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命をつなぐ「こども宅食」で、1000世帯の家族の未来を変えたい!

カテゴリー:子ども・教育 

main_img 達成

寄付金額 51,873,625

136.5%

目標金額:38,000,000

達成率
136.5%
支援人数
1,005
終了まで
受付終了

東京都文京区(とうきょうと ぶんきょうく)

寄付募集期間:2018年4月1日~2019年3月31日(365日間)

こども宅食コンソーシアム(東京都文京区)

プロジェクトオーナー

こども宅食は、東京都文京区と営利団体等が共同で運営しています。

生活の厳しいひとり親家庭など1,000世帯のご自宅に1-2ヶ月に一度食品を届け、それを切り口に子どもの貧困問題を解決する新しいセーフティネットを創ります。

まずは小さな成功事例を創り、同じ仕組みを全国に拡げるのが私たちの目標です。

こんにちは、駒崎弘樹といいます。

僕はこれまで10年以上、子育てに関連する様々な社会的な課題を解決する、フローレンスというNPOを運営してきました。内閣府の子ども・子育て会議委員や、厚労省のイクメンプロジェクトの座長なども務めています。

昨年は文京区と5つの団体で力を合わせて、生活が厳しい状況の家庭に食品を届ける「こども宅食」という事業の立ち上げに挑戦しました。

こども宅食は、食品の配達を通じて家庭を見守り、困りごとが起こる前にサポートを行うことを目的とした事業です。

多くの方にお力添えいただいたおかげで、無事にプロジェクトがスタート。昨年は初年度ということもあり、小さく事業をスタートし、事業の基盤を作ることに注力しました。

2017年10月からは、150世帯の対象家庭の方々に向け、2ヶ月に1回食品を届けています。

配送時のやりとりを通じて、ご家庭の生活上の困りごとに気付き支援につなげていく、というソーシャルワークの取り組みも少しずつですが、始めています。

まだまだ始まったばかりですが、この取組みが広がることで、貧困に苦しむ家庭の孤立を防ぐことができる、という確かな希望を持つことができました

ご利用いただいたご家庭からは、このような多くの喜びの声を頂き、本当にやってよかったと感じています。

とはいえ、まだまだ仕組みとしては課題が多く、やりたいことが十分にできているとは言えません。

そこで、今年度は、以下の2つに挑戦していきたいと考えています。

①600世帯(昨年度の4倍)まで、配送世帯数を増やします。
②ご家庭の生活上の課題に気づく仕組みを開発し、より効果的な支援につなげていきます。

対象家庭の方々によりよい支援を届けるために、そして届け続ける仕組みを作っていくために、みなさんのご支援、ご協力が必要です。

社会を変える仲間の一人として、どうか力を貸してください!

子どもの貧困はすぐそこにある

僕が「子どもの貧困問題を解決したい」と思ったのは、ひとり親支援活動をする中で、ある区の担当者から言われた一言がきっかけでした。彼女は僕にこんな話をしてくれました。

「この前、あるひとり親のお宅に訪問したんですね。

3歳の男の子と母親の二人で暮らしているのですが、お母さんに心の病気があって、お部屋はゴミ袋が散乱して、足の踏み場もないくらい散らかってしまっていたんです。

3歳のお子さんは、そのお部屋の中でそれでも楽しそうに遊んでいたんですが、何度も耳を触るしぐさをするんです。

おかしいな、と思って耳の中を見てみたら・・・。そこにゴキブリがいたんです。

ゴキブリは前には進めるけど、後ろには進めないそうで、耳の中に入ったままになっていたようです...」

この話を聞いて、僕はその時、同じく3歳だった息子の顔と、その見も知らぬ男の子の顔が重なり、不覚にも涙してしまいました。

ここまでひどい家庭はそんなに多くないのでは、特殊なケースの話をしているのでは、そう思われる方もいるかもしれません。でも、実際には、日本では7人に1人の子どもが貧困状態にあることがわかっています。



「宅食」を入口に新たなセーフティネットを

子どもの貧困()は周囲からは見えない。先の見えない生活に悩み苦しんでいたとしても、誰も気づかない

だから「申請してくれたら相談に乗りますよ」という形だと、場合によっては行政の支援すらも届かない

待ってるだけじゃダメだ。誰かが、何かの形で支援を届けにいかなきゃ。そして子ども達が抱える課題に、一刻も早く気づかないと。

相談窓口で待っているだけではなくて、自分たちから食べ物を届けにドアをノックしに行くことを通じて、つながりを創っていくことはできないか。

そう考え、僕たちはこれまでにない、子ども達のための新しいセーフティネットを創ることにしたのです。

これまでの支援方法の課題

現在、多くのNPOなどが、生活の厳しい家庭の子ども達を支援しています。

しかし「周りの目が気になるから」と生活に困っているというSOSを発せない家庭も多く、支援すべき子ども達がどこにいるかわからないまま、暗闇の中で活動しているような状態です。

当たり前のことではありますが、どれほど素晴らしい支援も、必要とする人に届かないと意味がないんです。

そうした家庭を、唯一きちんと把握しているのが行政です。

しかし支援を受けるには、役所の書類を読み解き、平日に仕事を休んで窓口に行き、近所の人の目があるかもしれない中で申請する必要があります。

そこには極めて高いハードルがある、と言わざるを得ません。


「こども宅食」の特徴

Step1. カンタン申込みでご自宅に食品をお届け

こども宅食のご利用案内は、生活の厳しいひとり親家庭などの対象世帯()宛に、役所から郵送されます。

ご利用案内のQRコードをLINEアプリで読み取り()申し込むと、1-2ヶ月に一度、お米・飲料・調味料・レトルト食品など約5~7kg()がご自宅に宅配されます。

対象となる家庭全てに告知が行き渡る事や、申込みが簡単な事、周りの目を気にせず支援を受けられる事など、これまでの支援方法の課題を克服した官民連携の新しいやり方です。

Step2. 悩みを聞いて一緒に解決

そして、実は「こども宅食」の一番の狙いは単なる食料支援ではないんです。

僕たちは、宅配時のお母さんとの会話や、利用申込みに使ったLINE上で困りごと相談を受け付けることなどを通し、ご家庭の状況を継続して見守ります。

そして危機的な状況に陥る前に、必要に応じて専門機関につなげる事や、様々なNPOからの支援の情報を届ける事などを通して、子ども達が貧困の連鎖を抜け出せるよう根本的な支援を行います。

Step3. 同じ仕組みを全国に広げる

この事業はまず、文京区に住んでいる生活の厳しいひとり親家庭などを対象に実施します。

2017年度に150世帯、2018年度には600世帯、その先で1,000世帯を支援し、小さな成功事例を作ること。そしてそれを全国に広げ、日本の子どもの貧困問題を解決するのが僕たちの目標です()。

→FAQ:文京区って裕福なイメージがあるけれど、どうしてそこから始めるの?


官民の力を結集して取り組んでいます

この事業は文京区と5つの非営利団体により、各団体の強みを活かして共同で運営されています(文京区長へのインタビュー記事はこちら)。

また他にも、キリン㈱などから食品寄附をいただき、セイノーホールディングス㈱とは宅配業務で協働するなど、様々な大手企業からのご協力を頂いています。

→FAQ:どんな団体が運営しているの?

※SNSでフォロー、食品の寄附などその他の支援方法はこちら

2017年度の実績

2017年度のこども宅食の利用申込は、150世帯ほどではないかと見込んでいました。しかし、LINE等を活用し、手軽に申し込みが出来るようにしたことで、想定を大きく上回る約450世帯の方々からお申込をいただきました。

そのため、配送にあたり抽選を行い、150世帯のご家庭に、2017年10月、12月、2018年2月と計3回、食品を届けてきました。

皆様から多大なご支援を頂いたおかげで、ようやくこの春(2018年4月)から、お申込み頂いた全ての家庭(450世帯)に食品を届けることを開始。

この「こども宅食」でお届けしている食品は、ほとんどが企業・団体の皆さんから頂いたご寄附です。

<17年10月> <17年12月> <18年2月>
<17年10月> <17年12月> <18年2月>

(届ける食品の内容は、米や調味料、飲料にレトルト食品にお菓子……と多岐にわたります。栄養バランスや、使い勝手にも配慮しています。)

そして、ご寄附いただいた食品は、述べ136人ものボランティアの方にご協力をいただき、梱包しました!

 (12月の配送時にはクリスマスカードをボランティアさんにつくってもらいました。)
(特に喜ばれるのはお米です!)

そして、梱包された食品は、高齢者の見守り事業で培ったノウハウを持つ運送会社、ココネット㈱がご自宅にお届けします。

利用者の方からは、こんな嬉しい声をいただきました!

食品を届ける玄関先では、お困りごとがないか伺っています。もし何かあれば、すぐに行政の機関などにつないでいきます。

適切な支援に繋ぐため、行政の専門機関と打合せを重ね、連携を深めるための取り組みを進めています。

また、こども宅食では、事業の成果を測るために、利用家庭にアンケート調査を行っています。

アンケートには、これまで把握出来なかった、ご自身の深刻な状況を吐露する声もあり、今後、対策を進めるための貴重なご意見を伺うことができました。

皆様からのご寄附(ふるさと納税)の使い道


「こども宅食」では、一般的なふるさと納税と異なり、返礼品のご用意はありません。しかしそのぶん集まった寄附金は全て「こども宅食」の立ち上げと運営に活用させていただきます。なお、収支については準備が出来次第、お知らせする予定です。

なお進捗については公式HPでご報告しておりますのでご参照ください。

ふるさと納税の仕組みとメリット

ふるさと納税は「いずれにせよ支払うことになる税金の一部について、手数料2,000円で、出身地に関係なく、好きな自治体に納め先を変更できる制度」と説明すると理解しやすいかと思います(詳細は総務省HPを参照)。

通常のクラウドファンディングと異なり、うまく活用すれば寄附者の負担額は2,000円のみにも関わらず、支援先には数万円~数十万円もの寄附ができるというメリットがあります。税金の使い道に、皆さんの意志を反映することができるんです。


選べる2つの寄附メニュー

A. ふるさと納税をフル活用して応援

ふるさと納税をフル活用することで、あなた自身の負担額は2,000円にも関わらず、数万円~数十万円もの寄附ができます。

負担額2,000円で寄附できる金額の目安をシミュレータで試算してみましょう。

※上のシミュレータでは子どもがいない家庭の参考値を表示しています
※正確な金額は今年の収入・所得・控除から算出されます
※上限額についてのお問い合わせにはお答え出来ないので税理士や税務署にお問合せください
※「本人の給与収入が1120万円超の方」、「配偶者の給与収入が103万円超~201万円以下の方」
 に1つでも該当する方は現在のシミュレーションですと平成30年施行の改正の影響で 計算結果
 が実際の控除上限金額と異なる可能性がございます。

B. もっと多くの子ども達とその家族を応援

ふるさと納税で控除できる上限額より、多くの額をご寄附いただくことも可能です。

あなたの税金で寄附できる金額を使い切った方は、ふるさと納税の対象外にはなりますが、ご寄附を通じて家族を応援できるので、この活動にご賛同いただける方には是非ともご寄附いただけますと幸いです。

※税制度について詳しくは税理士や税務署までお問い合わせください

 

実は手続きも簡単、たったの3ステップ!

「応援したいけど手続きとか面倒くさそうだし...」と思った方へ。いえいえ、ふるさと納税の手続きって実はとても簡単なんです。

Step1. 必要情報を送信(約2分~)

このページの下の方にあるのボタンを押し、寄附金額を入力すると左の画面が出てきます。

赤い太枠の所のボタンから進めば会員登録は不要です。

必要情報は名前や住所などの基本的なものだけなので、最短2分ほどで完了します。

Step2. クレジットカード決済(約2分~)

あとは画面の指示に従ってクレジットカード決済をするだけ!

こちらも最短2分ほどで完了です。

Step3. 必要書類を提出したら完了(約1ヶ月後~)

後日、文京区からふるさと納税の手続きに必要な書類が郵送されてきます()。

確定申告、または、ワンストップ特例により、ふるさと納税の寄附控除手続きをしてください。なお、制度や手続きについて詳しくは総務省HPをご覧ください。

→FAQ:郵送・納付書払いなどクレジットカード以外の寄附方法について教えてください

→FAQ:平成30年(2018年)の寄附はいつまで受け付けていますか?


子ども達の笑顔のために

昨年度からプロジェクトを開始し、文京区には自治体職員や議員の方の視察が続いています。このプロジェクトのアイデアがその土地の状況に合わせて新たな展開が始まりそうです。

あなたのほんの少しの手間が、日本全国のたくさんの子ども達を笑顔にします。

寄附(ふるさと納税)を通して、僕たちと一緒にこの問題に取り組んでみませんか?

寄附(ふるさと納税)以外の支援方法

SNSで応援

FacebookやTwitterなどこども宅食のSNSアカウントをフォローして、流れてくる投稿への「いいね」や「RT・シェア」、「#こども宅食」のハッシュタグを入れた投稿などでご協力下さい。ブログ記事を書いて頂くことも歓迎です。

あなたの想いを発信

子どもの貧困問題の当事者の方(支援対象世帯の方やご出身の方、支援従事者など)や、ご賛同いただける著名人の方で、「こども宅食」についての想いを発信したい方はこちらのフォームからご連絡ください。

ご記入いただいた内容について寄附者向けのページや各種メディアなどに掲載させていただく場合があります。

法人として応援(食品などの現物寄附・資金寄附・ボランティア派遣など)

法人として、食品などの現物寄附、資金寄附、社員をボランティアとして派遣、などの形でご協力頂ける企業様を募集しています。ご興味いただけた担当者の方はこちらのフォームからご連絡ください。

なお法人として寄附した場合の節税効果については下記をご参照ください。

→FAQ:法人として寄附した場合の節税効果について教えてください

メディアで取り上げる

TV・新聞・雑誌・ラジオ・WEBなど各種メディアの方から是非ご取材いただきたく考えています。メディア関係者の方はこちらのフォームからご連絡ください。なおプレスリリースなどの報道用資料はこちらからダウンロードいただけます。

FAQ

Q. どんな団体が運営しているの?

A. 「こども宅食」は6つの団体が連携しそれぞれの強みを活かす「コンソーシアム形式」で運営されています。欧米で注目を集めている「コレクティブインパクト」というアプローチです。

運営団体

  1. 認定NPO法人フローレンス
  2. 一般社団法人RCF
  3. NPO法人キッズドア
  4. 認定NPO法人日本ファンドレイジング協会
  5. 一般財団法人村上財団
  6. 文京区

パートナー団体(五十音順)※敬称略

  1. アルファフーズ株式会社
  2. 株式会社エム・シー・フーズ
  3. 特定非営利活動法人おてらおやつクラブ
  4. キリン株式会社
  5. 公益財団法人日本サッカー協会
  6. 新公益連盟
  7. セイノーホールディングス株式会社(ココネット株式会社)
  8. 株式会社永谷園ホールディングス
  9. ニチバン株式会社
  10. 認定特定非営利活動法人フードバンク山梨
  11. 株式会社不二家
  12. 三菱食品株式会社
  13. ロート製薬株式会社
  14. 株式会社ロッテ

アドバイザー(五十音順)※敬称略

  1. ・赤石 千衣子
     (NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ理事長)
  2. ・阿部 彩
     (首都大学東京教授)
  3. ・井出 留美
     (株式会社office3.11代表取締役)
  4. ・大西 健丞
     (NPO法人ピースウィンズ ・ジャパン代表理事)
  5. ・大西 連
     (NPO法人自立生活サポートセンター・もやい理事長)

サポーター(五十音順)※敬称略

  1. ・青野 慶久(サイボウズ株式会社 代表取締役社長)
  2. ・松嶋 啓介(シェフ・株式会社ACCELAIRE代表取締役)
  3.  

※詳しくは公式HPを参照してください

Q. 日本に子どもの貧困なんてあるの?

A. 貧困の定義には「絶対的貧困」と「相対的貧困」の2つが存在します。前者は主にサハラ以南のアフリカなどで見られ、1日1.9ドル以下の水準で生活し、人間らしい生活から程遠い状態を指します。

日本の貧困は後者の「相対的貧困」となり、等価可処分所得(世帯の可処分所得を世帯人員の平方根で割って調整した所得)の中央値の半分に満たない水準で生活する人たちを指し、最低限の衣食住を保つのにギリギリで社会の中で「普通」とされる生活ができない状態のことをいいます。2015年の調査によると、子どもの貧困率は13.9%でした。

日本では、なかでも特にひとり親家庭の状況が深刻です。親一人・子一人であれば推計でおよそ年収173万円以下が相対的貧困となりますが、ひとり親家庭の相対的貧困率は50.8%と、OECD加盟34カ国の中で最悪の高水準になっています。

こうした家庭の子どもは教育水準が低下し、子どもに貧困が連鎖してしまう傾向にあります。また子ども達の生涯所得・納税額の低下や、将来の生活保護費の増大などにより、子どもの貧困を放置すると42兆円もの社会的損失が出るという試算(日本財団2015「子どもの貧困の社会的損失推計」調査結果)もあります(参考記事)。

Q. 文京区って裕福なイメージがあるけれど、どうしてそこから始めるの?

A. 東京都の中心に位置する文京区に対しては、裕福な家庭の多いイメージがあるかもしれません。しかし実際には、就学援助または児童扶養手当を受給してる世帯が約1,000世帯も存在しています。

このことからも、日本の子どもの貧困は周りから見えづらいことがわかると思います。そしてそれが支援の難しさにもつながっているのです。また、周囲が豊かな街だからこそ格差に直面し、周りと自分を比較して、相対的に不幸感を感じてしまう、という側面もあります。

そんな文京区の状況を憂いていた成澤区長は、文京区独自の子どもの貧困対策を講じることを思案していました。そんな折、子どもの貧困問題に対する新たな取組みを模索していたこども宅食責任者・駒崎と話す機会があり、互いの問題意識が合致したのが、文京区から始めるに至ったきっかけです(文京区長へのインタビューはこちら)。

こども宅食では、まずは文京区で成功事例を作り、全国に広げていくことで、日本の子どもの貧困問題を解決したいと考えています。

Q. どういう条件の世帯が利用できるの?

A. 対象となるのは、文京区内に住み、児童扶養手当または就学援助を受給している、約1,000世帯です。初年度は応募多数のため抽選を行い、150世帯への配送からスタートしましたが、その先では全ての希望する世帯に利用してもらうことが目標です。

なお生活保護世帯へ食品などの現物支給を行うと、支給した生活保護費の返還を求められたり罰則が適用される可能性があるため、今回は対象としていません。

Q. 実際に届けられるのはどんな食品なの?

A. 企業・団体からの寄附品を中心に、お米、レトルト食品、ペットボトル飲料、お菓子など、初年度は常温管理が可能なものをお届けします。細かくは調整中ですが、量としてはおよそ5~7kgとなる予定です。

また基本的には企業から寄附された食品をお届けしますが、栄養バランスなどを踏まえ、必要な場合は一部を買い足します。

なお、栄養価の高い生鮮食品は管理体制の構築に多額の資金が必要となるため、配送していません。今後に向けて専門家をアドバイザーに迎え、お届けする食品の内容を継続的に検討していきます。

Q. 事業モデルを全国の自治体に広げるってどうやるの?

A. ノウハウ公開他事業者の展開支援、また政策提言による制度化などを検討しています。

運営団体の1つであるフローレンスでは待機児童問題解決のため、2010年に小規模保育所という新たな形式の保育園を、行政と一緒に試験的に運用しました。その後、政策提言により国策化し、ノウハウ公開や他事業者の展開支援などにより、それを全国2,000園以上に広げたという過去の実績があります

Q. 経済的に厳しい家庭でもスマートフォンを持っているの?

A. いまやインターネットは生活必需品ともいえる重要なインフラとなっており、パソコンと比較して安価に入手できるスマートフォンは、経済的に厳しい家庭においても多く利用されています。

具体的には、生活を支えるためにアルバイトを掛け持ちするお母さんが仕事を探すのに求人サイトを使ったり、近い境遇のママ友のグループをLINEで作ってお互い助け合ったり、夜遅くまで仕事に出る時の子供との連絡手段として活用する、などです。

なお、スマートフォンを持っていない方のためにも、郵送でのお申込み窓口を設けております。

Q. こども宅食への寄附(ふるさと納税)はワンストップ特例の対象になるの?

A. 対象になります。こども宅食では全ての寄附者の方に一律でワンストップ特例の申請書を郵送いたします。

ワンストップ特例の利用条件についてはこちら(総務省HP

Q. 私は文京区民だけど寄附(ふるさと納税)できるの?

A. できます通常通りの手続きを行うことで、ふるさと納税による税額控除を受けられます。文京区に納めることには変わりありませんが、その使途を「こども宅食」に限定するという形になります。

Q. 法人として寄附した場合の節税効果について教えてください

A. ふるさと納税には企業版と個人版の2種類があります。こども宅食は個人版のふるさと納税であり、企業版は対象となりませんが、実際には法人からご寄附をいただくことは可能です。その場合、会計上は全額が損金算入となり、節税効果があります。

なお、お礼の品がある場合は収益に計上する必要がありますが、こども宅食ではお礼の品がないのでその処理も不要です。ご寄附いただく際には個人の方と同じ方法(クレジットカード、納付書、現金書留・持参)でご寄附いただけます。

詳しくは税理士等の専門家にお問い合わせください。

Q. 郵送・納付書払いなどクレジットカード以外の寄附方法について教えて下さい

納付書払い・現金書留・窓口への現金持参でのご寄附をしていただくことができます。

《納付書払い》
1.寄附申込書(PDFWord)を印刷して必要事項を記入してください
2.寄附申込書を下記の窓口あてに郵送またはFAXしてください
3.文京区より寄附納付書を発送します
4.寄附納付書が届き次第、指定金融機関で納付してください

《現金書留》
1.寄附申込書(PDFWord)を印刷して必要事項を記入してください
2. 寄附したい金額の現金書留をご用意ください
3. 寄附申込書と現金書留を同封して下記の窓口あてに郵送してください

《窓口への現金持参》
1. 寄附したい金額の現金をご用意ください
2. 下記の窓口あてに持参してご来訪ください(平日8:30-17:15受付)

※事前に来庁時間をご予約いただくと、スムーズに受付できます。

※窓口
〒112-8555 東京都文京区春日1丁目16番21号 文京区子ども家庭部子育て支援課
電話:03-5803-1353 / FAX:03-5803-1345

※注意事項
→FAQ:何日までに寄附したものが2018年分として扱われますか?

※詳細
文京区の特設ページをご参照ください

Q. 平成30年(2018年)の寄附はいつまで受け付けていますか?

1 クレジットカード決済
平成30年12月31日(月)までに当サイトから申し込みいただいたものを、平成30年(2018年)分の寄附として取扱います。

2 納付書、現金持参、現金書留
平成30年(2018年)分の寄附となるもの

寄付方法
取り扱い
納付書 平成30年(2018年)中に金融機関に納付されたもの
※金融機関の受領印が、平成30年(2018年)のもの。
※ATMでの振込は出来ません。
現金持参 平成30年12月28日(金)開庁時間までに区役所へ持参されたもの
現金書留 平成30年(2018年)12月28日(金)までに区役所に到着したもの

※上記以降の寄附は平成31年(2019年)分の寄附となります。

Q. もっと詳しいふるさと納税の手続きの方法を教えてください

A. 寄附完了から1ヶ月ほどすると文京区から、お礼状、寄附受領書、ワンストップ特例申請書、申請書の記入例、などが送られてきます。

「ワンストップ特例申請書」は、確定申告をせずに寄附控除を受ける手続きに必要です。記入例に従ってワンストップ特例申請書を作成し、本人確認書類の写しなどと共に、平成31年1月10日(木)までに下記窓口にご返送ください。なお、ワンストップ特例の利用には条件があります。

〒112-8555 東京都文京区春日1-16-21 文京区総務部総務課総務係
電話:03-5803-1139

ワンストップ特例が利用できる方でも、確定申告により寄附受領書など必要書類を提出していただいてもOKです。

なお制度や手続きについて詳しくは総務省のHPをご覧ください。

Q. たくさん寄附が集まった時の使い道は?

A. 平成29年度は、全国の皆様から多大なるご寄附をいただき、当初の目標を大きく超える寄附が集まりました。このため、文京区において「こども宅食」のための基金を創設しました。今後、目標額を越えた分の寄附金は基金に積み立てて、将来の運営費などに充てる等、適正に管理・執行していきます。

Q. 運営団体に伝えたい事があるのだけれど...

A. 運営団体へのご意見、応援メッセージ、お問い合わせなどはこちらのフォームからお寄せください。なお、内容によっては、お答えできないケースなどもあるのでご了承下さい。


メディア掲載情報

TV

  1. “貧困”の子どもを救え、東京・文京区で 「こども宅食」(TBSニュース)
  1. 「こども宅食」 ふるさと納税で子どもを支援(FNN)
  1. ふるさと納税で子どもに食品を(NHK首都圏)
  1. 「ふるさと納税」利用 貧困の家庭に食品を(日テレNEWS24)

新聞

  1. 子どもの食事、自宅でしっかり、自治体が貧困世帯を支援(日本経済新聞)
  2. ふるさと納税で食料宅配 東京・文京区とNPO、ひとり親と子供らに(毎日新聞)
  3. ふるさと納税で官民協働「こども宅食」(朝日新聞)
  4. 「こども宅食」LINEでの申込が想定の3倍!申込総数458件のうちLINEが351件(産経新聞)

WEB

  1. 食料を直接手渡す「こども宅食」は、「7人に1人が貧困」の子どもたちを救うのか(BuzzFeedNews)
  2. 「こども宅食」の革新性(Yahoo!ニュース個人)
  3. 19. 新しい社会の変え方、「こども宅食」の挑戦(ForbesJapan)

※SNSでフォロー、食品の寄附などその他の支援方法はこちら

  • 2018年12月25日 10:00

    こども宅食ではじめて野菜をお届け!秘められたささやかな工夫とは

    「こども宅食」で、年内最後の配送作業を行いました!

    こども宅食は10月に1周年を迎え、150世帯から始まった配送が、現在550世帯にまでお届けすることができています。

    また、今回は、はじめての試みとして、ご家庭に野菜をお届けしました。

    野菜をご寄付くださったのは、生活協同組合コープみらい(以下、コープみらい)の皆さん。

    コープみらいの皆さんのご厚意を最大限活かし、ご家庭にも喜んでもらいたい!そんな思いから、忙しいご家庭でも簡単に調理ができる、グラタンやカレーのルーもセットにして、お届けしました。

    お届けしたご家庭からは、こんな声が届いています。

    「お菓子の袋は、クリスマス仕様で可愛くて、子どものおもちゃになりました。 子どもの誕生日に、玉ねぎとじゃがいもを使って、グラタンを作ろうかなーと思います!ありがとうございました!」

    「今回も沢山の食材をありがとうございます!子どもたちが喜ぶお菓子にジュース、しかも、今回は野菜が入っていて、買い物に行かなくてもカレーが作れちゃう。本当にありがとうございました!」

    「お米も毎回大変助かっていますが、今回は玉ねぎやじゃがいもなどが入っていて、とても嬉しかったです😊子どもが高校生で大人以上に食べる年頃でして、本当にありがたく、感謝しております」

    これからも、ただ食品を届けるのではなく、喜んでもらえるような工夫を続けていきたいです。

    引き続きこども宅食の応援をお願いします。

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東京都文京区

こども宅食は、東京都文京区と5つの非営利団体が共同で運営しています。

生活の厳しいひとり親家庭など1,000世帯のご自宅に1-2ヶ月に一度食品を届け、それを切り口に子どもの貧困問題を解決する新しいセーフティネットを創ります。

まずは小さな成功事例を創り、同じ仕組みを全国に拡げるのが私たちの目標です。

  • GCFとは?

このプロジェクトへの応援メッセージ

  • こども宅食全国に先駆けて頑張ってください。又他の地区に広がるといいですね。

    2018年11月14日 13:42

  • 素晴らしい取り組みだと思います。まずは文京区から貧困で苦しむ子供が減り、取り組みが全国にも広がることを期待します。

    2018年11月13日 10:28

  • 何か、何か少しでも力になりたくて。
    自分の子供の頃が思い出され、身を切るほど切ないです。
    どうかどうか頑張ってほしい。
    子供と、子供を育てる親御さんのお役に立ちたい。

    2018年11月12日 13:37

  • 以前から子供の貧困問題が気になりボランティアに参加した事もありました。
    文京区の取り組みは、素晴らしくとても感銘を受けました。
    この取り組みが全国に広がる事を切に願います。

    2018年11月11日 16:40

  • これからもぜひ続けてください。

    2018年11月11日 13:05

  • 全ての子供たちが衣食住に困らないよう願います。素晴らしい活動をありがとうございます。

    2018年11月11日 9:28

  • 素晴らしい取組に賛同させていただきます。東京都内の他の地域でもこのような状況はあるのではと思っており、徐々に対象世帯の確認やボランティア体制を拡げていくことを期待しています。そして、私も参加させていただきたいと思っています。

    2018年11月9日 13:08

  • ささやかな寄付ですが、子どもさんが少しでも美味しいものを食べていただけますように。

    2018年11月5日 21:24

  • 昨年に続いて寄付します。応援しています。

    2018年11月1日 18:57

  • 日本でこのような状況があること知りませんでした。活動応援します。

    2018年11月1日 12:51

  • 助けを必要としている子供たちのために!

    2018年10月29日 21:27

  • 応援してます!

    2018年10月29日 19:55

  • 元気に過ごして下さい

    2018年10月27日 20:33

  • こどもがひもじい思いをすることは、他人といえどもつらいです。安心して過ごせる日が来ますように。

    2018年10月26日 23:32

  • 昨年に引き続き、応援しています!

    2018年10月24日 8:24

  • 毎年些少ですが継続して応援しています。

    2018年10月22日 15:27

  • 子供の貧困はとても深刻な問題だと思います。
    わずかでも助けになればと応募いたしました。

    2018年10月22日 13:21

  • 今年も寄付させて頂きます。子供たちが元気で成長出来ます様に。

    2018年10月21日 8:54

  • 同じ子供をもつ世代として、応援しています。

    2018年10月20日 5:07

  • 貧困、虐待、密室育児などの問題がある中、このような事業はとても有意義だし、応援したいです。継続して運営されていきますように。わずかですが応援致します。

    2018年10月18日 20:58

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