能登半島地震などの災害緊急支援を、ふるさと納税で

カテゴリー:災害 

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寄付金額 145,550

7.2%

目標金額:2,000,000

達成率
7.2%
支援人数
34
終了まで
58
/ 91

広島県神石高原町(ひろしまけん じんせきこうげんちょう)

寄付募集期間:2024年4月1日~2024年6月30日(91日間)

広島県神石高原町 × 特定非営利活動法人(認定NPO)ピースウィンズ・ジャパン

プロジェクトオーナー

※神石高原町内在住の方は、ふるさと納税を通じてのピースウィンズ・ジャパンへの寄附を申し込みできません。予めご了承ください。

ピースウィンズ・ジャパンが運営する空飛ぶ捜索医療団"ARROWS"は、広島県神石高原町に拠点を置き、大規模災害の被災地にいち早く駆けつけ、救助・救命活動を行う、医療を軸とした災害緊急支援プロジェクトです。
「一秒でも早く、一人でも多く」被災者を助けたい。その想いを胸に、被災地にいち早く駆けつけます。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

今年元日発災した能登半島地震
いま支援の手を離すには、あまりにも酷な現実

被災地到着後すぐに孤立集落へ空路で向かい臨時診療を開始

能登半島地方に甚大な被害をもたらした令和6年能登半島地震。発災直後に出動して以降、今でも支援活動を続けています。

【孤独にしない】悩みを分かち合う、自立・生活再建支援

発災から数ヵ月が経過し、能登半島地震の現地の様子などが報道されることも徐々に減ってきています。被災地の人々は、「自分の生活を立て直すことができるのか」「自宅を修復することはできるのか」と、多様な課題を抱えています。

スタッフが専門知識を活かし、悩みなどの相談にのり被災者の方々が抱える状況にあった自立・生活再建が進むように住居補助政策などの、専門的な情報の提供を行う「災害ケースマネジメント」も動き出しています。

在宅避難、仮設住宅、避難所…。暮らす場所にかかわらず出向く支援を。

仮設住宅周辺の様子

暮らす環境も抱える課題も被災者によって大きく異なるなか、医療・物資・人的支援など、私たちの機動力を駆使して企業や他の団体・機関などと、ともに連携しながら支援にあたっています。

在宅避難者への物資支援
避難所の生活環境の改善(段ボールベッドの設置など)
不足している医療資材支援
仮設住宅への移動支援や、移動した後のフォロー

住民をはじめ行政職員も被災しているなか、復旧・復興に向けて歩みを止めずに被災地が前進していくためには、柔軟な支援が可能な私たち民間団体の力が必要です。

空飛ぶ捜索医療団"ARROWS"の体制とこれまでの支援活動  

東日本大震災以降、空飛ぶ捜索医療団の前身となる災害支援チームから、私たちはほぼ全ての激甚災害に出動し、民間組織として支援活動を実施してきました。

航空機やヘリコプター、船舶などを駆使して、遮断された地域にもできる限りの支援を届けています。人員も医師や看護師、レスキュー隊員、災害救助犬など各専門分野のプロフェッショナルがチームとして力を結集させ、災害緊急支援活動を行っています。
ロシアからのウクライナ侵攻では隣国モルドバに仮設診療所を設置。医師・看護師・薬剤師などによる医療支援をはじめ、モルドバ、ウクライナ国内において物資支援を実施しました。
また、2023年はトルコ・シリア地震、ハワイ・マウイ島山火事では緊急支援チームを派遣し、医療・物資支援にあたりました。

緊急支援活動以外の私たちの活動

へき地医療の社会課題に立ち向かう

発災直後迅速に被災地に出動し医療や物資など、あらゆる支援活動を開始する体制を整えつつ、平時ではへき地医療への社会課題や、多機関との連携強化訓練などに取り組んでいます。

高齢化率が約半分になるへき地で、医療リソースを消滅させない

空飛ぶ捜索医療団”ARROWS”が本拠地を置く広島県神石高原町は、人口8000人あまりの町で、65歳以上の高齢化率は49.75%(2024年3月1日時点、全国平均約29%、)と非常に高い地域です。
また、医師不足が深刻な問題となっており、医師を含む医療チームは2018年5月から山間部にある「へき地診療所」での定期的な診療支援を行っています。

へき地での医師不足の課題は、広島県神石高原町だけの問題ではありません。特に山間部では医師不足による診療所の閉鎖が相次ぎ、救命救急センターや高度医療機関から遠隔にある地域では、重篤な救急患者の搬送に1時間半以上かかってしまうこともあります。
私たちは、災害医療と地域医療、国際協力に興味がある医療従事者を集め、災害医療を担いつつ地域で活躍する医療従事者を確保する、新たな医療モデルを発信していきます。

他団体・機関などと訓練を重ね連携を強化し、より多くの命を助ける

発災直後、瞬発的に緊急出動し現地で本当に必要とされる支援を見極めつつ届けるためには、机上だけの備えだけでは実際の行動に繋ぐことはできません。
私たちは毎月チーム内でのレスキュー訓練を行い、医療・レスキューなど各専門分野をもつスタッフがそれそれの分野で得たノウハウなどを共有、勉強し合い、雪の中や川・海上など、あらゆる状況を想定した訓練を行いチーム内の体制を強化しています。
そして、内部だけではなく日ごろから、政府機関や企業・他の団体などと、あらゆる訓練を重ね、課題を洗い出し改善を重ねることで支援活動の精度を高めています。

全てはあらゆる危機により脅かされる、尊い「命」を守るために 

皆様のご寄付が、次なる災害医療支援に役立てられます

令和6年能登半島地震では、消防署や警察などと私たちの医療チームが連携することで、124時間もの間倒壊した家屋の下敷きになっていた方の救助を行いました。
これは日ごろから政府や多機関とそれぞれの強みを活かしあい連携訓練を重ねたことで、助け出せた命です。

募金活動は一般的に災害が起きた後に行われることが多いです。しかし、それでは迅速な出動、そして大きな災害に備えることができません。
私たちも、「一秒でも早く、一人でも多くの命を救う」ことのできるよう、現在も体制を整えています。どうか、皆さまからの温かいご寄付をお願いいたします。

ご寄付の使い道

1. 災害時、本当に現場に届く支援を

国内外における災害発生時に「一秒でも早く、一人でも多く」救うため、いち早く現場に駆け付け、レスキュー、医療、物資など、必要とされる支援を届けます。

2. 医療を通じ、安心して住み続けられる地域づくりを

へき地の病院・クリニックの応援を継続。オンライン診療・オンライン面会、訪問看護などにも取り組み、地域の人々の健康を守ります。

3. 医療・福祉施設等に物資・医療支援を

災害や感染症などでひっ迫する医療機関や福祉施設などへ迅速に駆けつけ、患者さんらの診察支援や、施設の運営をサポートします。

4.あらゆる場面に適応した資機材や物資の調達を

必要な機材や物資を日ごろから準備・メンテナンスを実施。船舶やフィールドホスピタル(野外病院)における実際の支援を想定した体制を強化し、被災地域の人びとに貢献します。

現在進捗情報はありません。

広島県神石高原町

神石高原町について

●「神石高原町(じんせきこうげんちょう)」をご存知ですか?
ほとんどの方は初めてお聞きになる町名かと思います。広島県にある世界遺産「宮島」や「平和公園」から約100㌔東の岡山県との県境に位置する豊かな自然に恵まれた町です。人口は約8,000人。標高約400~700mの中国山地の中にわずかな平地と里山,丘陵地で構成された中山間地域です。戦後から緩やかに続く近郊都市への人口の流出により,全国的にも早い時期から過疎高齢化社会を迎えてきた町ですが,自然だけでなく,都会では得られない「本当の豊かさ」が溢れる町,それが神石高原町の魅力です。

●神石高原町は豊かな自然に恵まれた,天然の遊び場の宝庫です!
夏は水遊び,冬は雪遊び・・・。都会では遠出しないと体験できないような自然と隣り合わせの環境がここにはあります!

●中山間地にも,いろんな仕事があります。新しいチャレンジを応援しています。
特産品のトマトや畜産にチャレンジする方,無農薬にこだわって農業に取組む方,地元の酒造メーカーや近隣都市に通勤する方まで,仕事も様々です。
テレワークでできる仕事も増えている昨今。IT系の仕事で移住された方も。ストレスのないインターネット環境を整備しています。

●子どもが少ないから待機児童もなく,登下校もスクールバスで安心・安全
保育所は待機児童なし!小学校も少人数なので,先生や友達と距離も近く,学年を越えて仲良く遊びます。スクールバスのため登下校時の事故リスクも少なく,ご近所の目も届きやすいから治安が良いのも特徴です。

●ゆとりの住空間と広い敷地。静かでゆったり流れる時間を満喫!
近年,多くの移住者が古民家を改装して住まわれています。庭だけでなく,畑や山まで付いている物件もあり,都会のようにとなり近所を気にすることなく,ゆったりと暮らせる贅沢な時間もこの町の醍醐味です。

●綺麗な水と空気,豊かな大地に恵まれ神石高原町は特産品も豊富!
「まる豊とまと」や「神石牛」などのブランド特産を筆頭に,「こんにゃく」や「ピオーネ」など多くの地元産品が生産されています。6次産業化も推進され加工品として流通するものも増えています。