東日本大震災をきっかけに始まった中学生の交流を未来へつなぎたい!陸前高田市・名古屋市絆交流
カテゴリー:子ども・教育
寄付金額 602,000円
目標金額:1,000,000円
- 達成率
- 60.2%
- 支援人数
- 9人
- 終了まで
- 受付終了
愛知県名古屋市(あいちけん なごやし)
寄付募集期間:2024年9月19日~2024年12月15日(88日間)
名古屋市教育委員会事務局

2011年に発生した東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県陸前高田市の復興と両市の発展を目指して、名古屋市と陸前高田市の中学生がお互いの市を訪問する絆交流を続けています。名古屋市の中学生が陸前高田市を訪問した際は、被災された方々のお話を聞いたり、被災状況をとどめている震災遺構などを見学して自然災害の恐ろしさを肌で感じたり、牡蠣やわかめの養殖体験を行ったりなど、現地ならではの学習に取り組んでいます。また、陸前高田市の中学生が名古屋市を訪問した際は、様々な職場体験や、名古屋市の中学生と一緒に名古屋市の伝統・文化に触れる取組みを行うなど、お互いの交流を深めています。皆様からのご寄附は、将来の街づくりを担う子どもたちの育成につながる交流を、今後も末永く、より一層深めるために活用させていただきます。
【絆協定】名古屋市・陸前高田市の中学生の交流を未来へつなぎたい!
子ども達の交流を末永く、より一層深めていくために、名古屋市・陸前高田市教育委員会は、平成24年5月2日に「絆協定」を締結しました。この協定に基づき、平成25年より両市の中学生がお互いに訪問しあう双方向の交流が行われています。
名古屋市の中学生が陸前高田市を訪問した際は、被災状況をとどめている震災遺構などを見学して自然災害の恐ろしさを肌で感じたり、牡蠣やわかめの養殖体験を行ったり、陸前高田市の新たな魅力に触れる体験など、現地ならではの学習に取り組んでいます。また、陸前高田市の中学生が名古屋市を訪問した際は、様々な職場体験や、名古屋市の中学生と一緒に名古屋市の伝統・文化に触れる取組みを行うなど、お互いの交流を深めています。

今までの活動内容
牡蠣の養殖・わかめの芯抜き体験

名古屋市の中学生が陸前高田市を訪問し、陸前高田市の産業の一つである牡蠣の養殖について、漁船に乗り、養殖されているいかだを見学しました。漁船では養殖業の方から、震災のときに湾の中ががれきで埋もれていて養殖場も流されてしまったことを聞き、津波の被害について実感することができました。
震災遺構学習

名古屋市の中学生が陸前高田市を訪問し、旧気仙中学校を見学しました。ヘルメットをかぶり、実際に建物の中に入り、当時の様子についてガイドの方から説明を聞きました。がれきが残った教室や、大きくゆがんだシャッターなどから、津波による被害の大きさを感じ取ることができました。
東日本大震災津波伝承館にて震災学習

名古屋市の中学生が陸前高田市を訪問し、東日本大震災津波伝承館にて震災について学習しました。陸前高田市の中学生が展示物について解説をしてくださり、震災への理解を深めるとともに、中学生同士の交流の機会にもなりました。
名古屋市会本会議場見学

陸前高田市の中学生が名古屋市役所を訪問し、名古屋市会本会議場を見学しました。名古屋市長、正副議長への表敬訪問や懇談会も行い、貴重な時間を過ごしました。
両市中学生交流会

陸前高田市の中学生が名古屋市役所を訪問し、両市中学生の交流会を行いました。名古屋市交流団が考え、リサーチしたプランの中から、グループに分かれ名古屋市内を周りました。有松鳴海絞体験や、栄散策など名古屋の伝統、文化、技術を感じてもらい両市の絆が更に深まりました。
奇跡の一本松後継樹の見学

陸前高田市の中学生が名古屋市役所を訪問し、東山動植物園にて、奇跡の一本松後継樹を見学しました。震災の記憶を後世につなぐことを願って植えられた両市の交流のシンボルを見学し、犠牲者への追悼の意を示し、同時に防災への意識の向上につながりました。
寄付金の使い道
いただいた寄附金は、名古屋市・陸前高田市中学生同士の交流活動、産業・職業体験、震災学習等、両市の子どもたちの交流を一層充実させたり、交流事業を安定的に継続するために幅広く活用させていただきます。目標金額に達しなかった場合も寄附金は本事業に活用させていただきます。
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2025年02月03日 13:00
最近の絆交流事業についてご紹介
陸前高田市・名古屋市絆交流実行委員会です。
今回は1月7日~9日に行われた冬交流の様子をご紹介いたします。
冬交流では陸前高田市の中学生の方々が名古屋市に訪問し、観光・文化・産業技術に触れつつ名古屋市中学生と交流をしたり、防災について学習したりする機会となっております。簡単ではございますが、3日間の活動内容をタイムスケジュールと写真つきでご紹介いたします。
~1日目~
11:00 小牧空港着 東海岩手県人会お出迎え
13:00 名古屋市役所にて、市長・正副議長を表敬訪問
(画像)市長表敬集合写真
14:20 6班に分かれて分散学習(浅間町、栄、熱田神宮、伏見、則武、名古屋港)
(画像)名古屋扇子づくり体験
19:00 宿泊ホテル到着
~2日目~
9:00 10班に分かれて職場体験
((株)ココトモファーム、(株)シーアールイー、(株)ソロピッツァチェザリ、ダイコク電機(株)、(株)中日新聞社、名古屋港水族館、名古屋市立大学病院、日本ガイシ(株)、(株)メニコン、陸上自衛隊)
(画像)(株)メニコン
15:40 名古屋城本丸御殿見学
16:30 本丸御殿孔雀之間で中学生交流会(防災学習)
20:00 夕食会(絆交流活動OBのセンパイ企画)
~3日目~
8:40 東山植物園到着、奇跡の一本松後継樹を見学
(トップ画像)集合写真
9:40 東山動物園見学
12:00 小牧空港出発 東海岩手県人会お見送り
今回の活動について、陸前高田市中学生の方からは、「冬交流で名古屋市の文化・産業に触れて、様々な『初めて』を体験し、自身の視野が広がって、これからの行動やもっと先の将来を考えるきっかけになった」とのお声をいただきました。また名古屋市中学生からは、「陸前高田の中学生をおもてなしする中で、自分たちが住む町の特長や魅力について再発見できた。2日目の交流会では陸前高田の中学生からの防災に関する発表を聞いて防災意識を高めることができた」との感想をいただきました。まさに冬交流で目指していたことを、両市中学生の皆様に受け取っていただけたのではないかと思います。
さて、今年度の夏交流・冬交流では今までご寄附いただいたお金を使わせていただき、充実した交流活動を行うことができました。現在、センパイの皆様とともに、次年度の交流活動についても検討を進めているところでありますが、事実、今までの寄附金の残額がわずかとなっており、このままでは例年通りの充実した交流活動ができなくなってしまう可能性があります。この活動が末永く続くよう、引き続きお力添えしていただける方につきましては、新しくプロジェクトページを作成しておりますので、そちらをご参考ください(URL:https://www.furusato-tax.jp/gcf/3772)。何卒よろしくお願いいたします。
次回は夏交流の準備の時期にまたご報告をさせていただければと思います。長文失礼いたしました。
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2024年12月28日 12:00
プロジェクトの終了と今後について
陸前高田市・名古屋市絆交流実行委員会です。
令和6年9月19日~12月15日まで実施してきた本プロジェクトですが、最終的に9名の方々から合計602,000円のご寄附をいただくことが叶いました。
両市中学生にとって有意義で貴重な経験の場を創るための皆様からの応援、大変感謝しております。
集まった寄附金につきましては、来年度以降の交流事業の活動費として大切に使わせていただきます。
今後の活動の様子も適宜更新させていただきますので、ご覧いただけると幸いです。
現在、1月7日から9日まで行われる『冬交流』の準備を進めております。
毎年冬交流では、陸前高田市の中学生20名が名古屋市に来訪し、観光地案内・歴史文化紹介・職場体験等を通じて、交流・学習する機会となっております。
12月23日、26日には、名古屋市の中学生とセンパイ方(過去に絆交流事業に参加されたOBの皆様)が集まり、準備会を行いました。
画像は、分散学習で陸前高田市の中学生を案内するため、調べ学習をしている様子です。このあと各班、現地に下見にも向かいました。
夏交流では陸前高田市の中学生におもてなしをしていただいたので、今度はこちらがおもてなしをする番だ、と皆様意欲的に取り組んでおられました。
冬交流本番の様子はまた1月中に更新できればと思っております。
最後になりますが、今回のプロジェクトでは合計602,000円の大変ありがたいご寄附をいただきましたが、
この事業が今後も十分な形で続けられるまでの目標金額には至りませんでした。
そこで、新たに1月6日~3月31日までの期間でプロジェクトを延長することといたしました。
今後も絆交流事業を幅広く知っていただけるよう、広報活動を続けていく所存でございますので、何卒よろしくお願いいたします。
長文になり失礼いたしました。もっと見るまだコメントはありません
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2024年12月02日 15:00
プロジェクト終了まで残り2週間を切りました!
現在7名の方々からのご支援をいただいております。
心より感謝を申し上げます。
名古屋市では現在、1月7~9日に陸前高田市の中学生が名古屋市に訪問する冬交流に向けて、過去に絆交流に参加したOBであるセンパイの皆様とともに計画を立てております。
(市長表敬、分散学習、職場体験、東山植物園内の奇跡の一本松後継樹の見学、etc……)
中学生の子どもたちにとって充実した防災学習・文化交流の機会となるよう、全力でサポートしていく所存でございます。
一方で、交流事業の運営には旅行契約や移動費を含め、多額の費用がかかっていることも事実です。
現状は名古屋市と陸前高田市の両市予算、および過去の寄附金の残額から捻出しておりますが、
今年度の活動で寄附金の残りもわずかとなり、このままでは充実した交流活動を続けていくことが困難になってしまう可能性があります。
今後も子どもたちの交流事業が末永く続くよう、ぜひお力添えいただきたいです。応援のほど、よろしくお願いいたします!もっと見るまだコメントはありません
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愛知県名古屋市
名古屋は日本のほぼ中央に位置し、人口が230万人を超える中部地方の政治・経済・文化の中枢都市です。熱田神宮や織田信長・豊臣秀吉・徳川家康の三英傑、尾張徳川家に代表される歴史や文化は、名古屋の魅力や活力の礎となっています。現在は、武将ゆかりの歴史・文化やなごやめしを目的に多くの方が名古屋を訪れるなど、名古屋の魅力は国内外に広がってきています。また、アジア競技大会の開催や、リニア中央新幹線の品川-名古屋間の開業も予定されており、人々の交流と地域経済のさらなる発展が期待されます。
コメント投稿をありがとうございます!
あなたのその想いが
プロジェクトを動かしています。
投稿は順次、進捗情報ページへ反映されます。
反映まで数日かかることがあります。