殺処分ワーストの長崎をにゃんとかせんば! 長崎県のへそ、川棚町で「TNR」を叫ぶ!
カテゴリー:動物
寄付金額 3,891,021円
目標金額:3,400,000円
- 達成率
- 114.4%
- 支援人数
- 179人
- 終了まで
- 受付終了
長崎県川棚町(ながさきけん かわたなちょう)
寄付募集期間:2023年9月29日~2023年12月29日(92日間)
長崎県川棚町 × 一般社団法人ネコノタメナラ

長崎県は「猫の街」と呼ばれますが、一方で見過ごせない悲しい現実があります。
それは・・・犬・猫の殺処分率全国ワースト1。
環境省の発表によると、令和3年度、長崎県内で野良犬や野良猫として保健所に引き取られた後、新たな引き取り手が見つからず殺処分された犬と猫は1,345匹にのぼり、殺処分された割合は66.9%と全国の都道府県別で最も高くなっています。
長崎県の「へそ」に位置する川棚町は、動物愛護に関する啓発を通して「人にも動物にもやさしい町づくり」を目指し、のら猫の不妊化事業を推進するため、クラウドファンディングに挑戦します!!
どうか皆様のご支援をよろしくお願いいたします。
ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!
ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。
控除上限額かんたんシミュレーション
猫が好きな人も、そうでない人も
「子猫が生まれたので引き取ってほしい」
「糞尿被害で困っている」
「外で猫に餌をあげている人がいるので注意してほしい」
川棚町だけでなく、保健所、保護猫ボランティアの元に寄せられる多くの相談。
飼い主のいない猫たちの不妊化を推進することで今以上のトラブルの拡大を防ぐことができ、猫が好きな人も、そうでない人にとっても、住みよい町を目指します。
猫たちも、過酷な環境の中、生まれては死んでいく命に歯止めをかけることができるのです。
つまり、人と猫の双方にとってメリットが大きいのが、TNR活動だといえます。

このプロジェクトで実現したいこと
排除 ではなく “共生” を
川棚町では、増えてしまった飼い主のいない猫を不要なものとして排除するのではなく、不妊去勢手術をして一代限りの命にして共生していきます。
不妊化補助事業の実施とともに啓発活動を行い、管理が可能な地区では地域猫活動の進め方も指導していきます。
これらを、川棚町・事業者・住民ボランティア・町民が協力し、持続可能な仕組みつくりをすることで「人にも動物にもやさしい町」が形となり、定着していくと考えます。
事業の実施スケジュール
<2023年>
8月 川棚町と(一社)ネコノタメナラの委託契約締結
8月 社会福祉協議会に活動予定報告と協力依頼
9月 川棚町の猫の頭数調査開始(困り事のヒアリングと飼い猫の不妊化調査も含む)
10月~12月 ガバメントクラウドファンディング実施
<2024年>
1月~3月 TNR活動実施(目標150匹)
5月 活動報告
一般社団法人 ネコノタメナラについて
川棚町と共にTNR活動を推進
川棚町に事務所を構える、保護猫活動団体(一社)ネコノタメナラ。
令和3年8月 町内にある「保護猫カフェかわたにゃんず」が母体となり、猫のために「にゃんとかせんば!」という思いを持つ有志が集結。
令和4年4月 法人化し、一般社団法人ネコノタメナラとなる。(現在メンバー102名)
TNR事業の推進に最も力を入れているチームです。

活動内容
1.TNR活動のサポート
ご相談を受け啓発をし、猫の妊娠期間(2か月)を配慮した素早いサポートをしています。

2.啓発
小学校や学童で、長崎県の現状と猫の繁殖力、殺処分をゼロにするために必要なTNRの重要性についてのお話をしています。

<啓発イベント>
「手を繋ごう、長崎」を合言葉に、他の団体や活動家、犬猫関連の店舗に声をかけ、啓発イベントをしています。


3.行政との連携
思いのある人、行動をとる人のところに猫がたくさん集まっていくこと自体が社会問題。
活動してくださっている皆さんがどうしたら動きやすくなっていくのか、ということを真剣に考え、吸い上げた声を行政に届けています。

町内での活動実績
捨て猫が絶えず、過剰繁殖していた地域は、2018年から始めたTNR活動が地域活動へと発展。現在は自治会長が啓発できる地区となり自走。不妊化が必要な猫は激減しました。
この地区をモデルケースにし、町全体に不妊化と啓発をひろめたいと考えています。
4.川棚町の猫調査
のら猫を増やしているのは、不妊化していない飼い猫である場合も多々あります。
今回の取り組みにおける実態調査では、のら猫の数の把握だけではなく、町内の飼い猫の不妊化調査も実施し、啓発材料にします。
また、猫にまつわる困りごと、悩みごとも把握し、実施計画に反映させていきます。
TNRを行き渡らせるために
町民の関心と地域の協力が不可欠
前項の調査から見えてくるのは、地域ごとの猫の数のみならず、町民の意識、関心度だと予測されます。
今回の取り組みを、単に「猫のこと」と捉えず、「人のこと」であり、私たちの住む「地域のこと」「町のこと」と受け止め、TNRを行き渡らせるためには、町民の協力が不可欠です。
また、地域住民の悩みの声が集まる役場の住民福祉課、社会福祉協議会にも協力を仰ぎ、悩んでいる人を取りこぼすことなく声を集めることができたら、目指すところの「人にも動物にもやさしい町」へ向け、TNRを行き渡らせることが可能だと考えています。
寄附金の使い道
集まった寄附金は、「令和5年度川棚町所有者不明猫不妊化推進事業」に活用させていただきます。
また、目標金額以上の寄附をいただいた場合は、川棚町ふるさと創生基金に積み立て、今後の動物愛護関連事業に活用させていただきます。
※目標金額を達成できなかった場合でも、皆さまから寄せられた貴重な寄附金は、「令和5年度川棚町所有者不明猫不妊化推進事業」に活用させていただきます。
ご支援くださる皆様へ
川棚町大崎地区の総代 前平さん
「誰一人取り残さないまちづくり」を目指して

川棚町大崎地区の総代 前平です。
日々、住みやすい地域づくりに取り組んでいますが
私が住む地区にも飼い主のいない猫が多く、
人と猫が共生はすることができないのだろうか?
ずっと考え悩んでいたときに「地域猫」という言葉を知りました。
早速、自治会活動として地域の方々の理解を得ながら
T「捕獲」N「不妊化手術」R「リターン」を数年続けたところある程度の効果は出ました。
しかし、個人活動の負担はとても大きく、実働が停滞することもしばしば。
今回のプロジェクトで川棚町と一緒に取り組むことに希望を持っています。
例えば、多頭飼育崩壊の危険性がある高齢者さんや
猫への餌やりさんがいて、子猫が増える一方でお困りの地域
町内で増え続ける罪のない子猫たち
どちらかというと“見て見ぬ振り”をされてしまってきた状況を
ひとつひとつ解決してゆくために、このクラウドファンディングを応援します。
川棚町 波戸町長・(一社)ネコノタメナラ 代表 大津かおり 共同メッセージ

本プロジェクトをご覧いただきありがとうございます。
川棚町では、のら猫による様々な被害についての苦情・相談が多く寄せられています。また、長崎県は「犬・猫の殺処分 全国ワースト1」という大変不名誉な状況にあります。
そのため今回、私たち行政と民間が共にタッグを組み、「人と猫がともに住みよい町づくり」「長崎県が目指す殺処分ゼロ」という大きな目標に挑戦します。
本町では地域住民の方々の働きによりTNR活動に対する認知度が徐々に上がってきています。
このTNR推進事業は、今回の挑戦に非常に有効であると強く信じています。
のら猫が1匹でも多く避妊去勢手術を受けられるよう、どうか全国の皆様のあたたかいご支援をよろしくお願いいたします。
お礼の品一覧
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2024年10月07日 17:43
御礼 100万円突破!
いつも応援ありがとうございます。
10月4日(金)現在、寄附金額が100万円を突破いたしました。
ご支援いただいた皆様には厚く御礼申し上げます。
募集期間が残り1か月足らずとなりましたが、目標額達成に向けてまだまだ頑張りたいと思いますので、引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。
町内の方からも本事業に対し大きな期待が寄せられています。
(川棚町外にお住いの)お知り合いやご友人等でふるさと納税の寄附先に迷われている方、本プロジェクトに興味関心をお持ちの方がいらっしゃいましたらぜひおススメしていただけると幸いです。
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ゲスト さん
先日、田平町で開催されたパネル展に行ってきました。改めてTNR活動の重要性を感じました。我が家にも1年前から保護猫ちゃんが来てくれました。ご活躍、微力ながら応援しています。
2024/10/7 19:37
ゲスト さん
先日、田平町で開催されたパネル展に行ってきました。改めてTNR活動の重要性を感じました。我が家にも1年前から保護猫ちゃんが来てくれました。ご活躍、微力ながら応援しています。
2024/10/7 19:37
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2024年08月02日 16:00
TNR推進プロジェクト第2弾が本日スタートしました!
昨年度は多くの方々から寄附をいただき、150頭の不妊化を実施することができました。
町民の方からも、感謝の言葉を度々いただいております。
改めてご支援いただきました皆様に厚く御礼申し上げます。
継続してこそ効果があるこの事業、今回は第2弾として200頭の不妊化を目標としています。
人にも動物にもやさしい町づくりのため、本年度も皆様の温かいご支援をどうかよろしくお願いいたします。
※募集締め切りは2024年10月31日(木)まで関連リンク
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2024年03月08日 18:00
TNR活動の進捗について(2月)
2月は8地区で89頭(オス43頭、メス46頭)実施し、今年度の目標頭数150頭を達成しました。
本事業を行っていく中で、「一人で悩んでいた」という住民の方からは「相談してよかった」というお声や、「このままではどんどん増えていってしまうので、不妊化をしてもらって安心した」というお声をいただきました。
長崎県では、令和5年4月から「長崎県動物の愛護及び管理に関する条例」が施行されており、「不妊去勢手術を施し、フン等を適切に処理するなど周辺住民の生活環境に配慮した管理を行いましょう」と飼い主のいない猫へのエサやりがルール化されました。
今後も町民のお声を集めながら、県とも連携し殺処分ゼロに向けて取り組んでいきたいと思います。
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2024年02月07日 18:00
TNR活動の進捗について(1月)
今回多くの皆様にご支援いただき、おかげさまをもちまして1月中旬からTNR活動が本格的にはじまりましたので、現時点での進捗をご報告いたします。
個別で相談があった分について対応していき、相談者の方々の協力を得ながら9地区で61頭(オス27頭、メス34頭)実施いたしました。
2月も引き続き実施いたします。もっと見るまだコメントはありません
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2024年01月04日 14:48
【募集期間終了】たくさんのご支援ありがとうございました!いよいよ本格スタート!
皆様におかれましては健やかに新年を迎えられたこととお慶び申し上げます。
12月29日(金)をもちまして、募集期間が終了いたしました。
目標を大きく上回る結果となり、改めてご支援いただきました皆様に厚く御礼申し上げます。
これから本格的にTNR活動を開始となるわけですが、事業の進捗については今後も随時ご報告させていただきます。
(初めての試みということもあり、課題も出てくると思いますが、何卒温かい目で見守っていただければ幸いです。)
来年度についても同様に実施予定ですので、その際は、また、応援よろしくお願いいたします。もっと見るコメント 1件
jam さん
まずは動物愛護の為にこのスタート地点に立ってくださったことに感謝を申し上げたいです。いろいろと大変な事が想像できますが、挫けずに是非頑張っていただきたいと思います。他の市町村では進んでいるところもあり、センターの設立やTNR過程において譲渡出来る子は譲渡に繋げたりしている所もあります。
いずれそういう方向にまで手が回ると良いなと感じました。私も保護猫7匹いますが、自分に出来ることを頑張って行きます2024/1/4 15:11
jam さん
まずは動物愛護の為にこのスタート地点に立ってくださったことに感謝を申し上げたいです。いろいろと大変な事が想像できますが、挫けずに是非頑張っていただきたいと思います。他の市町村では進んでいるところもあり、センターの設立やTNR過程において譲渡出来る子は譲渡に繋げたりしている所もあります。
いずれそういう方向にまで手が回ると良いなと感じました。私も保護猫7匹いますが、自分に出来ることを頑張って行きます2024/1/4 15:11
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2023年12月21日 13:07
【目標達成のお礼(12/29まで継続募集中!)】
皆様からのたくさんのご支援ありがとうございました。
12月21日(木)現在で、目標金額を無事達成することができました。
多くの方々から寄附とともに力強い応援メッセージもいただき、感謝感激&大変心身が引き締まる思いでいっぱいです。
このプロジェクトは12月29日(金)までが募集期間となっていますので、引き続き寄附を募集しています!
来年度の一部早期着手につながりますので、さらなるご支援をよろしくお願いいたします。
今月下旬に配布される「広報かわたな1月号」内において、本事業の周知記事を掲載しています。
本町ホームページからも閲覧が可能ですので是非ご覧ください。
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2023年12月18日 14:32
残すところ、あと2週間!現在、目標達成率92.2%!!
皆さま、ご支援ありがとうございます。
町からの委託を受け、事業に取り組んでいる一般社団法人ネコノタメナラ代表の大津かおりです。
皆さまからお寄せいただいた、沢山のご支援と温かい応援の言葉を胸に、「ネコノタメナラ!」「にゃんとかせんば!」と奮闘する日々です。
さて、先だって町内において、のら猫・飼い猫に関する調査を実施した結果や、これまでにいただいた相談内容をもとに、来年1月中旬から週に2回、約10頭ずつにTNRが実施できるように、手術をしてくださる先生方への依頼を済ませたところです。また、町内の皆さまには、事業へのご理解とご協力のお願いを、町広報紙等で周知するように進めています。
「人にも動物にもやさしい町」を目指して、歩み出した川棚町です。
引き続き、皆さまに応援していただきますようお願いいたします。
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2023年11月16日 08:58
【御礼・ご報告】TNR事業の取り組み状況について 2
川棚町住民福祉課の山川と申します。
11月14日現在、皆様から160万円を超える寄附金をお寄せいただいています。
ご支援ありがとうございます。
さて、本プロジェクト事業の一環として、町内におけるのらねこ・飼い猫に関する調査を各地区、民生委員、ケアマネージャーといった関係機関等に対して依頼中です。
その調査結果をもとに、来年1月以降実施予定のTNR活動の各種割り振り等を構築していきます。
また、のらねこに関するお悩み・ご相談の受付も一般社団法人ネコノタメナラ様で開始いたしました。
今後も引き続きご支援のほどよろしくお願いいたします。もっと見るまだコメントはありません
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2023年10月10日 11:51
【御礼・ご報告】TNR事業の取り組み状況について
川棚町住民福祉課の山川と申します。
本日時点で60万円を超える寄附をいただいており、担当者として驚きとともに感謝するばかりです。
ご支援いただいた皆さま、誠にありがとうございます。
さて、本プロジェクトの進捗について少し触れさせていただきます。
(一社)ネコノタメナラ 大津代表と共に川棚町社会福祉協議会及び民生委員の方々に対しTNR事業への連携についてお願いをしたところです。
今後も進捗がありましたらご報告させていただきます。
本プロジェクト、そして川棚町を引き続きよろしくお願いいたします。もっと見るまだコメントはありません
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長崎県川棚町
川棚町は長崎県のほぼ中央に位置し、東には九州百名山に選ばれた標高608mの峻嶮な虚空蔵山(こくうぞうざん)がそびえ、西には大村湾に大きく突き出た全体がレジャースポットの大崎半島があります。町の中心部には川棚川が流れ、波静かな大村湾にそそいでいます。
コメント投稿をありがとうございます!
あなたのその想いが
プロジェクトを動かしています。
投稿は順次、進捗情報ページへ反映されます。
反映まで数日かかることがあります。