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【第八弾】猫の不妊・去勢支援で、不幸な猫の命を守りたい

カテゴリー:動物 

main_img 達成

寄付金額 1,049,000

104.9%

目標金額:1,000,000

達成率
104.9%
支援人数
49
終了まで
受付終了

山形県遊佐町(やまがたけん ゆざまち)

寄付募集期間:2024年9月2日~2024年11月30日(90日間)

山形県遊佐町

プロジェクトオーナー

遊佐町では、動物愛護及び管理に関する法律(以下、動物愛護法)の趣旨に基づき、「人と動物が調和し共生できる社会」を目指し、「遊佐町動物保護団体活動支援事業補助金」や、「遊佐町猫不妊去勢手術費補助金」の交付を行っています。

猫の不妊・去勢手術費用の一部を補助することにより、適正な飼養を行うことができない猫の繁殖や近隣被害を未然に防ぎ、動物の愛護及び管理の意識を啓発するとともに、地域住民の良好な生活環境を保持することを目的としています。
また、遺棄により悲しい結末となったり、殺処分となったりする不幸な命が生まれないよう、動物の救護・保護・譲渡・動物愛護及び啓蒙活動などを行う団体に補助金を交付し、活動を支援しています。

これらの事業によって、官民協働で問題の解決に取り組み、人と動物が互いに共生できるまちづくりを目指しています。

このクラウドファンディングは『ふるさと納税』対象事業です!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄附ができる制度のことです。控除上限額内の2,000円を越える部分について所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

動物との共存を目指す 山形県遊佐町

人と動物と住みよい町、互いに共生する快適な町づくり

遊佐町では、動物愛護法の趣旨に基づき、「人と動物が調和し共生できる社会」をめざして、猫不妊去勢手術費と動物保護団体活動支援事業への補助金を、山形県内の自治体で初めて平成28年度(2016年)から導入しました。

近隣自治体への広がり

このプロジェクトを実施するのは今回で8回目となりますが、中には毎回寄附をくださる方もいらっしゃるなど、たくさんの方に支援していただいております。

また、近年では遊佐町のほかにも不妊去勢補助等事業を導入する自治体が増えており、各地で取り組みの輪が広がっています。
今後も町としての取り組みを着実に積み重ねていくことで、取り組みの輪を広め、最終的には山形県、そして全国の犬猫殺処分ゼロ実現に向けた働きかけになるものと考えております。

さらに多くのみなさまにこの取り組みを知っていただき、ご支援いただければ幸いに存じます。

補助金制度の内容

遊佐町では現在下記のとおり、不妊去勢手術に対しての補助をさせていただいております。

①補助金の額
 飼い主のいる猫 メス:8,000円、オス:5,000円

 飼い主のいない猫 メス:14,000円、オス:7,000円

②補助の要件
町税等の滞納がないこと(飼い主のいる猫のみ)

「地域猫」の取り組みも取り入れて対策

地域猫とは

地域の理解と協力を得て、地域住民の認知と合意が得られている、特定の飼い主のいない猫。

その地域にあった方法で、飼育管理者を明確にし、飼育する対象の猫を把握するとともに、フードや糞尿の管理、不妊去勢手術の徹底、周辺美化などの地域のルールに基づいて適切に飼育管理し、これ以上数を増やさず、一代限りの生を全うさせる猫を指します。

環境省「住宅密集地における犬猫の適正飼養ガイドライン」平成22年(2010年)2月、p.16

地域に生きる動物を命あるものとして、地域の中で「地域の一員」として認めていくことが必要であり、そこから生まれている猫の問題については「地域猫対策」として捉えなければなりません。

地域住民と課題解決に取り組むボランティア、行政が協力、人と猫(動物)との調和のとれた、互いが共生できる町づくりをめざします。

2024年度の実績

昨年も、たくさんの方々より事業にご賛同いただき、本当にありがとうございました。改めて御礼申し上げます。

昨年、不妊去勢事業の実績と、ご寄付の活用について下記のとおり報告いたします。

動物愛護保護団体の支援に関して

「庄内アニマル倶楽部」は山形県庄内地区で犬や猫の保護・譲渡・動物愛護・啓蒙活動を行っているNPO法人です。

里親会の様子

特定非営利活動法人(NPO法人)庄内アニマル倶楽部

(1)動物愛護及びペットの適正飼養に関する知識の普及啓蒙事業
(2)飼い主のいない犬・猫の治療・保護する施設の運営
(3)飼い主のいない犬・猫の譲渡事業
(4)猫の不妊去勢手術の推進事業
(5)支援金募金活動
(6)その他目的を達成するために必要な事業

こちらのNPO法人は、普段から仕事に就いている方々がボランティアで運営しています。人数・予算・スペースなどの限界があるので、すべての課題や要望に対応することは難しいのですが、着実にできることを一歩ずつ進めていらっしゃいます。

今年は初の試みとして、特定の集落を対象とした一斉不妊去勢事業を行いました。
区長さんの協力を得て、事前にチラシを配布して周知を図り、一定の期間内で捕獲機に入った猫の不妊去勢手術を行うという取り組みです。今回は20頭の猫に対して手術を行うことができました。
この集落は野良猫が多く、役場にも度々相談が寄せられておりました。行政としてもなんとか出来ないか考えていましたが、今回庄内アニマル倶楽部から提案があり、また、区長さんや集落の皆さんの協力もあって実現することが出来ました。
今後も継続して同様の事業を実施したいと考えております。

また、毎年「ゆざ町でこワン・でこニャンまつり」を開催しており、里親会や獣医師による相談会だけでなく、犬のしつけ教室やデモンストレーションなど、猫や犬と一緒に学ぶ機会をつくっています。
(※今年度は7月の豪雨災害の影響により中止)
また、町内には庄内アニマル倶楽部のほか、個人で野良猫や捨て猫への不妊・去勢手術や里親探しといった活動を続けている方もいらっしゃいます。

官民で力を合わせ、
人と動物が共生できる地域をめざします

ボランティアによる保護活動が数年前から続けられている中、行政はただ遺棄された子猫の保護をお願いするなど、問題解決をお願いする立場でしかありませんでした。

行政として、民間団体に依頼するだけでいいのかという問題意識で始めた猫の不妊去勢補助事業ではありますが、課題解決に向けた官民協働の形を進めることができたものと思っています。
補助金制度の周知、活用を行いながら、行政・動物愛護推進員・ボランティアが協力し、問題の解決にあたっています。

補助制度を導入して今年で9年目ですが、多くの方々の協力もあり、野良猫に対する補助金の活用件数についても、増加しています。

しかし、不妊去勢手術だけ行っても問題の解決には至りません。町では、補助金を利用する方に対しては引き続き、餌やり・トイレの対応、場合によっては医療行為の実施など行っていただけるよう、出会った猫について、生きている限り面倒をみていただけるよう終生飼養をお願いしております。
 
また、「殺処分ゼロ」と同時に「無責任飼い主ゼロ」を目指し、令和時代における犬猫との生活の在り方についての啓蒙・啓発にも力を入れていかなければなりません。

こうした取り組みを着実に積み重ねていくこと自体が、犬猫と共存していくための取組みを近隣市町にも広め、最終的には山形県の犬猫殺処分ゼロ実現に向けた働きかけになるものと考えております。

「地域に生きる動物を命あるものとして、地域の中で、地域の一員として認めていく。」
この言葉が実現された先に、人と動物とが共生する遊佐町があると考えます。

事業への理解を得ながら、継続して進めていくために

遊佐町における猫の不妊去勢補助事業は、一時的なものではなく定常的に取り組む事業として定着してきました。今後もこの取り組みを続けていくための財源として、動物保護に高い関心を寄せる方に引き続きご協力を賜ると同時に、初めてこの取り組みを知った方からも猫を取り巻く現状と問題を認識していただき、活動の輪を広げていきたいと考えております。

 

【GCF限定のお礼の品紹介】

【注意事項】

※このプロジェクトへのご寄付は、ふるさと納税制度の対象となります。
そのため、遊佐町にお住まいの方は、ご寄付をいただくことは可能ですが、お礼の品をお送りすることができません。あらかじめご了承ください。

今回のプロジェクト限定の返礼品として、庄内アニマル倶楽部が監修する「動物カレンダー2025」を用意いたしました。
また、「動物カレンダー2025」と、庄内地域で間伐された黒松から作られた「森の猫砂」のセットも用意いたしました。
なお、「動物カレンダー2025」は現在制作中です。
どんなデザインがお手元に届くのか、お楽しみにお待ちください。

●森の猫砂紹介(動物保護団体アニマル倶楽部販売)

消臭効果バツグンの、猫砂です。猫、モルモット、フェレットなどにお使いいただけます。

森の猫砂は、「スノコ式2段トイレ」もしくは「引き出し式システムトイレ」などが推奨トイレになります。猫砂は、おしっこと臭いを呼吸して分解、粉になってスノコの下に落ちて行きます。ペットシーツは適宜お取替えください。
ご使用済みのペットシーツと猫砂は可燃ごみに捨てることができます。

※森の猫砂プロジェクトは、地域の犬や猫の保護活動をする庄内アニマル倶楽部が運営しています。

●森の猫砂紹介(動物保護団体アニマル倶楽部販売)

 

  • 2024年12月13日 19:00

    目標金額達成!ご支援いただきありがとうございました。

    この度は当プロジェクトにご寄付いただき、ありがとうございました。今回49名の方に、1,049,000円のご寄付をいただき目標金額を達成することができました!
    また、皆さまからあたたかい応援メッセージをいただきましたこと大変嬉しく思います。重ねてお礼申し上げます。
    皆さまからいただいた寄付金は、猫の不妊・去勢手術費用の補助事業に大切に使わせていただきます。
    人と動物が調和し共生できる社会を目指し、飼い主のいない猫などの命を1つでも多く救えるよう今後の活動を続けていきます。
    引き続き見守っていただけると幸いです。
    この度はご支援いただきまして誠にありがとうございました。

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山形県遊佐町

遊佐町は山・海・川・平野と自然豊かな町です。
町のシンボルは日本ジオパークにも認定された名峰「鳥海山」
その山麓から湧き出るきれいな水は遊佐町で作られているすべての特産品につながっています。

  • GCFとは?

このプロジェクトへの応援メッセージ

  • 動物の住みやすい街になる様、プロジェクト続けて行ってください。これからも応援しています!

    2024年10月25日 9:37

  • 人と共存できてるのが当たり前の時代がきますように。
    全ての猫が幸せでありますように!

    2024年9月11日 0:12

  • 猫たちの幸せな生活が得られるように猫活動頑張ってください

    2024年9月5日 0:20

  • 今年も応援させていただきます。
    一匹でも多く、猫ちゃんが幸せになりますように!

    2024年9月4日 21:08

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