空き家問題の解消に取り組むため、人口530人の村に移住した青年の活動を応援してください!
カテゴリー:まちづくり
寄付金額 2,188,000円
目標金額:5,000,000円
- 達成率
- 43.7%
- 支援人数
- 77人
- 終了まで
- 受付終了
山梨県丹波山村(やまなしけん たばやまむら)
寄付募集期間:2022年12月1日~2023年2月28日(90日間)
丹波山村ふるさと納税推進室

東京都との県境に位置する人口530人の山梨県丹波山村。過疎化、高齢化が進むこの村で年々深刻度が増しているのが、空き家問題です。家主がいなくなってから長期間が経過し、所有者が分からなくなったまま利活用できずにいる物件も少なくありません。そんな丹波山村で空き家問題の解消に取り組んでいるのが、今年3月に大学を卒業し、不動産会社を立ち上げた梅原颯大さん。使命感を持って励む、23歳の青年の活動をふるさと納税で応援してください。
所有者不明のまま長期間経過した空き家が増加
山梨県の北東部に位置する丹波山村は、人口約530人と、離島を除き関東で最も小さい自治体です。家主の死去や転居により、空き家となってしまった家屋が増え続けています。
中でも深刻な問題となっているのが、売りにも貸しにも出しておらず、定期的な利用がされていない状態の空き家です。人が住まなくなってから長期間が経過し、いつの間にか所有者が分からなくなってしまった物件も多くあります。

空き家問題解消に立ちはだかるお金と手間の壁
たとえ居住していなくても、家屋には毎年固定資産税が課せられます。倒壊の危険や衛生上の問題がある空き家に対する「空き家対策特別措置法」に違反すると見なされれば、罰金が科せられ、さらに強制撤去の際の解体費も請求されます。
にもかかわらず、放置状態にある空き家が減らない理由は、空き家の処分にはお金や手間がかかるからです。親や親せきから家屋を譲り受けた現在の持ち主も高齢になっていて管理ができなかったり、処分をしたいと思っても、解体や片付け、相続などの手続きにお金や手間がかかるため、なかなか処分に向けて動き出せずにいるケースが多くあります。空き家問題を解決していくには、空き家の持ち主に対する情報面、資金面でのサポートも必要と言えます。

長年の問題解決に新風 空き家の実態調査に着手
空き家問題に長年悩まされてきた丹波山村に、2022年春、村で唯一の不動産屋さんが誕生しました。会社を立ち上げたのは、梅原颯大さん。今年3月に大学を卒業したばかりの23歳の青年です。大学の授業を通じて丹波山村との縁が生まれ、移住に至った梅原さんは、現在村から空き家調査の事業を受託して調査を進めています。
村内の家屋のどこが空き家なのか、正確な情報がまとめられたデータはなく、調査は地図を片手に一軒一軒見回り、印をつけて歩くところからのスタート。人づてに現在の所有者を見つけ、使用する予定があるのか、貸し出してもよいのか、売却したいのか、意向を確認します。地道で果てしなくも思える道のりですが、利活用に向けて着実に進んでいます。

寄附金で実現できること
いただいた寄付金は、梅原さんが中心となって進めている丹波山村の空き家調査にかかる費用や、補修が必要な家屋の修繕費など、丹波山村の空き家問題の解消のために大切に使わせていただきます。
【寄付金の使い道】
1万円の寄附でできること…空き家の中に残された物の処分に使用する備品の購入など
5万円の寄附でできること…部屋のクリーニングや残された物品の分別作業など
10万円の寄附でできること…残された物品の分別作業や畳のはり替えなど
100万円の寄附でできること…前の住人の荷物の処分、水道管やガス管、ボイラーなどインフラの整備
500万円の寄附でできること…家の小~中規模のリフォーム
寄付者のみなさまへ
梅鉢不動産代表取締役 梅原颯大
丹波山村を初めて訪れたのは、中央大学商学部2年の時です。地域資源を活用したプロジェクトの第1期生としてイベントの運営などを行う中で、親身になっていろいろな相談に乗ってくれ、よそ者を温かく受け入れてくれるこの村の人たちに愛着を感じていきました。村の多くの人が、「空き家はあるのに人が住める家がない」と口にするのを聞き、大学4年の時に起業を目指して宅地建物取引士の資格を取りました。
想像していた社会人のイメージとはかけ離れた、華やかとは言い難い日々ですが、丹波山村から空き家問題をなくすことを目標に頑張っています。応援していただけたら幸いです。
お礼の品のご紹介
現在進捗情報はありません。
山梨県丹波山村
山梨県丹波山村は、人口約530人の関東一小さな村です(離島を除く)。土地の面積の97パーセントが森林で、村全域が国立公園の中にあり、日本百名山の「雲取山」をはじめとした2000メートル級の山々に囲まれています。多摩川の源流地でもあり、冷たく清らかな丹波川には、ヤマメやカジカなどが生息しています。
小さいながらも特色ある村づくりを目指し、1年にわずか3週間しか収穫できない原木栽培の舞茸、村の山で育った木を使った樽でつくったワインなどの特産品の開発などに励んでいます。2022年にはテレワーク施設や古民家を改装したカフェなども新たにオープンし、交流人口の拡大を狙った取り組みに力を入れています。
豊かな自然と、そこで暮らす人々の生活を守り、この地を訪れてくれる方々が「ただいま」と安心して帰ってこられる「ふるさと」として、100年先もこの村を残せるよう、全国の皆様からの温かいご支援をお願いします。
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