札（大）：たて15cm×よこ10.7cm×厚さ0.9cm