岩手県大船渡市で発生した山林火災での緊急支援活動を支えてください
カテゴリー:災害
寄付金額 1,012,000円
目標金額:1,000,000円
- 達成率
- 101.2%
- 支援人数
- 65人
- 終了まで
-
37日
/ 90日
佐賀県NPO支援(さがけん えぬぴーおーしえん)
寄付募集期間:2025年3月3日~2025年5月31日(90日間)
佐賀県NPO支援×Civic Force

岩手県大船渡市で2月26日、山林火災が発生し2日が経った28日も延焼が続いています。2月28日時点で、焼失した面積はおよそ1200ヘクタールにのぼります。
これまでに1人が遺体で見つかり、住宅など84棟が被害を受けたとみられますが、現場では消火活動が続いており、被害の全容はまだ明らかになっていません。
市は、三陸町綾里全域の850世帯2060人、赤崎町の7地区490世帯1246人の合わせて1340世帯3306人に避難指示を出し、小学校や公民館に避難所を設けています。県によれば、27日午後10時時点で大船渡市に開設されている避難所と福祉避難所には877人が避難しています。
今後被害の拡大が予想される中、Civic Forceは2月28日に、隣県の宮城県からスタッフ1人を派遣。
東日本大震災以降つながりのある岩手県内外のNPOや空飛ぶ捜索医療団“ARROWS”と連携・協力しながら、緊急支援物資の配布や避難所サポートなどの被災者支援活動を行う予定です。
皆様のあたたかいご支援をどうかよろしくお願いいたします。
山林火災での緊急支援活動を支えてください

Civic Forceが運営する物資支援のデジタルプラットフォーム「GoodLinks」を通じた物資支援のほか、ARROWS実施の人命救助・捜索・医療活動の後方サポート、その他被災地のニーズに沿った支援を行います。
寄附金の使い道
緊急支援物資の調達・配布(水、食料、衛生用品、感染症対策のアルコールやマスク等の物資輸送等)、避難所サポート、ボランティアや被災地で活動する地元NPOなどのサポート費用、その他被災地のニーズに応じた支援活動 など
※活動地域・内容についても、今後の状況次第で拡大・縮小の予定がございます。その際には「進捗情報」を活用し、報告いたします。
※指定寄付のうち、15%を運営費として活用させていただきます。
【目標金額に達しなかった場合の寄附金の取扱い】
目標金額に達しなかった場合、集まった寄付金の範囲内で活動を行います。また目標金額以上の寄付をいただいた場合、被災地の復旧・復興支援活動に充てさせていただきます。
Civic Forceについて

Civic Forceは、大規模災害時に、企業・行政・地域などと連携して、被災地に迅速かつ質の高い支援を届けるため、2009年に発足した公益社団法人です。
各パートナーと、災害が起こる前から、災害時の支援プログラム策定や訓練、防災活動などを行い、災害時に迅速で効果的な支援を実現できるよう準備を行っています。
これまでの緊急支援の実績は、以下の通りです。
・2011年3月:東日本大震災支援
・2012年7月:九州北部豪雨支援
・2014年8月:広島土砂災害支援
・2015年9月:関東大雨災害支援
・2016年4月:熊本地震支援
・2017年7月:九州北部豪雨支援
・2018年7月:西日本豪雨支援
・2018年9月:北海道胆振東部地震支援
・2019年7月:佐賀豪雨支援
・2019年10月:台風19号支援
・2020年1月:新型コロナウイルス対策支援
・2020年7月:令和2年7月豪雨
・2021年7月:熱海土石流災害支援
・2021年8月:九州豪雨
・2022年7-8月:台風14号・15号支援
・2023年5月:石川・能登地方地震
・2024年1月:石川・能登半島地震
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2025年04月17日 08:22
4/12-13活動報告 「気持ちよく眠れるように」。避難所2カ所で布団乾燥プロジェクト
2月に大船渡市で発生した大規模な山林火災では、3月31日時点で全壊175棟を含む221棟の建物被害が確認され、本日14日から市役所で公費解体の申請受付が始まりました。市内2カ所の避難所には、引き続き60人近くの人が避難し、避難所以外にも130人以上が親戚や知人宅などで避難生活を送っています(4月11日時点、大船渡市ホームページ)。
「長引く避難所生活で布団のにおいが気になる」「敷きっぱなしで布団がへたってしまった」「湿気で段ボールベッドの耐久性が落ちてつぶれてしまい、交換した」。避難者や自治体職員の方からそんな声を聞き、CivicForce(シビックフォース)は4月12日、避難所の環境改善の取り組みとして、布団の乾燥支援を開始しました。
布団乾燥の仕組みとして、トラックの荷室内を断熱材で覆い、ジェットファンと吸気用ダクトを使って高温で乾燥させる密閉空間をつくり出しました。トラックの荷室内には布団干しスタンドを設置。50度以上になった荷室に布団を干すことで湿気をとるだけでなくダニを死滅させ、乾燥後に布団用掃除機をかけることでダニやホコリを除去します。
4月12日、避難所となっている綾姫ホールの入口横で、避難者の皆さんの布団を預かり、布団を乾燥。敷き・かけ布団、タオルケットなど7人分18枚の布団乾燥を担いました。
また、翌13日の日曜日、37人が避難生活を送るもう一つの避難所、福祉の里センターでも布団の乾燥とダニ・ホコリ除去の支援を実施。敷・かけ布団合わせて23枚を熱風乾燥して、避難者の皆さんにお返ししました。
布団を受け取った避難者の皆さんは「避難所では布団が干せないから助かった!」「これで気持ちよく眠れる」「思った以上に、きれいにふかふかになって戻ってきて、びっくりしました。もし次があるならまたお願いします」と笑顔を見せてくれました。
支援実施に向けて日程調整や告知のご協力をいただいた市の職員さんからも、「ここ数日は天気もぐずついていて、そんな中で干し立ての布団で寝れるのは、気持ちがアガる支援だと思います。布団は避難所内の寝床(テント)におきっぱなしになりがちですが、布団を乾燥している間に、テント内の掃除をされている方もいて、衛生環境も改善されたと思います」と話してくれました。
好評だったことから、今月中にもう一度、布団乾燥プロジェクトを実施する計画です。
Civic Forceでは引き続き、被災地で暮らす皆さんとのコミュニケーションを大切にしながら、一人一人のニーズに合った支援を届けられるよう尽力します。
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2025年03月15日 11:34
3月10日活動報告 「人手が足りない...」。 避難所撤収・集約化のお手伝いをしました
山林火災発生から12日目の3月10日、大船渡市は三陸町綾里の979世帯、2,424人に対し避難指示の解除を発表し、市内すべての地域で避難指示が解除されました。11日午後5時時点で避難所には計65人、親戚・知人宅などに141人が避難しており、福祉避難所を除く6カ所の避難所が、市内2カ所(B&G海洋センター/福祉の里センター)に集約されることが決定しました。市は応急仮設住宅や生活再建支援、災害廃棄物の処理などに関する説明会を開いて、避難者の皆さんの意向を確認する予定です。
CivicForceスタッフは11日、旧避難所に設置されていた洗濯乾燥機や食料・飲料品などの支援物資を、新たに開設された三陸町綾里の三陸B&G海洋センターに搬送するお手伝いをしました。合わせて、連携する緊急災害対応アライアンスSEMAの協力で届けられたフルーツジュース(オイシックス)を同センターにお届けしました。
また、「撤収作業の人手が足りない」との声を受け、越喜来小学校と旧吉浜中学校の避難所でテントをたたんだりダンボールベッドを片付けたり、避難所を運営する市の職員や連携する空飛ぶ捜索医療団"ARROWS"など他団体の皆さんと協力して、避難所集約化のお手伝いをしました。
なお、大船渡市はこの日、東日本大震災から14回目の3月11日を迎えました。地震が発生した午後2時46分、市内にはサイレンが鳴り響き、私たちも片付けや作業の手を止めて黙とうを捧げました。山林火災で家を失った方、避難指示解除に伴い帰宅された方、それぞれの立場は異なりますが、多くの人が14年前に起こった出来事に想いを馳せました。
なお、11日に岩手県で開催された東日本大震災津波追悼式後、岩手県知事は山林火災の原因を追究するとともに、林業を復興させていく」と表明。全国的に山火事が増える中、これから設置される防災庁をはじめ、自衛隊、消防庁、各省の関係者、地方自治体などが一致団結していけるようにしたいと語りました。
山火事被害の被災地で活動するのは私たちにとって初めての挑戦ですが、東日本大震災の経験をもとに迅速に動く大船渡市の皆さんをバックアップできるよう、引き続き被災地での活動を続けていきます。特に、住宅被害が甚大な綾里地区近隣の調査や新たに開設された避難所のニーズを確認しながら、必要な支援・サービスを届けていく予定です。
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2025年03月14日 11:32
3月9日活動報告 避難指示解除 被災された方の生活再建に向けて
たくさんのご支援と応援メッセージをいただき、誠にありがとうございます。皆さんのご支援が大きな励みとなっています。
私たちは週末も大船渡市内の避難所を回って、避難所を運営する方や避難者の皆さんの声に応える形で物資を届けながら、移り変わるニーズを確認しています。9日は、連携する緊急災害対応アライアンス「SEMA」の参加企業から提供いただいた靴下(ナイガイ)150足、長袖シャツや下着(千趣会)など120着を三陸公民館の避難所に届けました。「お弁当などが続き栄養が偏りがち」との声を受けて、新鮮なイチゴ64パックもお届けしました。
また、越喜来小学校でもイチゴ40パックと小分け用の紙コップ、ポリ手袋などをお届け。野菜が足りないとの声を受け、野菜ジュース144本も届けました。
被災者の方々の多くは急な避難を余儀なくされ、着の身着のままで避難所まで移動された方もいます。清潔な衣服を身につけたり、新鮮な果物を食べたり、災害前は当たり前にできていた行為を一つでも多く取り戻すことも「災害関連死」を防ぐ一歩です。
私たちは、これまでの支援活動の経験をもとに、ただ支援物資を運ぶだけではなく、被災者の方々のニーズを丁寧に聞き取り、それらの声に迅速かつ的確に応えるため、被災地内外の複数のメンバーが尽力しています。
3月9日夕方、大船渡市は火災の「鎮圧」を宣言し、本日10日、すべての地区で避難指示が解除されました。「やっと帰れる」と安堵の声がある一方、市の調査の結果、210棟以上の建物で被害が確認されました。大船渡市は、被災した住民の皆さんに向けて当面の間、避難所の運営を続けるほか、仮設住宅の建設や民間のアパートを活用する「みなし仮設」、空いている公営住宅のリストアップなどの調整を進めています。また、国は「激甚災害」の指定の見込みが立ったことを踏まえ、豊かな森林の回復に向けた復旧事業への支援や水産業などなりわいの再建支援にも着実に取り組んでいくとしています。
CivicForceは引き続き市内外の動きを注視し、大船渡市で被災したみなさんのニーズを確認しながら、必要なところに必要な支援を、タイムリーに届けていきます。
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2025年03月07日 13:06
大船渡山林火災支援活動 3月6日のNHK (岩手 NEWS WEB) で紹介されました
岩手県大船渡市で続く山林火災。発生から1週間余りがたった現在、1,200人以上の方が市内12か所の避難所で避難生活を続けています。避難生活がさらに長引くことが予想される中、CivicForceは昨日6日、先日の聞き取り調査でニーズが高かった果物や野菜ジュースなどの支援物資を、越喜来小学校と三陸町中央公民館の避難所に届けました。
活動の様子が3月6日のNHKニュースで紹介されました
https://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/20250306/6040024768.html
関連リンク
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2025年03月05日 16:09
夕食にもう1品! イチゴ110パックをお届けしました
岩手県大船渡市で2月26日に発生した大規模な山林火災から1週間が経ちます。消防や自衛隊など関係者の皆さんが懸命な消火活動に当たっていますが、まだ鎮火の見通しは立っておらず、これまでに約2,600ヘクタールが焼失、少なくとも84棟以上の建物被害があったとみられます。今日から明後日までの雨によって火の勢いがおさまることが期待されています。
2月28日から大船渡の避難所などを回って支援活動を続けるCivicForceスタッフは4日、三陸公民館でイチゴ56パックと仕分け用の紙コップ300個、靴下42足、ミニコンテナ2つをお届けしました。
「市から提供される弁当や炊き出しを出しているが、生鮮品はなかなか食べられていない。フレッシュなイチゴはとてもありがたい」。そう笑顔で話してくれたのは公民館の館長さん。避難所運営に携わる市の職員の方によれば、イチゴは4日の夕食の際に避難者の方に配られたとのこと。婦人部の皆さんが協力して仕分けをしてくれました。
避難所では、「トマトもしばらく食べてない」「避難所で出す食事は栄養が偏りがちで野菜ジュースなどはすぐなくなった。」「車がある人は街まで行って好きなものが買えるけれど、そういうわけにはいかない人もいる」との声も聞かれました。
イチゴには、免疫力を高めるビタミンCや食物繊維、葉酸、アントシアニン、キシリトールなどの栄養素が含まれ、むくみ解消や高血圧予防に役立つ栄養素が豊富です。今回はこれまでの災害支援の経験から、避難所で不足しがちな栄養素に注目し、避難者の皆さんの健康に配慮した生鮮品をお届けしましたが、避難生活の長期化が予想される中、引き続き一人一人のニーズにあった支援に努めます。
同日、越喜来小学校にもイチゴ54パックと仕分け用の紙コップ300個、靴下300足をお届けしました。イチゴは同日の夕食に避難者の皆さんに食べていただきました。一昨日のニーズ調査の結果を受けて、ショッピングバッグ200袋も一緒にお渡ししました。
市の職員の方によれば、「物資は市から届くし、持ち込み支援をしてくれる個人や団体の方もいるが、まとまった数がないケースもあります。こうしてまとまった数を事前に相談して持ってきてもらえるととても助かります。」と話してくれました。
発災から1週間。市の職員の皆さんは平常業務を続けながら緊急対応にあたっていますが、避難所から離れられず、「仕事が溜まっていて心配」と少し疲れた様子の方もいらっしゃいました。避難所では新たなニーズ調査のほか、物資搬入のお手伝いなども行いました。
岩手県では今日から公立高校の入試があり、昨日訪れた避難所では避難指示区域で受験に臨む中学生が勉強している様子も見られました。大船渡市内では5日現在、市内で8つの避難所と4つの福祉避難所が開設され、合わせて1,231人が避難しているほか、知人や親戚の家に避難している方が2,880人います。
連携する空飛ぶ捜索医療団ARROWSや地元NPOなど被災地で支援活動に携わる団体などと協力しながら、引き続き効率的でニーズに合致した支援の実現を目指しています。
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2025年03月04日 11:23
避難所にみかんと野菜ジュース、マスクなどを届けました
2月28日に隣県の宮城から大船渡市に入ったCivic
Forceスタッフは、昨日3月2日、三陸町綾里の住民を中心に300人近くが身を寄せる三陸公民館で、みかん11箱とマスク4箱、野菜ジュースなどを届けました。
また、約250人が避難する越喜来小学校でも、みかん10箱とマスク4箱をお届けしました。受付の方の話によれば、みかんは同日の夕ごはんと一緒に配られる予定です。
避難所で寝泊まりする方々の食事は、飲食店組合などによる炊き出しが行われていますが、店を休んだり手弁当で支援をしている地元の皆さんもいます。避難の長期化が予想される中、健康状態を悪化させないための栄養面の支援や感染対策のサポートが引き続き必要とされます。
山林火災は延焼が続き被災地域への立ち入りが規制されていますが、避難所の窓からは山と山の間から煙がのぼっている様子が見えます。避難所では、テレビのニュースを見たりスマートフォンで検索したり情報を得ながら動揺する住民の方もいて、「自宅の状況だけでも早く知りたい」と願う声も上がっています。
大船渡市の山林火災は、空と地上から懸命な消火活動が続けられていますが、3月1日、焼失面積は約1200ヘクタールから約1400ヘクタールへと拡大。空気の乾燥や強風で延焼しやすい状態にあり、一部で炎を抑えたものの全体的な鎮火はまだ見通せないと言います。市は新たに141世帯333人に避難指示を発令し、今週末は1,000人以上が避難所で不安な時間を過ごしました。また、避難所だけでなく、知人や親戚の家に逃れた人も2000人以上にのぼるという数字も発表されていて、被害や避難状況の正確な数字を把握するのが難しい状況です。
私たちは他の支援団体とも協力しながら、避難所だけでなく知人の家へ避難している人や車中泊の人などの支援ニーズなども把握し、できる限りのことを実施していく計画です。
また避難所でのニーズ調査を受けて、3月2日、九州・佐賀にある物資倉庫から、備蓄物資として保管している靴下とエコバックなどを発送。被災地に届き次第、避難所などにお届けする予定です。
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