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生まれ育った島に、 若者が帰ってきたくなる 仕事をつくりたい!「ないものはない」の精神で、 離島に古民家ゲストハウスをオープン!

カテゴリー:まちづくり 

main_img 達成

寄付金額 5,488,811

182.9%

目標金額:3,000,000

達成率
182.9%
支援人数
185
終了まで
受付終了

島根県海士町(しまねけん あまちょう)

寄付募集期間:2024年11月8日~2024年12月31日(54日間)

島根県海士町

プロジェクトオーナー

こんにちは!海士町出身の磯谷結加です。空き家をリノベーションした古民家ゲストハウスの事業を始めます!

もともと空き家だった民家を譲り受け、現在は事業スタートに向けてリフォーム工事を進めています。地元の食材を使った家庭料理を提供し、漁業体験や地域住民との交流など、地域の魅力をさまざま体験できる場として計画しています。

近年、海士町が行う還流事業により島の存在・島での暮らしが若年層に広く認知されつつあり、観光客や関係人口が増え、島内での宿泊ニーズが高まっています。この古民家ゲストハウス事業を通して、島内での宿泊客を増やすことと、 若者の選択肢を増やすことに挑戦します。それが、若い人が島に帰ってくる・飛び込んでみるちょっとしたきっかけになれたらと考えています。

自分が選びたい選択肢が島にないなら、創る

私は高校卒業まで島で生まれ島で育ってきました。もの心ついたときからずっと島育ちであることに劣等感を感じていました。理由として「選択肢がない・少なすぎる」ということがあります。通う中学校も一択、高校も島外に出る理由が特別ないから地元の高校へ。本土へ部活等の大会で出れば田舎だと馬鹿にされることが多く、「なんで自分はこんな島に生まれたんだろう」、「いつかこんな場所から出てやる」と中学生のころから常に思っていました。ここにまた帰ってくることなんて想像もしていませんでした。
しかし、本土に一度出ることで地元の見る目が変わり、自分の帰る場所があること、待ってくれている人がいることへの感謝、すばらしい自然に毎日無意識に癒されていたことなどを痛感しました。自分がこの小さな島に生まれたことには何か理由があると、今になって思えるようになりました。幼少期に抱えていた窮屈さを島のせいにするのではなく、自分が選びたい選択肢が島にないなら創り、「選択肢を増やせる」ということを証明していきたいと考えています。

いきいきと働ける場所×海士町の課題

進学のために島を出てから、およそ7年が経った2023年の夏に、海士町へUターン者として帰ってきました。
地元に帰った後、自分自身で全て決めて行動できる環境が適していると感じていたこともあり、いきいきと働ける場所をつくることを始めました。
元々実家が自営業で運送屋を営んでおり、島で採れた魚介類を港や本土の市場まで陸送する輸送業を祖父の代から約50年継続してきました。近年は、地球温暖化の影響に伴う漁獲高の減少、物価高での運営費の高騰などにより島内の運送業だけでは収入が安定せず、廃業も視野に入れていました。幼いころから母親がトラックを運転する姿や魚箱を手積みしている姿を間近で見てきたこともあり、運送業は絶対つぶしたくないという思いがありました。
しかし、運送屋を継続させるには何か新たな事業での収入を得ないといけないため、島で必要とされているであろう「仕事」を独自にリサーチしました。その結果、「宿泊場所がない」「宿泊難民」という言葉をよく耳にしました。
この課題を解決するため、私は宿泊業に従事し、古民家を改修してゲストハウスをオープンすることに決めました。

築102年の古民家を改装中です!

もう一度来たくなるような宿にするために

大前提として、10年後、20年後先にもそこに人が集まる場所にしたいです。この思いに至った理由として大きく関わっているのが、今回活用する古民家で元々民宿を営んでいた女将さんの思いです。
その女将さんはとにかく働き者で、人がたくさん来てくれることが大好きだったそうです。この島には不動産屋がないため、空き家の情報収集からオーナーさんや物件譲渡の話し合い、登記完了までをすべて個人同士で行う必要があります。第三者から見るとこの環境は不便ではありますが、個々でのやり取りがあるからこそ、元女将さんの性格やそのご家族さんたちの思いも十分に聞くことができ、そこから私自身もエネルギーをもらうことができました。
単なる宿泊施設にとどまらず、島を訪れる人々が地元の暮らしを五感で体験できる「体験型宿泊施設」として運営し、島内外問わずこの場所に来てくれた人がもう一度来たくなるような空間や企画を考え実行し続けていきたたいです。

また、海士町での宿泊業における課題の1つに、「閑散期である冬季に船の欠航などにより観光客数が減り客足が低迷してしまう」というものがあります。そのため、「観光者数」や「宿泊者数」に依存するやり方では、持続的な経営ができません。
そこで本ゲストハウスでは、魚捌き体験や餅つき体験など、島内の地域住民も参加できるようなイベント行事を企画・実施することで観光客数だけに頼らない収入源の確保を目指します。

空間イメージ*来年度のオープン時は3~4部屋の予定。

この事業を通して、若い人が帰ってくる際のちょっとした「きっかけ」になりたい

進学や就職といった理由で海士町を離れ、いずれ戻ってくる意思はあってもその一歩が踏み出せない若者が抱く理由の一つに、「働き口が少ない」という背景があるだろうと考えています。私自身も学生時代を海士町で過ごし、その印象を持っていました。
島に戻ってきた今、自分自身が事業を実現させ、島に興味のある若い人(U・Iターン)が「選択肢がある・創れる」と感じられる未来を目指したいと思っています。
「今、島にある仕事の中から何かを選ぶ」だけではなく、「島でやりたいことを自らつくって実現する」という可能性を提示するという意味でも、売り上げや顧客の満足度を高めるという明確な成果を出したいです。
海士町は「人が挑戦をする場」として非常に恵まれており、何かに踏み出してみることがしやすい環境だと感じます。海士町のキャッチコピーである「ないものはない」には、ないからこそつくれるという可能性が広がっていると思っています。

海士町にいずれ帰ってきたいと思っている若い世代のためにも、島のためにも、そして自分のためにも、事業を島の仕事として確立させることへ挑戦し続けます。
そして、この事業を通して、若い人が帰ってくる際のちょっとした「きっかけ」が生まれたら嬉しいです。

絶賛改装作業中です!

寄附金の使い道

集まった資金は、家具類購入の資金に充てる予定です。
海士町を訪れる観光客の方向けに、本土から長時間の移動疲れが取れるマットレス、居心地の良いソファや椅子など、非日常の癒し空間を提供したいです。

目標金額以上集まった場合も、目標金額に満たなかった場合も本事業に活用させていただきます。

海士町長 大江和彦 メッセージ

写真

日頃より海士町を応援いただき誠にありがとうございます。
海士町では島民一丸となって承前啓後の考え方を根底に「海士町の新時代」という次なるステージへ飛躍すべく、「自立・挑戦・交流 × 継承・団結」というスローガンを掲げています。より一層魅力的な町を目指していくためには、挑戦者に対して、心をひとつにみんなで応援することが大切です。

地元出身の若者が、様々な葛藤がありながらも、「ないものはない」の精神で、自分の手で職場をつくるという挑戦を始めました。
磯谷さんの挑戦そのものが、「若者に選ばれ続ける島」をつくっていくと信じています。

本ページをご覧いただいている皆様、海士町のまちづくりを応援してくださる皆様からのご支援を心からお待ちしています。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

お礼の品一覧

  • 2025年01月06日 14:00

    御礼

    明けましておめでとうございます!本年もどうぞよろしくお願い致します。

    皆様のおかげで目標額以上のご寄付が集まりました!
    感謝致します。
    集まったご寄付は大切に使わせていただきます。
    皆様にお会いできることを楽しみにしております!🔥

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  • 2024年12月25日 10:45

    Merryクリスマス🎄🤶🍾 ネクストゴール400万円達成㊗️ありがとうございます!

    400万達成㊗️
    皆様ありがとうございます!
    残り1週間となりました。引き続き頑張ります!

    宿のご飯では海士で採れたもずくやサザエなどの魚介類を使った料理を提供できたらと思っていいます。実家での暖かいご飯をイメージして作っていこうと思っています!
    写真はイメージです。

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  • 2024年12月18日 13:03

    350万達成、ありがとうございます!!

    現場は床組が終わり天井に差し掛かっています。
    引き続き頑張ります!!

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  • 2024年12月11日 18:30

    ネクストゴールを設定します!プラス100万の目標額400万!

    地域の応援者様、スタッフの皆様、そしてご寄付頂きました応援者様の皆様のおかげで残り21日を前に目標額達成することができました。
    ありがとうございます!

    ここで残りの日数で更に100万円目指そうと思います!
    ご寄付額の使い道は、ホームページ作成、お部屋や共有スペースのライトアップ照明器具類の購入に充てたいと思います。

    残り20日となりましたが、これからも随時進捗状況をアップしていき、この事業をできる限り多くの方に知ってもらえたらと思います。
    引き続き現場の作業の方も頑張っていきますので、応援よろしくお願いします!

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  • 2024年12月10日 18:00

    300万達成! 感謝感謝です!!

    応援者さん達がこんなにいてくださるとは、正直想像できなかったです。
    大変ありがとうございます😭
    この寄付金で来客様達がリラックスできる空間を提供するために家具などを買わせて頂きたいと思います。
    まだオープンまで時間がありますが、引き続き応援して頂けますと嬉しいです!
    進捗状況を随時アップしていきますのでぜひご覧ください。

    ありがとうございました😊

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  • 2024年12月03日 11:50

    200万突破、ありがとうございます㊗️

    とても感謝しています!
    工事の方も着々と進んでおりますので写真で現場の様子がお伝えできたらと思います。
    寒い日が続きますが、ご自愛ください!

    また、インスタグラムでも解体の様子を発信しております!ぜひのぞきに来てください!

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  • 2024年11月22日 17:00

    100万円突破!みなさまありがとうございます!

    100万円突破ありがとうございます!!!
    予想を超える速さで大変ありがたく思います。
    この事業を知ってそして応援して頂けることが目に見えてわかるのでとってもエネルギーになります。
    引き続き解体作業等がんばっていきますのでご興味があれば応援よろしくお願い致します。
    300万円達成まで引き続き広報活動も頑張って参ります!

    写真①床下から出てきた囲炉裏の解体作業様子
    写真②天井裏からでてきた梁たち
    写真③シャワー設置場所の設備工事様子

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島根県海士町

海士町は、日本海の隠岐諸島に位置する人口約2,300人の島です。
ユネスコ世界ジオパークに認定され、豊かな海、豊富な湧水など自然環境に恵まれ、自給自足のできる半農半漁の町で、鎌倉時代に後鳥羽上皇が島流しにされた場所でもあります。
「ないものはない」をスローガンに掲げ、近年は人口減少を食い止めるための多様な教育・交流施策の挑戦により、離島・過疎地でありながらも若者の賑わいが創出されています。

  • GCFとは?

このプロジェクトへの応援メッセージ

  • ふるさと島根で革新的な取り組みをされていることを誇りに思います。これからも応援します!!

    2024年12月27日 7:45

  • 結加さん頑張って!なんでも応援するから!

    2024年12月14日 13:01

  • 海士町が大好きです!
    これからも応援しています

    2024年12月9日 14:39

  • 今年の夏、隠岐島4島を駆け足で観光しました。
    今度行く時は海士町をゆっくり観光したいです。

    2024年12月7日 21:23

  • 2023年の夏に、人生で初めて海士町に行きました。海士町の海を思いっきり泳いだ思い出が宝物です。いつかまた行きたいなと思っております。
    海士町のチャレンジを応援しております!

    2024年12月2日 15:30

  • 楽しみです、頑張って下さい!

    2024年11月12日 21:24

  • 島に行くとき宿泊場所に困ることが度々あります。ゲストハウスとても楽しみにしています!

    2024年11月11日 22:38

  • 応援してます!!!
    いつかみんなで泊まりに行きます!

    2024年11月10日 22:15

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