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「天空の釣りキャン」で楽しさ無限大!~「釣り」と「キャンプ」で限界集落を「聖地」に~

カテゴリー:観光・PR 

main_img 達成

寄付金額 1,647,000

164.7%

目標金額:1,000,000

達成率
164.7%
支援人数
57
終了まで
受付終了

佐賀県(さがけん)

寄付募集期間:2022年11月15日~2023年2月13日(91日間)

佐賀県×フィッシングパーク平之

プロジェクトオーナー

初めまして、「フィッシングパーク平之」の米丸知成と申します。フィッシングパーク平之は、佐賀県唐津市厳木町平之地区にあり、標高約400mに位置する全国でも珍しいニジマスの養殖場を備えた管理釣り場で、その名も「天空のエリアトラウトフィッシング」です。

当施設は、疑似餌(ルアーやフライ)を使った釣り専用で、釣った魚を生かしたまま放流する「キャッチ&リリース」を基本としており、九州では、数少ないスポーツフィッシングが楽しめる場となっています。

佐賀県のほぼ中心に位置し、県内外からの交通アクセスも抜群です。私は、このフィッシングパーク平之の事業を引き継ぎ、継続・発展させるとともに、誰もが「気軽に」、「安全に」、「快適に」、「いつまでも」釣りを楽しめる場所にしたいと考えています。

※頂きました個人情報は、佐賀県より寄附先の起業家へ提供し、お礼の品の発送等へ活用させていただきます。
※本プロジェクトのお礼の品の送付は、佐賀県外にお住まいの方が対象で、佐賀県内の方は対象外となります。 

「エリアトラウトフィッシング」を知っていますか?

絶対ハマる!本気で夢中になれる釣り

エリアトラウトフィッシングは、全国的に大変人気のある釣りのジャンルです。しかし、九州では、まだ一般的にあまり知られていません。数年前、私がこの釣りを始めたころは、釣具屋さんにもほとんど道具が売られていない状況がありました。

九州と言えば、豊かな海や川をはじめ自然環境に恵まれており、海釣りや渓流釣りが人気です。そのために、これまでエリアトラウトフィッシングはマイナーな釣りのジャンルに留まっていました。

しかし、現在、魚が釣れにくくなったり、釣り禁止の場所が増えたりといった環境・状況の変化によって、今後は、九州でもエリアトラウトフィッシングが流行すると考えています。

そのためには、何より、誰もが楽しめるより充実した施設が必要です。しかし、現在の当施設では規模が小さいため、一度に釣りのできる人数が限られるのが大きな課題です。

また、ニジマス養殖のシステム化が進んでおらず、フレッシュな魚を定期的に放流する事ができていません。ニジマスは、とても学習能力が高い魚なので、魚が疑似餌に慣れてしまうと釣れにくくなる場合があります。そのため、初心者の方やお子様が、この釣りの魅力を十分に味わっていただけないのがとても残念でした。

さらに、施設内には釣り場しかなく、屋根やベンチのある休憩場所さえないので、付き添いの保護者の方や小さなお子様が、時間を持て余してしまいがちです。

私は、これらの課題を解決して、初心者からエキスパートの方まで、誰もがエリアトラウトフィッシングを楽しめる管理釣り場にするとともに、釣りをしない方も楽しめる施設にする事を約束します。

そして、本事業の最終的な目的は、厳木町で最も高齢化率が高い平之地区の限界集落化の進行を食い止め、持続可能な地域社会を築く事です。

管理釣り場を中心に、地域により多くの人を呼び込み、様々なチャンスやきっかけを生み出す事で、地域創生や地域の活性化につなげます。

新しいアウトドアのスタイルを提案します!

「釣りキャン」でアウトドアの楽しさ再発見

フィッシングパーク平之は、4つのコンセプトで事業を展開していきます。

まずは、「エリアトラウトフィッシングの普及」です。エリアトラウトフィッシング(管理釣り場の釣り)は、「キャッチ&リリースを前提とする、魚との駆け引きや釣る行為そのものを楽しむ釣り」です。つまり、ゲームを攻略するように試行錯誤しながら、魚が釣れる釣り方の正解にたどり着くまでのプロセスを楽しむ釣りなのです。

ゆえに、この釣りは、ゲームフィッシングとも呼ばれます。初心者でも楽しく釣れる反面、釣り続けるためにはテクニックが必要になります。季節や気温、天候等刻々と変化する状況に対応しながら、魚が釣れるアプローチを見つけていく面白さや、魚との駆け引きが必要となるゲーム性の高さと奥深さがエリアトラウトフィッシングの最大の魅力です。

「この釣りの楽しさをたくさんの人に知ってもらいたい」、「夢中になって釣りができる場や機会を提供したい」という思いで、エリアトラウトフィッシングの普及に取り組みます。

次に、「釣りとキャンプの融合」です。

釣りにキャンプをプラスする「釣りキャン」は、アウトドアの楽しさや魅力を倍増させると考えます。今後、管理釣り場とキャンプ場の両方の機能を持たせた複合施設化をめざしていく事で、誰もが気軽に「釣りキャン」を楽しめるようになります。例えば、「自分が釣った魚をそのままキャンプで料理して食べる」という楽しみ方もできるのです。

また、施設にキャンプ場という新たな要素が加わる事で、釣りをしない人も休憩や宿泊で利用したり、青少年の体験学習の場として活用したりと、多様なニーズに対応する事が可能になります。

地域の豊かな自然を生かしながら、おしゃれで魅力的なアウトドアライフを提案していきます。

そして、「マナーの向上」です。

ここ数年で「釣り禁止」になる場所が大変増えました。これは、一部の釣り人のゴミのポイ捨てや迷惑行為等のマナーの悪さが大きな原因の1つだと考えられます。

このままでは、釣りを楽しむ場所がなくなってしまいます。管理釣り場には、明確なルールが設けられています。また、施設で釣りを楽しむためには、当然マナーが求められます。

管理釣り場において、ルールを守りながら快適に釣りを楽しんでもらう事を通して、釣り人のマナーの向上に取り組みます。

最後に、「釣りができる環境の保護」です。

当施設では、いつまでも釣りを楽しむ事ができるように、国土交通省の「2020年最も水質の良い河川」の1つに選ばれた厳木川に流れる平之川の水と良質な餌で、全国でも珍しい管理釣り場でニジマスの自家養殖を行っています。

ニジマスは卵から育てており、美しさと力強さが自慢です。これからも、魚たちや平之の豊かな自然を大切にしながら、いつまでも釣りが楽しめる環境を守ります。

山間地の限界集落を持続可能な地域にしたい

地域とともにある施設をめざす

フィッシングパーク平之がある佐賀県唐津市厳木町平之地区は、高齢化率が68.9%であり、すでに限界集落です。フィッシングパーク平之では、今後、これまでにお伝えした4つの事業を展開しながら地域の活性化を図ります。

そして、フィッシングパーク平之では、管理釣り場の運営や広報を通じて、まずは、地域に興味・関心がある「交流人口」を増やします。そのうえで、リピーターを中心に、当施設のファンになった人たちが所属できるオンラインコミュニティを立ち上げてネットワークをつくります。

各種イベントや大会では、コミュニティを通じてボランティアを募集したり、コミュニティのイベント等を開催して地域を知ってもらう機会を設けたりしながら、サポーターとして積極的に地域に関わる「関係人口」を増やしていきます。

その中から、地域を気に入り移住を希望する人が現れたら、行政や他団体と連携して移住の支援を行います。これらの取組の継続により、平之地区の定住人口になる人が出てくる事をめざします。

このように、フィッシングパーク平之の事業を通して、交流人口から関係人口へ、そして、最終的には定住人口になるきっかけづくりに取り組みます。私は、この事業を通して、厳木町で最も高齢化率が高い平之地区の限界集落化の進行を食い止め、持続可能な地域にする事をめざします。そのために、今後の施設の拡大や事業内容の充実が必要なのです。

いつでも快適に釣りが楽しめる場を提供したい

誰もが楽しめる魅力的な施設になる

事業内容としては、まずは、「施設の拡大・充実」を行います。新たに第2池やキャンプ場等を建設し、一度に大人数で釣りができる環境を整備したり、キャンプ場との複合施設化を図ったりする事で、より魅力のある施設に発展させます。

具体的には、「第二エリア、第三エリア等の新しい池の建設」、「安定した養殖システムの確立による定期的な魚の放流」、「キャンプ場等との複合施設化」、「休憩施設の設置や水洗トイレの完備」等に取り組みます。

佐賀県に九州で最大規模の管理釣り場や釣りができるキャンプ場をつくる事で、九州における「エリアトラウトフィッシングの聖地」になる事をめざします。

次に、「魅力ある施設づくり」を行います。九州初となる全国トーナメントの九州予選大会の開催をめざします。

また、子どもや親子を対象とした釣り教室や釣りキャン等といったイベントの開催、地域の他の観光資源とのコラボレーション等を企画・実施しながら、フィッシングパーク平之を中心に人が集まる仕組みをつくります。

そして、「関係団体等とのネットワーク構築」を行います。今後は、事業の目的を達成するために、各分野の専門家と連携・協力しながら、利用者の皆様の声やニーズを積極的に反映させた効果的な事業の運営を行います。

最後は、「積極的な情報発信」です。「インターネット」、「SNS」、「各種メディア」、「ユーチューバーとのコラボレーション」等、多様な広報手段を活用して積極的に情報発信を行いより多くの人に周知を図ります。また、オンラインコミュニティを運営し、釣りやキャンプの楽しみや利用者のネットワークを広げます。

これらの事業を実現させるため、皆様から頂いた寄付金は、快適で、充実した施設を建設するための費用に使わせていただきます。

プロジェクトに携わる方の思い

佐賀県産業労働部 部長 寺島 克敏

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米丸さんは2019年に釣り堀の管理人と出会い運営に携わるようになり、2020年に釣り堀を「フィッシングパーク平之」としてリニューアルオープンしました。それまで福岡県で26年間小学校の教員をされていた米丸さんですが、事業を承継するために2022年3月に移住されました。その後は「フィッシングパーク平之」を基点に、エリアトラウトフィッシングを九州に広めたいという熱い思いから、日々施設の改善とHPやSNSでの情報発信を行い遠方からもたくさんの顧客を呼び込むことに成功されています。
現在、隣に養殖場を備えて経営されている釣り場ですが、今後は更なる施設の拡大と充実を図り、九州最大規模の釣り場観光資源として事業継続に邁進されています。九州初となる全国エリアトーナメントの九州予選の開催を目指すほか、さまざまなイベントの企画を通じて県内外からお客さんを呼び込む仕組みを構築したいと考えられています。
今回、ご自身のエリアトラウトフィッシングに対する熱い思いと、そしてそれが地域の活性化につながるという点から高い評価を受け、佐賀県と佐賀県ベンチャー交流ネットワークが開催した2022年度の「さがラボ・チャレンジカップ(ビジネスプランコンテスト)」で優秀賞に選定されたところです。
九州には「フィッシングパーク平之」のようなポンド型の管理釣り場はほとんどなく、今回の施設拡充事業が成功すれば佐賀県の新たな観光資源となることを確信しています。釣り場にほれ込み移住まで決心された米丸さんの熱い思いはきっと県内外を問わず多くの人の共感を呼び、たくさんの人が厳木地域の魅力に触れていただく機会となると期待しています。皆様の温かいご支援をよろしくお願い申し上げます。

プロジェクトを応援する声

この活動を全面的にバックアップします!

株式会社ヴァルケイン 代表取締役 菊地 栄一

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ここ数年での九州エリアでのフィッシングパーク平之様のエリアフィッシング(管理釣り場)の活動に大変感銘を受けております。
私どもの時代では近所の川や野池等はもっと身近なものでしたが、近年では環境整備・美化が進むにつれ安全な環境となりましたがその分、自然と触れ合う機会も減少したように感じております。特に小・中学生等のお子様世代に関しては尚更自然というものは遠のいてしまっているのではないか?と。
その中で環境の整えられた管理釣り場で釣りという文化を通して自然を感じて楽しんでいただきたいという米丸様の活動はこれからの時代の環境を守るとともに、新しい未来を創生していく活動になると感じております。
本州は管理釣り場のエリアフィッシングという釣り文化は認知が高いものとなっており、各県にモデルケースとなる施設も多数ありますが、九州エリアはもともと海・山と自然環境が豊富な為かまだ管理釣り場という文化が本州と比べて多くありません。
その中で今回の米丸様の活動は希望と同じだけの不安もあると思います。
私も同業を営む立場としてこのフィッシングパーク平之・米丸様の活動を見習うと共にこの活動を全面的にバックアップさせて頂きたいという思いを込めて応援のメッセージとさせて頂きます。

佐賀に夢の管理釣り場をつくりたい

一緒にこの夢を実現させませんか?

フィッシングパーク平之は、もともと地域活性化のために始めたニジマスの養殖から発展した平之地区活性化協議会の事業です。

しかし、高齢化が進む平之地区では、この事業を継ぐ者がおらず、継続できない運命にありました。もともと、釣り客として訪れていた私は、地域の方との出会いを通して、この事業を引き継ぐために2022年4月に福岡県から移住しました。なぜなら、この素晴らしい管理釣り場をなくしたくなかったからに他ありません。そして、九州にエリアトラウトフィッシングを広めたかったからです。

今、佐賀県や唐津市に事業を評価していただくとともに、地域の方をはじめ、メーカーやショップの方々や多くの利用客の皆様からご支援をいただき、夢の実現に向けた挑戦が本格的にスタートしました。

この夢の実現にぜひご賛同いただき、一緒に九州のエリアトラウトフィッシングを盛り上げていきましょう。たくさんの皆様のご支援をお待ちしております。

現在進捗情報はありません。

佐賀県

佐賀県は北は玄界灘、南は有明海にはさまれ、中央には佐賀平野が広がります。

自然豊かで食材に恵まれ、本物のごちそうがあります。透き通るほど新鮮な「呼子のイカ」、美しい差しが魅力のブランド牛「佐賀牛®」、日本三大美肌の湯「嬉野温泉」でつくるまろやかな温泉湯豆腐、潮の香とクリーミーなうまみが口いっぱいにひろがる「カキ」、日本一の生産を誇る「佐賀海苔®」などをいただけます。

また、発祥400年の歴史を誇る世界の器「有田焼」が料理を引き立てます。五感を刺激するごちそうを味わいに佐賀へお越しください。