10月の火災で8棟が焼失…鴨沢集落の復興を応援してください!
カテゴリー:災害
寄付金額 8,350,000円
目標金額:8,000,000円
- 達成率
- 104.3%
- 支援人数
- 537人
- 終了まで
- 受付終了
山梨県丹波山村(やまなしけん たばやまむら)
寄付募集期間:2024年11月15日~2025年2月13日(91日間)
丹波山村ふるさと納税推進室

令和6年10月8日夜、丹波山村の鴨沢地区で住宅8棟を全焼する火災が発生しました。この火事により住人1人がやけどをして病院に搬送されましたが、幸い命に別状はなく、地元消防や消防団による消火活動や近隣地域からの応援もあり、通報から約14時間後に鎮火しました。
火災から1カ月近く経った今も、現場には燃え残った建物がそのままの状態になっています。倒壊による二次被害の危険性もあるため、一日も早く現場を整備し、地区の復興を進めることが望まれる一方で、解体や撤去には1棟あたり100万円ほどの費用がかかると見込まれており、経済的負担の大きさなどから未だ手が付けられていません。また、現場が国立公園内にあり、建築の規制が厳しい地域であることも、復興活動を進める上でネックになっています。
23世帯34人が暮らす鴨沢地区は、丹波山村の最東端、東京都との県境にある地域で、奥多摩湖を望む、穏やかで人の温かい地域です。雲取山や飛龍山への登山道の入り口にあり、登山客が多く訪れます。村の玄関口であるこの地区を早急に整備し、人々が安心して住み続けられるよう、ご支援をお願いいたします。
歴史的な大規模火災 雨の中夜通し続いた消火活動

10月8日午後6時30分ごろ、「住宅が燃えている」と消防に通報がありました。現場は村の中心部から車で15分ほどのところにある鴨沢地区。駆け付けた役場職員が到着したときには、火はすでに隣の住宅へ燃え移っていました。
この日の丹波山村は小雨が降っていましたが、火の勢いを抑えるほどの力はなく、消防団員等による懸命な消火活動が続きました。隣の小菅村や奥多摩町からも応援があり、通報から約3時間後に鎮圧。約14時間後に鎮火が確認されましたが、この火事により、出火元の住宅を含め8棟が全焼し、住人一人が病院に搬送されました。
1か月経っても現場の復旧は進まず…撤去費が課題に
火災から1か月経過した今も、現場には燃え残った建物が残されたままの状態になっています。8棟のうち半分の住宅は空き家で、火災保険に未加入だったものがほとんどであったため、解体費の負担が支障となっています。
また、丹波山村は全域が秩父多摩甲斐国立公園の中に位置しており、今回の現場も自然公園法の「第2種特別地域」に指定されています。このため、住宅の新築などが規制されていることから、地区の整備を進める上での将来的なビジョンが描きにくいという課題もあります。

火災からの早期の復興と鴨沢地区の再建をご支援ください
令和6年11月1日現在、23世帯34人が暮らす鴨沢地区は、奥多摩湖(小河内ダム)を望む穏やかで美しい集落です。昭和13年に着工した小河内ダムの建設によって、元々あった家屋や学校は湖底に沈み、集団移転によって形成された歴史を持ちます。
高齢化が進み、集落の人口は年々少なくなっていますが、人と人とのつながりが強く、お互いに支え合えるコミュニティが特徴です。また、雲取山などへの登山の玄関口として、訪れる人も温かく迎える風土があります。小さくも温かいこの集落が今回の火災を乗り越え、前を向けるよう、ご支援をお願いいたします。

寄付金の使い道
被災した住宅の所有者が建物の撤去や解体を行うために必要な費用の補助や、火災現場周辺の村道の環境整備に係る費用として活用させていただきます。
※目標金額に達した場合、また達しなかった場合でも、皆さまからご支援いただいた寄付金は、全て上記の事業に活用させていただきます。

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2025年02月05日 12:00
鴨沢出身の清里開拓者の方々から寄付をいただきました
昨年火災のあった鴨沢地区は、小河内ダム(奥多摩湖)に面しています。このダムの底にはかつて集落があり、ダムの建設計画に伴い集落を離れた方々の多くが、清里村(現在の北杜市高根町清里)の開拓民として入植しました。
今回のクラウドファンディングの話を知り、今から87年前、2歳の時に鴨沢から清里へ移った酒井治孝さん、青柳康子さん(ともに88歳)らが2月3日、丹波山村役場を訪れ、清里への入植者やその家族が住む中清里区八ケ岳班や地元の農事組合法人「八ケ岳農事組合」、山組合「八ケ岳耕地」などから寄せられた108万円を村に寄付してくださいました。寄附金贈呈式で酒井さんは「鴨沢は心のふるさと。いち早い再建のため頑張ってほしい」とあいさつし、開拓団の1世はすでに全員が亡くなり、酒井さんら2世も残り3人となる中、丹波山村から入植した歴史を知る人が少なくなっていることや、開拓の苦労の歴史などをお話しされました。
寄附金を受け取った木下村長は、「ふるさと鴨沢への強い思いを改めて知った。寄附金は復興のため有効に活用させていただく。また、これを機に丹波山村と清里のつながりを改めて大切にしたい」と話しました。
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2025年01月29日 11:00
<感謝>目標額の800万円に到達しました!
昨年10月に8棟が焼ける火災が発生した鴨沢地区の復興支援を呼びかけるため立ち上げた本プロジェクトの寄附額が1月28日、目標額の800万円に届きました。
登山やキャンプでいつも村を訪れていただいている方、人気アニメとのコラボレーション企画を通じ丹波山村を知っていただいた方、過去に丹波山村にお住まいになられていた方など、多くの方にご支援をいただき、村の人口を上回る数の方から応援いただいていることに喜びと驚きを感じております。ご希望によりサイト上では公開されていないメッセージも、一つ一つありがたく読ませていただき、プロジェクトの結果と併せて、鴨沢地区の住民の方へお伝えしたいと考えています。
強風等により倒壊の危険があるものは一部解体されたものの、現場には燃え残りが鎮火後の状態のままになっています。解体費用の算出をするなど、日々、できることを進めております。プロジェクトは2/13(木)まで継続していますので、ひき続きご協力をお願いいたします。もっと見るまだコメントはありません
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山梨県丹波山村
山梨県丹波山村は、人口約500人の関東圏一小さな(人口が少ない)村です。土地の面積の97パーセントが森林で、村全域が秩父多摩甲斐国立公園の中にあり、日本百名山の「雲取山」をはじめとした2000メートル級の山々に囲まれています。また、多摩川の源流地でもあり、冷たく清らかな「丹波川」には、ヤマメやカジカなどが生息し、豊かな生態系を維持しています。
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