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人と猫が共に生きられる高知県を目指して!-不妊去勢手術を推進して殺処分を減らし、猫も人も幸せな社会へ-

カテゴリー:動物 

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寄付金額 988,000

32.9%

目標金額:3,000,000

達成率
32.9%
支援人数
48
終了まで
受付終了

高知県(こうちけん)

寄付募集期間:2024年6月26日~2024年8月31日(67日間)

高知県

プロジェクトオーナー

高知県では動物愛護センターの建設に向け事業が進んでおりますが、平行して、高知県が目標に掲げる「人と動物の調和の取れた共生社会の実現」に向け、各種事業を推進しています。その中の一つが地域猫活動の推進です。高知県ではこれまでTNR活動を推進しておりましたが、今後は術後管理を含めた地域猫活動へとシフトして行きます。

私たちの目指す「人と猫の調和の取れた共生社会」とは、飼い猫に限らず、飼い主のいない猫たち1頭1頭にも居場所があり、人もどの猫も困らない、幸せな生活を送ることのできる社会を思い描いています。
しかし、令和5年度、高知県では189頭の猫の殺処分を行いました。

その全てが生まれて間もない授乳期の子猫であり、県の施設では飼育に多くの手がかかることなどの理由から、やむを得えず殺処分しています。殺処分数は減少傾向にありますが、殺処分をゼロにし、人と猫の調和の取れた共生社会にはまだまだ取り組みが必要です。

猫が増える原因として、不妊去勢手術を伴わない「無責任な餌やり」行為により繁殖の機会を増やしてしまうだけでなく、そこには経済的困窮や社会的孤立等などから人が猫に依存してしまう背景が含まれているケースもあります。この様に、始まりは【人】であるにも関わらず、飼い主のいない猫の存在だけが問題視され、その多くは過酷な外の環境で一生を終えるのが現状です。

高知県ではこのような不幸な命を減らすことを目的に、平成26年度から地域猫活動の一環である猫の不妊去勢手術に対する助成を行っています。地域猫活動とは、飼い主のいない猫を地域の環境問題として捉え、人と猫が暮らしやすい町づくりを目指す活動です。不妊去勢手術は、その中でも猫を増やさないための重要な要素となります。私たちはクラウドファンディングプロジェクトによって助成金を拡充し、より多くの猫に不妊去勢手術が受けられる環境を整えたいと考えています。
 
ぜひ、このプロジェクトにご参加いただき、猫と人が幸せな生活を送れる未来を一緒に築くためお力を貸してください。あなたの力で、高知県の猫たちの命を守ることができます。どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いいたします。

1.高知県の抱える課題と目指すべき姿

高知県では動物愛護センターの設置を見据え、高知県が目標に掲げる「人と動物の調和の取れた共生社会の実現」に向け、各種事業を推進したいと考えています。

私たちの目指す「人と猫の調和の取れた共生社会」とは、飼い猫に限らず、飼い主のいない猫たち1頭1頭にも居場所があり、人もどの猫も困らない、幸せな生活を送ることのできる社会を思い描いています。

しかし、令和5年度、高知県では189頭の猫の殺処分を行いました。現在、殺処分している猫は、生まれて間もない授乳期の子猫たちです。

猫が増える原因として、不妊去勢手術を伴わない「無責任な餌やり」行為により繁殖の機会を増やしてしまうことや猫の高い繁殖力などがあげられます。
特に餌やり行為には餌を与える方の経済的困窮や社会的孤立等が複雑に絡みあっており、猫の存在に依存してしまい問題が根深くなる背景が含まれているケースもあります。周辺の生活環境への影響があることから苦情として自治体が対応することも多く、近年では報道や SNS で取りあげられる等、社会的な問題としても注目が集まっています。
 この様に、始まりは【人】であるにも関わらず、飼い主のいない猫の存在だけが問題視され、その多くは過酷な外の環境で一生を終えるのが現状です。

可能な限りの保護と譲渡を行うことができるのが理想ですが、授乳期の子猫の飼育には大変な手間がかかります。
毎日2~3時間ごとに授乳しなければならず、食後には排泄のサポートも必要です。また、
ペットヒーターによる体温の保持や、急な体調変化にも気を配らなくてはいけません。飼い主のいない猫や心ない飼い主による捨て猫、外飼いの猫が無秩序に繁殖して、年間数百頭の生まれて間もない授乳期の子猫が県の施設に持ち込まれた場合、そのすべてを救うことは困難です。
1匹でも多くの命を繋げるため、高知県では授乳期の子猫を育てていただくミルクボランティアを登録認定、支援する制度を設け、殺処分を減らす取組を進めています。しかし、たくさんの子猫が生まれてくる現状では、対応が追いつかず、殺処分せざるを得ません。高知県が目指す『人と動物の調和の取れた共生社会』に近づくためには、そもそも収容される猫たちを減らす必要があると考えています。

2.そもそも、飼い主のいない猫を増やさないためにできることとは?

そもそも、飼い主のいない猫を増やさないためにできることがあります。地域猫活動です。
地域猫活動とは、飼い主のいない猫によるトラブルのない住みやすい地域にするために、地域内の住民が共通の課題と認識し、住民で話し合い、行政、猫活動ボランティアと協働しながら問題解決を図る環境衛生活動です。
その活動の幅は広く、地域住民との話し合い、清掃、資金集め、広報、パトロールなど多岐にわたる中、重要な役割を占めるのがTNRM活動です。

TNMR活動とは、飼い主のいない猫を捕獲し(Trap)、不妊去勢手術を受けさせ(Neuter)、元の生息場所に戻す(Return)、術後も管理(体調、給餌、清掃、頭数確認等)する(Management)ことを指します。不妊去勢手術により繁殖期の鳴き声の抑制など、飼い主のいない猫が人に及ぼす影響を緩和する効果も期待されています。

県内には猫の殺処分を減らしたい、お住まいの生活環境を守りたいという思いから、飼い主のいない猫の不妊去勢手術に意欲を持たれる方々が数多くいらっしゃいます。本事業では、TNRM活動のうち、特に費用面でハードルの高い不妊去勢手術(N)の助成を行うことで、地域猫活動をサポートします。
 そもそも猫が増えないようにすることで殺処分されたり、交通事故や感染症によって命を落としたりする猫を減らすだけでなく、人とのトラブルも減り、人と猫の調和の取れた共生社会実現に向けた根本的な取り組みが進むことになります。

皆様からいただいた寄附金は、この取り組みに活用させていただきます。
さらに、寄附金の一部は動物愛護に関する広報活動にも役立てています。

地域猫活動は、人と猫が共生する社会を作るために欠かすことのできない重要な取組です。県内各地で地域猫活動に尽力される皆様に心より感謝申し上げますとともに、高知県としてこれからも殺処分ゼロとその先の人と猫の共生社会の実現に向け、取り組みを続けて参ります。

このクラウドファンディングを通じていただく寄附金は、をより一層推進するための重要な資金となります。より多くの猫への不妊去勢手術を可能にし、猫と人が共に生きる社会を実現するため、皆様の温かいご支援をよろしくお願い申し上げます。

3.事業の概要と実績

お礼の品のご紹介

5,000円以上の寄附をしていただいた高知県外にお住まいの方に、寄附金額に応じて返礼品をお送りします。下記の返礼品からお選びください。

現在進捗情報はありません。

高知県

高知県は、輝く太陽のもと、黒潮打ち寄せる変化に富んだ海岸線をはじめ、四万十川に代表される清流や緑深い山々など、美しく豊かな自然に恵まれています。

あわせて、坂本龍馬や吉田茂など、数多くの先人・偉人を輩出してきた歴史と風土があります。

高知の自由で豪快な気風は、「いごっそう」や「はちきん」と呼ばれる、おおらかな中にも芯の通った県民性を育み、アイデア豊かな土佐人の知恵と行動力は、こだわりのある園芸作物や産業技術を生み出しました。また、「よさこい祭り」に代表される個性豊かな地域の文化を発展させてきました。

こうした高知の良さを生かしながら、高齢者も子どもたちも、働き盛りの方々も、互いに心の絆を保ちつつ、将来に希望を持って暮らせる、そして県外の方々からも「ぜひ行きたい」「ぜひ住んでみたい」と思っていただける高知づくりを目指してまいります。