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【譲渡が難しい子も救うために】保護シェルターと不妊去勢手術専門病院の両輪で殺処分ゼロ、収容ゼロ、不適切飼育環境ゼロの3つのゼロを目指しています!

カテゴリー:動物 

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寄付金額 20,563,153

68.5%

目標金額:30,000,000

達成率
68.5%
支援人数
387
終了まで
受付終了

群馬県前橋市(ぐんまけん まえばしし)

寄付募集期間:2024年11月15日~2025年2月9日(87日間)

群馬県前橋市×犬猫生活福祉財団

プロジェクトオーナー

犬猫生活福祉財団は、殺処分ゼロをはじめすべての犬猫が幸せに一生を送れる社会を目指し活動をスタートしました。現在は助成金やボランティアサイトの運営の他、前橋市でわんちゃんねこちゃんのシェルターや不妊去勢手術専門病院を運営しています。

また、2023年4月には2号目のシェルターとして、ジョイホンパーク吉岡内に常設の保護猫譲渡施設「犬猫タウン吉岡にゃんこシェルター」を開設しました。
犬猫の問題解決にはまだ時間もかかり、また地域社会との関わりが大切だと考えています。私たちはまず前橋市で持続可能な官民連携の問題解決モデルを作り、それを全国へ展開していくことで、日本全体の動物福祉向上を目指しています。

まだ日本ではたくさんの犬猫が過酷な生活を送っています。そんな子たちに「生まれてきてよかったね」と言える社会を目指し、皆様の暖かいご支援をお願いいたします。

不幸な命を増やさないために、目指すは3つのゼロ

動物福祉に対する意識の向上や活動の広がりによって、この10年で大きく収容数や殺処分数は減ってきました。
しかし地方ではまだ野良犬猫の繁殖や、保護施設の受け皿数の不足、そして都市部でもシニアや特定の病気やハンデを持った子の譲渡が中々進まないなど、一筋縄ではいかない難しい問題が残っています。

また、現在は一部の活動家へ負担が集中しており、無理なく確実に活動を継続していくためには、より多くの人が関心を持ち、負担の分担を行っていくべきです。

私たちは、そうした問題に対し積極的にアプローチを行うと共に、より多くの人が動物福祉に対しての興味関心を持ち、活動に参加する流れをつくることで、継続的に3つのゼロ達成を目指します。

すべての犬猫が幸せに暮らす未来へ向けた本気の取り組み

全国で3つのゼロを目指すためには、自分たちの活動だけでは限界があります。
そのため、当財団では、自ら行う活動と、他団体をサポートする活動の2軸の活動をしています。

当財団が行う活動①

1号目シェルター「犬猫タウン前橋」の運営

保護団体数の足りない地方にて、フォスター利用を中心としたシェルターの成功モデルを作り、全国にその仕組みを広げることが目標です。
また、フォスターの育成や管理体制構築のためのノウハウをマニュアル化し、他団体へも広くノウハウやツールを解放していくことを目指しています。
そのため、前橋市のシェルターでは動物看護師などプロフェッショナルな人材を含む組織として持続可能な運営体制を検証しながら活動を行なっています。

また、譲渡が難しいシニアやキャリア持ちの子も積極的に迎えて彼らの情報発信をしたり、ドッグトレーナーの指導のもと、人慣れしていない犬など、扱いが難しい子の対応も可能にするべく活動しています。

●譲渡活動のご紹介① 隻眼のだてまさくん

だてまさくんは生後4か月で行政施設より引き出しをされた男の子で、とにかく甘えん坊でかわいらしい子なのですが、犬猫タウンにやってきた頃から片目が機能していませんでした。今後の健康面を考慮し獣医師さんと相談の上、片目を摘出。その後、だてまさくんの片目が見えないハンデを理解いただける里親さまが見つかり、ずっとのお家で元気に過ごしております。

●譲渡活動のご紹介② ハイシニアのわらびちゃん

飼い主様がお亡くなりになり、行政施設に収容されたわらびちゃんは推定16歳のハイシニアのロシアンブルーのねこちゃんでした。高齢ということもあり、お口の状態があまりよくなく、ご飯も工夫してあげなければならない状態でした。
しかし、そんなわらびちゃんのことを理解していただける里親さまが見つかり、ずっとのお家でゴロゴロと甘えながら毎日を過ごしています。

●譲渡活動のご紹介③ 野犬兄弟 大和くん 小鉄くん

野犬の子犬ちゃんとして保護された大和くんと小鉄くんは、シェルターのトレーナーが丁寧にトレーニングをしながら人慣れを促進。
臆病だった2頭は徐々に心を開いていきました。
大和くんには素敵な里親さまが見つかり、小鉄くんは健康にすくすくと成長しながらずっとのお家を探しています。

●譲渡活動のご紹介④ フィラリア症が判明したオリーブちゃん

放浪犬として行政施設に収容されたオリーブちゃんは食欲旺盛で笑顔がかわいい女の子でした。しかし当団体で引き出した際に行った検査でフィラリア症が判明。投薬で治療をしていました。そんなオリーブちゃんですが、素敵なご縁があり、現状を理解いただける優しい里親さまが見つかりました。あたたかな愛情を受けながら、ずっとのお家でオリーブちゃんは元気に過ごしております。

当財団が行う活動②

2号目シェルター「犬猫タウン吉岡 にゃんこシェルター」の運営

「犬猫タウン吉岡 にゃんこシェルター」は2023年4月26日に群馬県北群馬郡吉岡町にあるジョイホンパーク吉岡(ジョイホン吉岡店内)に、常設の保護猫譲渡施設として開所しました。

ホームセンター内における「常設の保護施設」の開所は、動物福祉の観点において非常に大きな取組みと考えています。

当シェルターを通じて、譲渡活動の促進と動物福祉の認知度の向上を引き続き目指し、多くの商業施設が現状の生体販売に代わって常設の保護犬猫施設を開設いただけるようにモデルケースを形成していきます。

●2022年1月〜2024年10月までの当財団シェルターでの保護実績

【累計引き出し数】
猫 256頭 犬 15頭
【譲渡数】
猫 183頭 犬 11頭

・当団体では「エイズキャリア」「ハイシニア」等の譲渡困難な子を積極的に保護しています。今後も継続して譲渡困難な子を保護し、ずっとのお家へ繋げていきます。

当財団が行う活動③

不妊去勢専門病院「犬猫タウン前橋病院」の運営

野良猫の不妊去勢を担う病院が少ない地域にてスペイクリニック※の設立と運営を実施していくため、前橋にて設立〜運営を軌道に載せるまでのモデル事例を作ります。

地域ボランティアと協力してTNRと地域猫の活動を行っていき、地域へ情報を発信していくことで活動の認知向上をめざします。

前橋での事例をもとに、今後はスペイクリニックの開業に対しての助成金を提供するなど、全国での開業数を増やしていくことが目標です。
※スペイクリニックとは犬猫の去勢・不妊手術に特化した動物病院のこと
※TNRとは飼い主のいない猫に対し、(Trap/捕獲し、Neuter/不妊去勢⼿術を⾏い、Return/元の場所に戻す)を実施することで繁殖を防ぎ、地域の猫として1代限りの命を全うさせ、野良猫に関わる苦情や殺処分の減少を⽬指す活動です。

また、当財団では手術設備を車内に完備した手術車を保持しており、猫の過剰繫殖が問題になっている住宅地等、必要な場所へ出向いて一斉に不妊去勢手術を行う活動も行なっています。

今後は自治会や福祉関連の窓口とのコミュニケーションをしっかり取りながら、社会福祉と動物福祉の連携を進めていくことが目標です。

●2022年3月〜2024年10月までの手術実績

不妊手術 890頭
去勢手術 609頭
合計 1,499頭

・2024年よりスペイクリニック専属の獣医師が今までの1名から『2名体制』となり、手術体制が拡充されました。体制拡充により、今後は移動手術車を活用した出張手術を従来以上に実施し、より多くのねこちゃんへ不妊去勢手術を実施していきます。

●多頭崩壊への対応も

「多頭飼育崩壊」とは、多数のわんちゃんや猫ちゃんを不妊手術などの措置をしないまま無秩序な飼い方による異常繁殖の末、飼育が困難となる現象のことで、近年社会的な問題になっていることの1つです。

当財団でも多頭飼育崩壊現場でのレスキューを行うことがありますが、レスキューした子は病気にかかってしまっていることも多く、また分なごはんや清潔な寝床を与えてももらえないまま飢えや苦痛に耐える毎日は、わんちゃん・猫ちゃんの心身に悪影響を与えてしまいます。

こうした多頭飼育崩壊への対応も、シェルターとスペイクリニックの両軸から実施することができます。

他団体へのサポート①

助成金の提供

つづいて、他団体へのサポートについてご紹介します。

既存の団体の保護⽝猫の譲渡などの活動に対して助成⾦の提供を⾏うことで、⾦銭⾯のサポートを⾏っています。これまでの3年間で都市圏から地方まで幅広く、全国延べ30団体へ合計600万円の助成を行いました。

他団体へのサポート②

ボランティア情報サイト(犬猫ワークス)の運営

ボランティアをしたい人と、ボランティアを募りたい団体をマッチングさせるための情報サイト「犬猫ワークス」の運営をしています。エリアや仕事内容に必要なスキルなどが⼀覧で探せるようにすることで、ボランティアと団体との適切なマッチングを促進します。

2024年7月31日時点で、北は北海道から南は九州エリアまで、35団体の登録、111人の個人が登録しています。

寄付金の使い道

この度のふるさと納税のご寄附のうち、4割は前橋市の動物愛護事業資金として、ワクチン接種など保護動物に対する医療費等に充てられます。
そのため、目標金額のうち6割が当財団の活動に充てられます。

その6割のご寄附につきましては、前橋市のシェルター及び動物病院の運営費として、以下の通り活用させていただきます。

※目標金額に達した場合、また達しなかった場合でも、皆さまからご支援いただいた寄付金は、全て上記の事業に活用させていただきます。

・シェルターの犬猫のごはん
・薬品などの購入費
・ミルク、預かりボランティアへの支援
・野良猫の避妊去勢手術や譲渡会の開催
・収容動物の避妊去勢手術
・譲渡犬猫の飼主への支援(ワクチン補助・避妊去勢手術)など

団体から寄付者のみなさまへ

最後までお読みいただき誠にありがとうございます。
この度のふるさと納税で来年度の活動資金をまかなうことができれば、全国を対象に行っている助成金やボランティアサイト、啓発活動、さらに次なる拠点展開へ、その他の直接ご寄付等を活用させていただき活動を推進することができます。目標額以上に集まった場合も、本取組みにご賛同いただく皆さまの想いをしっかりと受け止め、活動の幅を前橋から日本全国に広げながら3つのゼロ達成に向けた取り組みのために有効に活用させていただきます。

ぜひこのチームの一員としてご支援をいただければ幸いです。

前橋市から寄付者のみなさまへ

前橋市衛生検査課から

こんにちは。前橋市保健所衛生検査課です。前橋市は平成21年に中核市になって以降、市保健所にて動物愛護管理業務を担ってきました。
動物愛護管理業務には、保護・収容した犬猫を、譲渡につなげていくという大切な役目がありますが、現施設は収容等された動物の一時保管を行うための施設として造られているため狭小で、譲渡のために必要な中長期的な犬猫の飼養管理やボランティアとの協働には不向きです。

そこで、①動物にやさしい設備、②ボランティア団体との協働、③教育・情報の発信をコンセプトとした、「前橋市動物愛護管理センター」を設置し、さらなる譲渡推進を行っていきたいと考えております。
いただいた寄附金については、保護している動物の飼養管理費(エサ代、ワクチン代、医療費等)や猫の去勢・不妊手術費補助事業に使わせていただきたいと考えています。
地域の動物たちの未来のために、皆さまのご支援をよろしくお願い申し上げます。

前橋市長から

本市では近年、譲渡率の大幅な向上等、動物愛護に関する様々な取り組みが実を結んでいます。これらの成果は行政の力だけで成し得たものではなく、動物愛護に携わる皆様の熱意によって実現したものと存じます。
特に、パートナーシップとしてご協力いただいている登録動物愛護団体の方々には、通常の譲渡のほか、老犬や気性が荒い犬、乳飲み猫、負傷猫など、引き取り手が限られる動物たちの譲渡活動についても積極的に取り組んでいただいています。
本市が今後もこのような活動を推進していくため、また、ご協力いただいている動物愛護団体の方々への応援の意といたしましても、多くの皆様のお力添えをお願いいたします。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

  • 2025年01月21日 09:44

    みなさまのお陰で目標金額の64%を超えました。目標金額まであと1,070万円!

    現在、249名の方からご寄附をいただけております。
    応援してくださったみなさま、誠にありがとうございます!

    少しでも多くのワンちゃん、ネコちゃんの命を救うため残りの募集期間も頑張ってまいりますので、ぜひお知り合いやご友人に本プロジェクトを紹介いただけますと幸いです。
    拡散用のプロジェクトURLはこちら【https://www.furusato-tax.jp/gcf/3737】

    引き続きよろしくお願いいたします。

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群馬県前橋市

前橋市は、群馬県の県庁所在地で、日本百名山である赤城山のすそ野に位置する自然に恵まれた豊かなまちです。
まちの中心から1時間圏内に風光明媚な赤城山と利根川があり、四季折々の異なる風景を楽しむことができます。
前橋市は、目指すまちの在り方として、「めぶく。~良いものが育つまち~」を掲げています。「めぶく。」まち、すなわち「挑戦する人を応援するまち」「多様な生き方を肯定し見守るまち」として、人や街を幸せにするチャレンジを応援しています。