桜を未来に残したい!釈迦内小学校の桜三心プロジェクト【学校の桜を守るンジャー!】
カテゴリー:自然・環境
寄付金額 1,755,000円
目標金額:1,000,000円
- 達成率
- 175.5%
- 支援人数
- 63人
- 終了まで
- 受付終了
秋田県大館市(あきたけん おおだてし)
寄付募集期間:2023年11月1日~2023年12月31日(61日間)
忠犬ハチ公のふるさと「秋田県大館市」

「桜三心(さくらさんしん) 学校の桜を守るンジャー!」プロジェクト!釈迦内小学校敷地内にあるソメイヨシノの保全作業を行い、次世代につなげていく取り組みをします。
古いものでは1902年に植樹されたものもあるほど歴史があるソメイヨシノが、てんぐ巣病にかかり、花芽がつかず樹勢が弱まっていることから、樹木医による診断、枝の剪定、施肥などを行います。
さらに、釈迦内小学校の児童や教職員、地域住民を対象に技術講習会を開催し、地域の宝である桜を、学校と地域が一体となって次世代に継承していくことを目指します。
また、児童自らが考案したキャラクター「向陽(こうよう)戦隊さくらンジャー」となり、桜三心「前向きな心・美しい心・挑戦の心」を胸にがんばっています。
ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!
ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。
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釈迦内小学校の桜を守りたい!
樹齢120年 歴史ある桜の木
今年で創立149周年を迎えた歴史ある「大館市立釈迦内小学校」。
全校児童数185名、職員数24名の学校です。
校舎の周りのソメイヨシノは30本余り、古いものでは1902年に植樹された桜の木があるほど歴史があります。
毎年春には見事な花を咲かせることで知られています。
同校では、「桜の幹のたくましさ」と「花の凜とした美しさ」を児童の目指す姿として位置づけ「桜三心(さくらさんしん)<前向きな心・美しい心・挑戦の心>」を掲げ、日々の活動に取り組んでいます。

釈迦内小学校にとって桜の木とは?
『シンボルツリー』です!
釈迦内小学校の桜は多くの地域の人たちに愛されています。
地域住民にとっても桜はとても愛着のある存在なんです。
ここで、釈迦内小学校の桜に関するエピソードを紹介します。
あなたにとっての釈迦内小学校の桜とは?
・お父さんお母さんとさくらの木の下で写真を撮ってます。(保育園・4歳)
・桜の季節になると、毎年家族で校庭を散歩しています。(小学生・9歳)
・桜の花びらを集めてます!(小学生・11歳)
・桜の木とともに季節を感じ、歳を重ねています。(60代)

釈迦内小学校の桜の木 【現状と課題】
地域住民に愛されている桜ではありますが、様々な問題を抱えています.....
桜の木の老朽化
古いものは樹齢120年、釈迦内小学校が現在地に移転した記念に植樹されたという。
桜の木の老朽化が進み、倒木の恐れが出てきたため、児童が安心して遊べる環境を提供できなくなっています。
てんぐ巣病の発症
30本余りの桜の木のうち、約3割の桜の木がてんぐ巣病を発症しています。
てんぐ巣病を発症したことにより、樹勢が弱まり、葉桜が目立つようになってしまいました。
景観も損なわれているのが現状です。
※てんぐ巣病とは
カビの一種が原因で発生する伝染病で、病気にかかった枝についた葉の裏面に形成された病原菌の胞子が、空気中に飛んで感染していきます。感染すると枝が異常に発生して、花が咲かなくなる病気です。放置しておくと感染した枝はやがて衰弱し、枯死してしまいます。
(公益財団法人日本花の会HPより)


維持管理が困難
地域の有志で構成されていた「桜を守る会」が、補修や枝の剪定などを行いながら維持管理を行ってきました。
しかし、会員の高齢化に伴い、2021年度で活動を休止してしまいました。
そのため、学校だけでは維持管理が難しくなり、桜の保全に向け、同校を中心として新たな取り組みを考える必要がでてきました。
そこで2022年度に保全活動に着手、同年12月には樹木医を招き、児童は桜に関する講話を聞いたり、児童の保護者や教職員、地域住民に対しては剪定(せんてい)の講習を行いました。

2時間という限られた時間の中で、実際に剪定をしながら、ノウハウを教えていただきました。
何年後か、新しい枝が伸び、また桜の学校に相応しい花を咲かせてくれることでしょう。
プロジェクトのスケジュール
2023.12月上旬~中旬 剪定作業や施肥を行います。
剪定作業や施肥を行うにあたり、教職員や児童、地域住民の参加を予定しています。


プロジェクトで実現したいこと
本プロジェクトを通じてご支援をいただき、シンボルツリーである桜を復活させることは、児童の安全を守ることや地域の憩いの場の再生に繋がります。
過去、現在、そして未来へと受け継がれていくことで、地域がさらに強い絆で結ばれ、在校児童も本プロジェクトを未来へ受け継きます。
ソメイヨシノは、ほかの桜に比べると寿命は短く約60年といわれているなか、120年もの長い年月を経て咲き続けた桜を、今後も手入れしさらなる延命と希望の花を咲かし続けます。
釈迦内小学校の桜を未来に残したい!
2022年度に保全活動に着手した際、このことを知った地域の事業者からは、嬉しいことに必要な機材を提供の申し出がありました。
地域が一体となって「釈迦内小学校の桜の保全」を願っています。
未来へ繋げる 向陽(こうよう)戦隊さくらンジャー!
児童自らが考案したキャラクター「向陽(こうよう)戦隊さくらンジャー」
ここ釈迦内地区では、児童や地域住民とでひまわりを育てていて、ひまわりの種から搾った油を販売する『釈迦内サンフラワープロジェクト』(*)が行われています。自分たちでひまわりの種をまくところから収穫・種取り、そしてその種を使用したひまわり油やドレッシングの販売までを一貫して行っています。
地域が一体となっていく取り組みが、桜の保全にも生かされていくはずです。

児童全員が「向陽(こうよう)戦隊さくらンジャー」となり、桜を守る活動だけではなく、これからも地域の活動に積極的に参加していきます。
寄附金の使い道
寄附金は、次の経費の一部として使わせていただきます。
・樹木診断費用
・桜の枝の剪定費用
・樹木医による桜の保護技術講習費用
・施肥に要する費用
※目標金額に達した場合、又、達しなかった場合でも、上記の費用として活用させていただきます。
桜の保全活動に携わる児童の思い
釈迦内小学校の児童と佐藤校長

【釈迦内小学校の児童より】
入学してからずっといっしょにいる桜の木をこれからも大切にしていきたいと思います。
在校生として釈迦内小学校を卒業された方やこれから入学してくる方のためにもプロジェクトを成功させたいので応援をお願いします。
【佐藤校長より】
樹齢120年にもなる本校の桜の木は児童のみならず、地域の方々からも愛されております。
このような歴史ある桜の木をこれから入学してくるであろう児童にもみせてやりたい気持ちでいっぱいです。
また、児童には本プロジェクトを通じて企画や周知の力を養うとともに、プロジェクトの成功体験を味わってもらいたいと考えております。
皆様からの温かいご支援をいただきますようお願いいたします。
お礼の品について
GCF限定のお礼の品として、「釈迦内サンフラワープロジェクト」で大館市立釈迦内小学校の全校生徒と地域住民が休耕地でひまわりを栽培・収穫した種から絞った100%純粋ピュアオイルとドレッシングをご用意しました。
釈迦内サンフラワープロジェクトとは?
「ひまわり栽培を通じて地域活性化を目指すプロジェクト」です。
釈迦内サンフラワープロジェクト実行委員会が主導し、2011年から活動しています。釈迦内小学校、地域づくり団体・釈迦内地区まちづくり協議会などで組織されています。
地域でひまわりを約10,000本を育て、ひまわりの種から搾油して、食用油やドレッシングなどに加工、販売する釈迦内小学校のキャリア教育「ひまわり活動」の取り組みです。
これまでは収益金で、修学旅行の経費や自然体験学習の経費に充てていましたが、昨年度はウクライナの避難学生を受け入れる秋田大学への寄附や相互交流を新たに実施、交流の活動を広げています。


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2024年05月02日 09:22
釈迦内小学校の桜の木です。
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2024年04月17日 13:10
釈迦内小学校の桜が開花しました。
今年も立派な桜が咲きました。悪天候のため見えづらいですが、晴天の時に改めて更新したいと思います。
今冬に実施したてんぐ巣病枝と枯れ枝の除去作業が行われたことで、桜の花びらは少なめですが、3年くらい経つと大輪の花が咲くことでしょう。見守っていきたいと思います。もっと見るまだコメントはありません
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2023年12月26日 17:55
桜を守るンジャー 釈迦内小学校の桜の木の剪定作業が行われました。
12月23日、釈迦内小学校敷地内にある約30本のソメイヨシノのうち、てんぐ巣病枝と枯れ枝の除去作業が行われました。
地域の方も多く参加、「除去作業は幹に沿って切り、死骸は残さない」などのアドバイスを受けながら、真剣な眼差しで受講している様子をご覧ください。もっと見るまだコメントはありません
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2023年12月26日 17:24
桜を守るンジャー 釈迦内小学校の児童が学習会・観察会を行いました。
釈迦内小学校の学校敷地内の桜の保全・再生に向けた活動の一環として、12月12日に樹木医を招いた学習会と観察会が行われました。
学習会は昨年に引続き、3年生を対象に行われ、桜の特性について理解を深め、地域のシンボルを守る意識を高めることができました。
学習の様子と屋外で行われたソメイヨシノの花芽を眺めて特性について教わっている様子をご覧ください。もっと見るまだコメントはありません
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秋田県大館市
大館市は、秋田県北東部出羽山地を縫って流れる米代川と長木川の清流沿いに開けた大館盆地にあります。秋田、青森、岩手の北東北三県の要衝の地であり、古くから人々が定着し、縄文時代早期の遺跡も残っています。
自然環境に恵まれ、忠犬ハチ公に代表される「秋田犬」や比内地鶏等の国指定天然記念物を本州最多の6つ有するほか、国の伝統的工芸品に指定されている「曲げわっぱ」や伝統食の「きりたんぽ」など多彩な地域資源を有している地域です。
【大館というところ・・・】
・郷土の伝統工芸品「大館曲げわっぱ」
・ふるさとの味「きりたんぽ鍋」の本場
・日本三大美味鶏「比内地鶏」
・安全安心な「あきたこまち100%のお米」
・出荷頭数が限られた希少な「大館さくら豚」
・「忠犬ハチ公」のふるさと
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