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犬猫の殺処分ゼロを含む3つのゼロを目指して!【前橋から全国の動物福祉向上へ】

カテゴリー:動物 

main_img 達成

寄付金額 10,434,022

104.3%

目標金額:10,000,000

達成率
104.3%
支援人数
630
終了まで
受付終了

群馬県前橋市(ぐんまけん まえばしし)

寄付募集期間:2022年6月10日~2022年9月7日(90日間)

群馬県前橋市×犬猫生活福祉財団

プロジェクトオーナー

はじめまして。犬猫生活福祉財団の代表理事、佐藤淳と申します。
私たちは、前橋市でわんちゃんねこちゃんのシェルターや不妊去勢手術専門病院を運営しながら、動物愛護団体への助成金など他団体をサポートする活動を行っています。

犬猫の問題は地域社会と深く関わっています。私たちは、前橋市で官民連携の問題解決モデルを作り、それを全国へ展開していくことで、日本全体の動物福祉向上を目指し活動しています。

まだ日本ではたくさんの犬猫が過酷な生活を送っています。そんな子たちに「生まれてきてよかったね」と言える社会を目指し、皆様の暖かいご支援をお願いいたします。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

※寄附受付ページで「お礼の品なしでの申し込み」と表示されますが、じゅんさまオリジナルステッカーはご寄付いただいた皆様へ記念品としてお送りいたします。

犬猫の殺処分数と社会問題

年間2万3000頭以上がいまだ殺処分されています

環境省の発表では、2021年の殺処分数※は犬4,059頭、猫19,705頭の計23,764頭。年々改善傾向にあるものの、いまだ1日あたり65頭と多くの⽝・猫の殺処分が⾏われています。

※犬・猫の引取り及び負傷動物等の収容並びに処分の状況(動物愛護管理行政事務提要より作成)対象期間:令和2年4月1日~令和3年3月31日

※寄附受付ページで「お礼の品なしでの申し込み」と表示されますが、じゅんさまオリジナルステッカーはご寄付いただいた皆様へ記念品としてお送りいたします。

殺処分がなくならない3つの大きな原因

殺処分問題を解決するためには、保護される⽝猫の受け⽫となるシェルターの整備や、新しい家族を⾒つける活動に加え、そもそも殺処分の対象になるような⼦を出さないよう、⼈の都合で捨てられてしまったり、外で繁殖してさらに数が増えてしまうことを防ぐ必要があります。

また、最終的にわんちゃんねこちゃんが幸せな環境で暮らせているかということも⼤事になります。

今の動物愛護活動の課題

日本の動物愛護活動は、ボランティアの方に金銭や時間の面で大きく頼っているのが現状です。

近年、民間団体や個人の活動により、民間での受け入れ数や譲渡数は大きく伸びて来ました。しかし課題解決のためには、飼育や譲渡が難しい犬猫を保健所から引き出し養育する「セイフティーネット」や、地域に密着したTNR活動※の推進が必要です。そのためには、獣医師やドッグトレーナー、動物看護師などプロの人材が、ボランティアの方と共に活動できる状況が望ましいと考えます。

そうしたプロ人材が仕事として動物愛護活動に取り組める体制を作ることが必要不可欠と考えて、当財団の運営するシェルターでそのモデルケースを構築していきます。

※TNRとは飼い主のいない猫に対し、(Trap/捕獲し、Neuter/不妊去勢⼿術を⾏い、Return/元の場所に戻す)を実施することで繁殖を防ぎ、地域の猫として1代限りの命を全うさせ、野良猫に関わる苦情や殺処分の減少を⽬指す活動です。

※寄附受付ページで「お礼の品なしでの申し込み」と表示されますが、じゅんさまオリジナルステッカーはご寄付いただいた皆様へ記念品としてお送りいたします。

不幸な命を増やさないために

目指すのは3つのゼロ

みんなで協力し、みんなで支えることで、これらを実現します

動物福祉に対する意識の向上や活動の広がりによって、この10年で大きく収容数や殺処分数は減ってきました。
しかし地方ではまだ野良犬猫の繁殖や、保護施設の受け皿数の不足、そして都市部でもシニアや特定の病気やハンデを持った子の譲渡が中々進まないなど、一筋縄ではいかない難しい問題が残っています。

また、現在は一部の活動家へ負担が集中しており、無理なく確実に活動を継続していくためには、より多くの人が関心を持ち、負担の分担を行っていくべきです。

私たちは、そうした問題に対し積極的にアプローチを行うと共に、より多くの人が動物福祉に対しての興味関心を持ち、活動に参加する流れをつくることで、継続的に3つのゼロ達成を目指します。

※寄附受付ページで「お礼の品なしでの申し込み」と表示されますが、じゅんさまオリジナルステッカーはご寄付いただいた皆様へ記念品としてお送りいたします。

日本の3つのゼロ達成へ向けて

まずは前橋でモデルケースを作ります

3つのゼロ達成のためには、地域に根ざした活動が必要です。そしてそれを日本各地でそれぞれが行うことで達成されると考えています。そのため、私たちは前橋市でモデルケースを作り、それを全国へ広げることを目標にしています。

前橋市での私たちの取り組み

①シェルター「犬猫タウン前橋」の運営

2022年1月から市保健所で飼養管理する犬・猫の一部を受け入れ、飼育希望者に譲渡するまで施設で保護する活動を行っています。譲渡困難とされるエイズキャリア、全盲やシニアの子、子猫の引き出しも行っています。
獣医師と動物看護師が常勤し、日々のケアを行ったり体調を管理しています。

またドッグトレーナーも関わり、保護された犬が人と暮らすための訓練(人馴れ、散歩、トイレトレーニングなど)を行っています。犬は猫に比べ収容数、殺処分数ともに少ないものの、ゼロにはなっておらず、「人馴れしていない野犬や譲渡困難な子」への対応が課題です。ドッグトレーナーはそうした子たちのセイフティーネットを担う大きな役割を果たしています。

②不妊去勢専門病院「犬猫タウン前橋病院」の運営

2022年5月に本格稼働を始めた、車に必要な設備を搭載した「移動式スペイクリニック※」です。

地域ボランティアの方と協力しながら、低価格で野良猫の不妊去勢手術を提供し、TNR活動を地域の方へ広める活動を行います。

※スペイクリニックとは犬猫の去勢・不妊手術に特化した動物病院のこと

TNRは効率よく素早く実行することが大切で、獣医師のスキルアップが欠かせません。
車両型スペイクリニックで実績を積まれている「にじのはしスペイクリニック」髙橋 葵先生に監修いただきながら取り組んでいます。

にじのはしスペイクリニック 髙橋 葵先生の思い

にじのはしスぺイクリニックは、不妊去勢手術によって過繁殖状態の猫の数を適正にすることで「猫がしあわせに(過酷な暮らしをする猫がいないこと)、人がおだやかに(猫の繁殖による環境被害や多頭飼育等に困る人がいないこと)暮らせる社会」が実現することを目指して活動しています。

このような「人と猫が共生する社会」の実現のために不可欠な活動が「TNR活動」です。
過剰な状態の猫を、不妊去勢手術をすることでそれ以上増えないようにする、まさに根本原因にアプローチする活動であり、未来を変えるための活動です。

私たちはこれまでに、拠点である岐阜県を中心に移動式手術室を駆使しながら「必要な時に、必要な場所へスぺイクリニックをお届けします」という活動理念のもと、動物病院の無い多くの地域に年間3千匹を超える手術を届けてきました。

財団様の所有するシェルターにもこの移動式手術室を導入していただきましたが、移動式手術室の可能性は無限です。猫の過剰繫殖が問題になっている住宅地に、山間地に、農村に、必要な不妊去勢手術を届け、必ずや問題解決に繋げてくれるでしょう。

にじのはしスペイクリニック 髙橋 葵先生の思い

③地域の皆様との関係作り

こうした多くの犬猫を扱う施設運営は、地域の方のご理解なくして成り立ちません。地域の皆様とどう関係を作るかも大切なノウハウであると考えています。

そのため、市や地域協働コーディネーターのお力を借りながら、情報発信や地域活動への参加を通して地域へ根を張る活動に取り組んでいます。

地域協働コーディネーター鈴木正知様の思い

「情けは人の為ならず」ってお祖母ちゃんから、ことある毎に言われた子どもの頃を思い出します。
その頃は自宅の周囲は里山に囲まれて土間の有る玄関内にツバメが巣をかけ夕方巣に戻ってくると玄関を閉め、朝起きると玄関を開けてくれって居間を飛び回っているツバメたち。

そのころは生き物と人の暮らしが寄り添っていて、今でこそ「動物福祉」って言葉が耳に残りますが、生き物や自然環境を理解して共に暮らすすべを暮らしの中で学び実践し持続していたように思います。お風呂も薪風呂だったしね。

残念ながら「動物福祉」と言うことを改めて考えないといけない時代ですね。今回の前橋市GCFが単なる動物福祉にとどまらず、それをきっかけとして、人が生き物と共に暮らせる豊かな前橋の自然と暮し振りをこれから生まれてくる未来の子どもたちへ送る責任として応援する気持ちでいっぱいです。
一人一人できることは違います、その違いこそが「動物福祉」に繋がると信じています。

地域協働コーディネーター鈴木正知様の思い

施設ボランティア 小堺美由紀様の思い

数年前、13歳の小型犬と4頭の子猫の里親探しに奮闘したことが、動物福祉に関心を示すきっかけでした。それから多頭飼育崩壊やブリーダーの劣悪環境飼育・犬猫の殺処分といった記事を目にする度に自分にできる事は何かと考えるようになり様々な情報を検索してきましたが、実際の行動に結び付くことはありませんでした。
今回、施設ボランティア募集サイトを閲覧した時自分の都合と合致したため、1頭でも多くの犬猫が幸せを掴むためのお手伝いが出来ればと思い参加させていただきました。

施設には元野犬をはじめ高齢猫と様々な問題のある子が収容されています。現在、犬達の散歩や人馴れのお手伝いをはじめ、この施設の特徴でもあるドックトレーナーに訓練の面白さを教えていただき日々成長していく犬達に感激しています。

猫達も新たな家庭へスムーズに移行するため人馴れ訓練の一環とした遊びやスキンシップを行っています。その他、毎日の飼養室清掃や給餌・TNRといった活動もあり、施設スタッフだけでは成りたたず、またその活動費が不足しているのも現実です。私は多くの方に動物福祉へ関心を示してもらうためにも、このプロジェクトを応援していきます。

施設ボランティア 小堺美由紀様の思い

※寄附受付ページで「お礼の品なしでの申し込み」と表示されますが、じゅんさまオリジナルステッカーはご寄付いただいた皆様へ記念品としてお送りいたします。

寄付金の使い道

3つのゼロを達成するため継続的に活動できるよう、直接のご寄付を募る仕組み作りなどの自助努力を行っていますが、まだ目標を達成するためには多くの資金が必要です。今年度の活動資金で不足する部分に、前橋市と連携して行うこのふるさと納税のご寄附を活用させていただきます。みなさまのご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。

皆さまからのご寄付は、3つのゼロに向けた取り組みとして以下の通り活用させて頂きます。
また、この度のふるさと納税のご寄付の3割は、前橋市の動物愛護事業資金として当財団以外の活動に使用され、ワクチン接種など保護動物に対する医療費に充てられます。

・シェルターの犬猫のごはん
・薬品などの購入費
・譲渡ボランティアへの支援
・野良猫の避妊去勢手術や譲渡会の開催
・収容動物の避妊去勢手術
・譲渡犬猫の飼主への支援(ワクチン補助・避妊去勢手術)など

目標額以上に集まった場合も、本取組みにご賛同いただく皆さまの想いをしっかりと受け止め、活動の幅を前橋から日本全国に広げながら3つのゼロ達成に向けた取り組みのために有効に活用させていただきます。

今この瞬間も助けを求めている子たちのために、自分ができることを

1年間で2万3000頭以上の犬猫が“今も”日本のどこかで人の手によって殺されています。
また、この数には表れない、交通事故や病気、虐待などで命を落とす野良犬猫の問題など日本にはまだまだ多くの課題があります。

私たちの使命は、そんな「いのち」を救うこと。そして、そうした子たちが生み出されない環境をつくることです。

私たちは前橋から日本全体の3つのゼロを実現するべく、日々奮闘しています。
この前例のないチャレンジには多くの困難が伴いますが、みんなが望み、行動すれば、たしかにやり遂げられることなのです。
この瞬間も助けを求めている子たちのために、ぜひ、皆さまのご支援で支えてください。

寄付者のみなさまへ

プロジェクト代表者 一般財団法人犬猫生活福祉財団 代表 佐藤 淳

最後までお読みくださりありがとうございます。
私が動物福祉について考えるようになったのは、1頭の野良猫を保護したことがきっかけでした。保護した4日後に子猫を出産、痩せほそった体で懸命に子育てをする姿を見て、「ここまで必死に生きていのちをつないできたこの子たちに、ほんとうに健康によいものを与えたい。そして、この子たちと同じように懸命に生きる、より多くのいのちを救いたい。」と強く思うようになりました。

そして2021年9月に財団を設立し、前橋市に根ざした活動を行いながら、全国での助成金の交付など他団体サポートを開始しています。

3つのゼロを達成するためには、すでに素晴らしい活動をされている各地の団体様と手を取り合い、不足する地域へシェルターやスペイクリニックを展開していくことが必要です。しかし構想を実現するためには、まだ私たちの認知度も低く、財源も十分ではなく、みなさまのご支援を必要としております。
このプロジェクトに、どうぞあたたかいご支援をよろしくお願いいたします。

※寄附受付ページで「お礼の品なしでの申し込み」と表示されますが、じゅんさまオリジナルステッカーはご寄付いただいた皆様へ記念品としてお送りいたします。

プロジェクト関係者の想い

前橋市衛生検査課から

前橋市では、従来より野犬が生息しており、しばしばその子犬が収容されています。
野犬は警戒心が強く滅多に捕まえられませんが、子犬であれば比較的捕まりやすくなります。しかし野犬の子どもということもあり、捕獲した月齢によっては、十分に人馴れをしなければ一般的な譲渡に向かなくなる可能性も出てきます。

「譲渡に向かない」ではなく、「譲渡できるように」するためには行政の力だけでは難しいのが現実です。
各動物愛護団体で引き出してもらい、トレーニングを経ることで譲渡につなげることができるようになります。
不妊手術をしていない猫は、春と秋に繁殖して子を生みます。

保健所では、思いがけず生まれてしまった子猫や育児放棄などによる子猫の引き取り依頼が後を絶ちません。また、交通事故などによる負傷猫の収容数も増えています。
こうした猫について前橋市では、獣医療へのつなぎや、動物愛護団体を通じたミルクボランティアや預かり、引き出しなどにより少しでも安楽死となるケースを減らす試みを行っています。
ぜひとも、みなさまのご協力をお願いいたします。

前橋市長から

大好きな犬・猫のために何かしてあげたい。そういった気持ちに応えられるよう、最前線で活躍している動物愛護団体と市の動物愛護管理事業に直接、寄附金を充てられるようにしました。
動物愛護への関わりにはいろいろな手法があります。みなさまのお力添えをいただければと思います。動物愛護団体の方々へは各方面でさらなる活躍を期待しています。

犬がいて、猫がいて、人がいて、森の中には熊がいて、鹿がいて
たまには誰かが誰かの邪魔になるけれども
そこはみんなの居場所なんだと私は思う

前橋市長から

ご寄付していただく方へお礼のご案内

人気イラストレーターじゅんさまオリジナルステッカー

ご寄付いただいた皆様には、「もっさりもさお」「こんにちは、いぬです」などで人気のイラストレーターじゅんさまが、このプロジェクトのために描いてくださったオリジナルイラストのステッカーをお贈りいたします。

●じゅんさまからの応援メッセージ

いぬ好きイラストレーターのじゅんです。
今回のプロジェクトにてイラストという形で携わることができ、心より感謝申し上げます。
そして、こうして行動している方々がいることに頭が下がる思いです。
私にもできることをしつつ、全力でこのプロジェクトを応援したいと思います!

※寄附受付ページで「お礼の品なしでの申し込み」と表示されますが、じゅんさまオリジナルステッカーはご寄付いただいた皆様へ記念品としてお送りいたします。

  • 2023年02月08日 12:00

    ご協力いただいた皆さま、ありがとうございました!

    2022年のふるさと納税では、多くの方にご支援をいただき誠にありがとうございました。
    おかげさまで、前橋市での活動を推進することができました。
    1年間の活動を報告書にまとめました。こちらをぜひご覧いただけますと幸いです。

    \新たなプロジェクトへ挑戦中です/
    さらに活動を広げて日本全体の殺処分ゼロを目指すため、
    来年度に向けて新たなプロジェクトに挑戦中です。
    現在目標の77%まで、皆様のおかげで到達できました。
    2月19日まで、100%目指して暖かいご支援をよろしくお願いいたします。

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群馬県前橋市

前橋市は、群馬県の県庁所在地で、日本百名山である赤城山のすそ野に位置する自然に恵まれた豊かなまちです。
まちの中心から1時間圏内に風光明媚な赤城山と利根川があり、四季折々の異なる風景を楽しむことができます。
前橋市は、目指すまちの在り方として、「めぶく。~良いものが育つまち~」を掲げています。「めぶく。」まち、すなわち「挑戦する人を応援するまち」「多様な生き方を肯定し見守るまち」として、人や街を幸せにするチャレンジを応援しています。