江戸時代から続く桜並木を将来に引き継ぐ-戸塚区柏尾川桜並木-

カテゴリー:観光・PR 

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寄付金額 2,397,000

34.2%

目標金額:7,000,000

達成率
34.2%
支援人数
73
終了まで
66
/ 90

神奈川県横浜市(かながわけん よこはまし)

寄付募集期間:2025年4月3日~2025年7月1日(90日間)

横浜市戸塚区区政推進課

プロジェクトオーナー

横浜市戸塚区の玄関口である戸塚駅付近には300本以上の桜が連なる柏尾川桜並木があります。桜の開花時期には、満開の桜が戸塚区を訪れる方を迎えます。

柏尾川桜並木は江戸時代の安政3年に植樹されたことが始まりといわれています。昭和初期の頃には、関東屈指の桜の名所として、与謝野鉄幹、晶子夫妻も一首詠むほどでした。しかし、近年、桜の老齢化や病害等により倒伏する危険のある桜が増加し、歩行者の安全確保のため、伐採を余儀なくされています。

地域の皆様に長く愛され、親しまれてきた柏尾川桜並木を将来に引き継いでいきたいという思いからこのプロジェクトを立ち上げました。横浜市の予算に加え、いただいたご寄附を活用させていただき、伐採した桜の植替えや生育環境の整備等、保全・再生を進めていきます。

150年以上の歴史がある、柏尾川桜並木を皆様と共に守り、将来へ引き継いでいきたいと思います。皆様のご協力をお願いいたします。

柏尾川桜並木って ?

戸塚区民に愛される柏尾川桜並木

柏尾川桜並木はJR東海道線、横須賀線、湘南新宿ライン、横浜市営地下鉄の戸塚駅からすぐのところに位置しています。桜が咲く季節になると毎年、多くの花見客で賑わいます。「戸塚区の花」を決めるため、区民の皆様に「思い出に残っている区内の花木」の募集を行った結果、選ばれたのが桜でした。中でも「柏尾川の桜」とする方が多く、「柏尾川桜並木」は戸塚区の魅力の一つです。
🌸開花時期:3月下旬から4月上旬
🌸主な品種:ソメイヨシノ
🌸桜の本数:約350本

150年以上前の江戸時代から続く歴史

横浜市戸塚区の柏尾川桜並木は江戸時代の安政3年(1859年)に植樹されたことが始まりとされています。その後、明治後期の耕地整理で全て伐採されましたが、堤防工事の竣工を記念して明治43年(1910年)に桜が植樹されました。

昭和初期には関東屈指の桜の名所として、与謝野鉄幹、晶子夫妻も一首詠むほどでした。しかし、その桜も第二次世界大戦中、燃料として伐採され、全滅してしまいました。

終戦後、昭和28年には有志が中心となり、資金を出しあってソメイヨシノ2000本を植樹しました。その後、昭和50年代に行われた堤防改修工事で、伐採と植樹を繰り返し、平成に入ると、老齢化した桜の植替えが行われる等、柏尾川の桜は何度も全滅の危機を区民の皆様と共に乗り越え、現在に至っています。

(左)昭和初期の柏尾川  (右)昭和40~50年代の柏尾川

柏尾川桜並木の課題

老齢化や病害等による本数の減少

魅力にあふれ、戸塚区民の皆様に愛され、親しまれてきた柏尾川桜並木ですが、桜の老齢化や病害等により、倒伏の危険がある桜が増加しています。そのため、歩行者の安全管理上、伐採を余儀なくされ、その本数が年々減少しています。

特に、近年の減少ペースは顕著で、令和5年に実施した樹木医診断では、444本のうち、94本に倒伏の危険があるとの診断がされ、令和6年中に倒伏の危険があると診断された桜は全て、伐採を行いました。

(左)伐採前       (右)伐採後

柏尾川桜並木の景観を将来に引き継いでいくために[戸塚区柏尾川桜並木保全・再生計画]

生育環境の整備

150年以上の歴史がある柏尾川桜並木の美しい景観を将来に引き継いでいくため、令和6年度に柏尾川桜並木保全・再生計画を策定しました。本計画に基づき、生育環境を整備していきます。
桜は日当たりがいい場所を好む樹木です。
現在の柏尾川桜並木は密に植えられている箇所が多く、桜同士がお互いに干渉しあい、十分な日当たりを確保できず、生育に悪影響を与えています。そこで、補植する際は、桜同士が干渉しないよう、植栽間隔を広げ、十分な日当たりが確保できるようにします。

ジンダイアケボノへの転換

現在、柏尾川桜並木に多く植栽されている桜はソメイヨシノです。ソメイヨシノは病害等に弱いとされています。柏尾川桜並木の景観を将来に引き継いでいくためには、病害等にも強い品種への転換が必要不可欠です。

そこで、ソメイヨシノに比べ病害に強いとされている、ジンダイアケボノという品種を新たに植栽します。将来的には、ソメイヨシノの桜並木からジンダイアケボノの桜並木となる様、転換を図っていきます。

多くの方に楽しんでもらえるように

柏尾川桜並木は、JR、横浜市営地下鉄の戸塚駅からすぐのところに位置しています。横浜市内では、横浜駅に次ぐ、乗降客数を誇る駅です。

戸塚駅を利用される多くの方に柏尾川桜並木を楽しんでもらえるよう、桜並木の清掃等を通じて美しい桜並木の維持管理に努めていきます。

植栽場所の関係で、大きく育つジンダイアケボノを植栽することが難しい場所には、比較的小さい品種の桜を植栽し、より多くの品種が楽しめる桜並木を形成していきます。

寄附金の使い道

横浜市の予算に加え、いただいたご寄附を活用させていただき、伐採した桜の植替えや生育環境の整備等、保全・再生を進めていきます。

・伐採した桜の植替え(根上がり対策、桜の補植等)
・対象エリア:柏尾川沿いの元町橋から久保𣘺の「柏尾川プロムナード」
※目標金額に達した場合、又、達しなかった場合でも、上記の費用として活用させていただきます。

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柏尾川桜並木応援アンバサダー

戸塚区出身 プロサッカー選手 遠藤航選手

戸塚は自分が生まれ育った場所で、自分のサッカーの原点です。当時のチームメイトは今でも付き合いがあり、一生ものの仲間ですし、キャリアにおいて大事なパートナーである代理人とも出会った思い出がたくさん詰まった場所です。
柏尾川の桜並木は部活帰りにチームメイトと一緒に歩いた思い出の場所です。戸塚の柏尾川桜並木を未来につないでいくこの取組を応援しています。

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ご寄附いただく皆様への特典[銘板にお名前を残せます]

①1万円以上
 横浜市戸塚区HPへ氏名の記載

②10万円以上
 ①に加え、柏尾川桜並木に新たに設置する銘板へ氏名の記載

【注意事項】

※お礼の品ではないため、市内・市外の在住地は問わず対象になります。
※お礼の品をお選びいただいた方も、氏名記載の対象となります。
※特典の受取有無について、別途、横浜市戸塚区から「ふるさとチョイス」に登録されている電話番号もしくはメールアドレスあてに確認のご連絡を差し上げます。
※寄附者のお名前に代えて、企業名や大切な方(お子様やお孫様など)のお名前を記載することもできます。なお、架空の人物、架空の団体名、ニックネーム、愛称、企業広告、キャッチフレーズ等はご遠慮ください。
※個人・法人等を分けて記載します。なお、記載する順番は順不同となります。
※住所や所在地、寄附金額等は記載しません。
※寄附の申込数量1口につき、1名様のお名前を記載することができます。
※横浜市戸塚区HPへの氏名の記載は令和8年1月頃を予定しています。
※横浜市戸塚区HPに記載した氏名について、事前の予告なく記載の終了、形式の変更をすることがあります。
※銘板の設置時期は令和8年度を予定しています。
※銘板の設置期間は10年とし、銘板に関する権利は横浜市戸塚区に帰属します。銘板は移設することがあります。また、老朽化等により設置し続けることが困難となった場合や設置から10年が経過した場合などは、横浜市戸塚区が撤去します。

本プロジェクトが描く将来

将来に向けて柏尾川桜並木の景観を継承していく

・原風景の継承
  江戸時代から続く柏尾川桜並木は戸塚区の原風景と言えます。将来も変わらずこの景観を楽し
  めるよう引き継いでいきます。
・ジンダイアケボノの桜並木
  病気に強いとされているジンダイアケボノへ転換し、ジンダイアケボノの並木を形成します。
・桜が健全に生育できる環境づくり
  美しい花を咲かせ続けることができるよう、植栽間隔の確保や根元の保護、土壌改良等の維持
  管理を適切に行い、健全で美しい桜並木を目指します。
・安全で快適な桜並木
  誰もが安全に通行できる、快適な桜並木を目指します。
・地域に愛され、人が集まる桜並木
  区民、事業者、行政が連携し交流イベントなどを実施し、区民が川に触れ合う機会や賑わい
  ・交流の場をつくり、柏尾川の魅力向上に努めます。

本社が横浜市外にある企業(法人)様へ

横浜市戸塚区では、GCF型ふるさと納税に加えて、本社が横浜市外にある企業(法人)様を対象に企業版ふるさと納税でのご寄附も受け付けています。企業版ふるさと納税を活用してご寄附いただきますと、法人関係税が最大で寄附額の約9割軽減されます。詳細は横浜市戸塚区ふるさと納税ページをご確認ください。

URL:https://www.city.yokohama.lg.jp/totsuka/shokai/miryoku/kashiosaku/furusatonouzei.html

お礼の品のご紹介

横浜市で人気のお礼の品に加え、戸塚区オリジナルデザインのグッズもご用意いたしました。気になるアイテムはぜひチェックしてみてください。
※このプロジェクトへの寄附はふるさと納税制度の対象となります。そのため、横浜市にお住まいの方はご寄附をいただくことは可能ですが、お礼の品をお送りすることはできません。何卒ご了承ください。

現在進捗情報はありません。

神奈川県横浜市

◆横浜市の「ふるさと納税」総務大臣からの指定について◆
横浜市は、令和6年9月26日付で総務大臣から「ふるさと納税」の対象となる地方団体として指定されました。総務大臣の指定により、横浜市へのふるさと納税は、所得税と個人住民税の控除対象となります。 

横浜市では、制度創設以来、寄附金の使い道を充実させ、寄附者の方に寄附金の活用状況を丁寧にお伝えするなど、ふるさと納税制度本来の趣旨に則って取組を進めてきました。

今後もこの取組姿勢に変わるところはなく、より多くの方々に横浜市の取組について知っていただき、応援いただくとともに、ふるさと納税制度を通じて横浜の魅力を感じていただけるよう、返礼品(お礼の品)を取り揃えています。

横浜市への「ふるさと納税」を通じて、横浜を身近に感じてください!
(※横浜市外在住の個人の方にお礼の品をお贈りします。横浜市在住の方にはお礼の品はお贈りできません。また、法人・組織・団体からのご寄附においては、お礼の品をお贈り出来ません。ご了承ください。)