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望まない孤独・孤立から若者たちを救いたい!重症化を未然に防ぐために

カテゴリー:健康・福祉 

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寄付金額 266,000

2.9%

目標金額:9,000,000

達成率
2.9%
支援人数
26
終了まで
受付終了

東京都品川区(とうきょうと しながわく)

寄付募集期間:2024年10月7日~2024年12月31日(86日間)

東京都品川区

プロジェクトオーナー

品川区では孤独を感じる方が約35%で、年代では20代が最も多く、約50%にもなります。望まない孤独・孤立は、心身の健康面への深刻な影響を及ぼすことから、品川区では孤独・孤立対策に取り組んでいます。
区民から要望の高かったオンラインカウンセリングや必要な対策を推進するために皆様からのご協力をお願いいたします。

解決したい課題と現状

孤独・孤立とは何か、何が問題なのか

「おひとり様」を楽しむ方も多いため、孤独・孤立対策と聞くと、「個人の自由では?」と思われるかもしれません。「ひとりでいるのが気楽!」「たまにはひとりになりたい」それもとても大事な時間です。
では、品川区が考える孤独・孤立対策とは何なのか、何を問題と考えているのかをご説明します。

品川区では、「望まない孤独」「孤立」を課題と考えています。悩みをひとりで抱え込むことで問題が複雑化・深刻化してしまうためです。
 
一人暮らしの増加・働き方の多様化・インターネットの普及・地域や会社、家族などの繋がりの希薄化などにより誰もが望まない孤独・孤立に陥りやすい状況です。
望まない孤独・孤立は、悩みの複雑化・深刻化だけではなく、心身の健康面への深刻な影響を及ぼします。

悩みや困りごとをひとりで抱え込んでいることで、問題が複雑化・深刻化してしまうことがあります。
問題が複雑化・深刻化してからの対応ももちろん重要ですが、「悩み」「困りごと」の段階で、問題の複雑化・深刻化を予防すること、早期対応を行うことが重要です。

品川区の孤独に関する現状

品川区が令和4年度に行った区民アンケートでは、全体の約35%の方が「孤独を感じる」と回答しており、その中でも20代の方は約50%の方が孤独を感じるとの結果になっています。

20代が最も孤独を感じる方が多い結果となったこと、また20代は行政とのつながりが薄くなる時期でもあることから、品川区では20~30代の若い方に対する孤独・孤立対策について取り組んでいます。(対象年齢は、順次拡大予定です。)

令和6年度に開始した新たな取組み

寄付金の使い道

令和5年度および令和6年度に、当事者や区内の大学生等に対してどのような支援が必要なのかについて、ヒアリングや調査を行いました。
その結果、必要と思われる支援を3つに絞り、実施することとしました。

1.オンラインカウンセリング

心が苦しい、つらい…、そんな時に利用したいのがカウンセリングです。特に、精神科医等による専門的なカウンセリングを受けたいと思う方は多いのではないでしょうか。区が行ったヒアリングや調査でもカウンセリングを利用したいとの声は多くありました。
ですが、日本ではカウンセリングの利用率は非常に低いのが現状です。
そこで、このガバメントクラウドファンディングを活用し、オンラインカウンセリングを利用しやすい環境を整備したいと考えています。

2.孤独予防プログラム

孤独予防プログラムは、悩みや困りごとを抱えた際に、気軽に・早期に相談できるように、相談へのハードルを下げることを目的として実施します。
また、必要な時に必要な支援へスムーズにアクセスできるよう、相談先や頼れる支援などを周知します。

区民へのアンケートからは、上京や一人暮らしの開始、妊娠・出産、退職など、ライフイベントをきっかけとして孤独を感じるようになったとの傾向がみられました。
そのため、このプログラムでは、ライフイベントを迎える方、迎えた方を対象として実施します。

3.支援情報周知等

区ではこれまでも区の広報や区公式SNSへの掲載等によって、相談窓口や支援情報を周知してきました。
しかし、すべての方に必要な情報が届いている状況とはなっていません。
 
行政の支援を知らない方、興味がない方、自分が対象と思っていない方などへは、こちらから情報を届けるための新たな取組が求められています。
そこで、主に若い方向けとしてSNSでの広告配信、高齢者向けとして自宅への郵送を実施します。

なぜガバメントクラウドファンディング??

目標金額に達した場合、また達しなかった場合でも、皆さまからご支援いただいた寄付金は、全て上記の事業に活用させていただきます。
皆様からのご支援をよろしくお願いいたします。

区長メッセージ

写真

「孤独・孤立に悩む人を誰ひとり取り残さない社会」「相互に支え合い、人と人の「つながり」が生まれる社会」を目指す「孤独・孤立対策推進法」が、令和6年4月に施行され、品川区では令和5年度から取組みを開始しました。
今年度はNPO法人あなたのいばしょと協定を締結し、行政機関への相談というハードルを下げ、当事者からの要望が多かった「夜間・休日」を含む24時間365日相談しやすい体制を構築しました。

令和7年度には、精神科医等による専門的なカウンセリングを受けられる体制の整備や、必要な時に必要な支援にスムーズにアクセスできるための周知等に取組むことにより、さらに孤独・孤立対策を進めてまいります。
誰もが生きづらさを感じたり、選択を阻まれることなく、自分の望むように生き、幸せを感じることができる社会。人がつながり、支え合うことができるやさしく寛容な社会の実現に向け、今後も全力で取り組んでまいりますので、皆様からのご賛同・ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

品川区長 森澤 恭子

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

  • 2025年02月07日 17:09

    【プロジェクトの受付期間終了】 ご支援いただき、ありがとうございました!

    令和6年12月31日をもちまして本プロジェクトを終了いたしました。

    温かい応援のメッセージと共に寄附をいただいたこと、厚く御礼申し上げます。
    目標額には届かなかったものの、26名もの方にご支援いただくことができ、大変嬉しく思っております。
    いただいた寄附金は、若者の孤独・孤立が深刻化することを未然に防止するために大切に使わせていただきます。

    引き続き温かく見守っていただけますと幸いです。
    この度は、誠にありがとうございました。

    もっと見る

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東京都品川区

品川区は、東京湾に面した臨海部と山の手に連なる台地からなり、古くから交通、交易の拠点として栄え、考古学発祥の地としての有名な大森貝塚など歴史に名を残す史跡も数多くあります。
江戸時代には東海道第一の宿として賑わい、明治時代に入ってからは、京浜工業地帯発祥の地として発展してまいりました。 
そして現在、羽田空港の国際化や、品川駅への新幹線の停車はもとより、リニア中央新幹線の乗り入れなど、再び交通、産業の拠点として重要な役割を担おうとしています。