越前市の空高く、コウノトリが舞い続けるために!
カテゴリー:動物
寄付金額 1,000,000円
目標金額:1,000,000円
- 達成率
- 100%
- 支援人数
- 20人
- 終了まで
- 受付終了
福井県越前市(ふくいけん えちぜんし)
寄付募集期間:2017年5月26日~2017年9月30日(128日間)
福井県越前市
越前市が地域や様々な団体と連携し、作り上げてきた「コウノトリが舞う里づくり」。
今回のプロジェクトは、これまでの取組みを深化させ、よりコウノトリが定着しやすい環境を作るために行われるものです。
皆様のご支援により、福井県内では半世紀を超える期間達成できなかった、野外コウノトリの新しい命の誕生の瞬間を見ることができるかもしれません。
ぜひ、皆様のご支援をお願いいたします。
越前市の空高く、コウノトリが舞い続けるために
「半世紀に一度のまちづくり」を進める、福井県越前市
越前市は、福井県の中央部に位置し、平成17年10月1日に旧武生市と旧今立町が合併して誕生しました。
その歴史は大変古く、「大化の改新」の頃に越前の国の国府が置かれ、以来、北陸地方の政治・経済・文化の中心地として栄えてまいりました。
平安時代には、「源氏物語」の作者である、あの紫式部が生涯でただ一度、京の都を離れ、多感な少女時代を過ごした地であります。
産業面では、越前和紙や越前打刃物をはじめとする伝統産業から、電子部品などの先端技術産業に至るまで幅広い産業が集積し、福井県内一の製造品出荷額を誇る「ものづくり都市」として、力強く発展を続けています。
現在、その越前市では、「半世紀に一度のまちづくり」というビッグプロジェクトを行っています。
その内容はというと、平成30年の「福井しあわせ元気国体・福井しあわせ元気大会」に向けての新体育館の建設や市役所の庁舎の改築、また、北陸新幹線については、平成35年春に開業予定の、福井県内で唯一の新設駅である「南越駅(仮称)」の開業に向けた道路や「道の駅」としての施設の整備など、まさにビッグプロジェクトのオンパレード!
未来に向けて大きく街が動き出しています。
しかし、越前市はただの「ものづくり都市」ではありません。
越前富士として親しまれている日野山や県内三大河川である日野川のめぐみによる豊かな自然を有し、里地里山は国内屈指ともいえる希少生物の宝庫。
そして、幸せ運ぶコウノトリが舞い、人にも生き物にもやさしい、うるおいのあるまち、なのです。
特別天然記念物・コウノトリが舞う、越前市の里地里山
コウノトリとは?
コウノトリは、ヨーロッパでは「幸せを運ぶ」「赤ちゃんを運ぶ」などの言い伝えがあり、日本でも縁起がよい鳥として知られています。
全長約110から115センチメートル、翼開長160から200センチメートル、体重4から6キログラムにもなる非常に大型の水鳥。明治期以後の乱獲や巣を架ける木の伐採などにより棲息環境が悪化したこと等により、1956年には20羽までに減少。同年、特別天然記念物の指定を受けている。
越前市の里地里山には、サギソウ、メダカ、トミヨ、ゲンゴロウ、ハッチョウトンボなど、国レベルで約40種、県レベルで約80種の絶滅危惧種が生息する希少野生生物の宝庫。
環境省レッドリストで最も絶滅が危惧される、絶滅危惧ⅠA類に指定されているアベサンショウウオの国内最大の生息地であることも分かっています。
また、越前市はコウノトリと縁が深く、日本の野生コウノトリ最後の生息地(兵庫県豊岡市、福井県小浜市、越前市)の一つであり、昭和30年代には一つがいが約9年間巣を作り続けていました。
昭和45年には、くちばしの折れたコウノトリが飛来し、その地域住民による保護活動が絵本や紙芝居になり、現在でも全国各地で語り継がれています。
平成22年4月には40年ぶりにコウノトリ(2羽)が飛来し、うち1羽は長く滞在したことから、市は「えっちゃん」と命名し、なんと特別住民票まで発行しています。
このように、越前市とコウノトリの縁の歴史は、県、市、地元住民のそれぞれの努力により、長く紡がれてきたものなのです。
これまで越前市に飛来したコウノトリたち
越前市では、越前市に縁があり、里地里山の生態系のピラミッドの頂点である、コウノトリをシンボルに、「コウノトリが舞う里づくり戦略」を策定し、生きものと共生する越前市を目指して、様々な取組みを行っています。
例えば、ビオトープや水田魚道といった、えさ場になる場所の整備や「コウノトリが舞う里づくり」が長く長く引き継がれていくための、園児や小学生などを対象にした、「ごはん塾」の取組みなどです。
また、自然環境に負荷が少ない農業も推進されていて、「コウノトリを呼び戻す農法米」やそれを原材料にした純米吟醸酒「かたかた」などが、地域で開発され、市内外の多くの方に越前市の新たな特産品として親しまれています。
そのような様々なことを背景に、コウノトリは、越前市の、「市の鳥」に指定されています。
越前市の様々な取組み
コウノトリ関連商品
このような取組みを続けた結果、コウノトリは、なんと8年連続で越前市へ飛来。
取組みが着実に確実に実を結んでいっているのです。
そして、今年の2月。
越前市白山地区で、野外のコウノトリのペアが誕生し、卵を産んだ様子が確認されました。
これは、なんと福井県内では、51年ぶりの出来事だったのです。
卵は、無精卵で、残念ながらひなの誕生はなりませんでしたが、これまでの取組みのその成果がだれの目にも明らかに確認できた、それほど画期的なことだったのです。
この勢いのままに今度は、4月下旬、飼育されているコウノトリ「ふっくん(オス)」と「さっちゃん(メス)」のペアも産卵をしていることが確認されました。
結果、こちらも無精卵だったものの、兵庫県立コウノトリの郷公園から3個の有精卵を譲り受け「ふっくん」と「さっちゃん」に托された卵から3羽のひなが産まれたのです。
これらの一連のニュースは、これまでの越前市や地域住民、福井県などの取組みの結実として、数多くの報道がなされ、越前市ではかなりの盛り上がりを見せているのです。
そして、これからも越前市にコウノトリが飛来し続け、定着し、繁殖することができるように、さらにその機運を盛り上げていくためにこのプロジェクトはスタートするのです。
コウノトリが越前市の空高く飛び続けるためのプロジェクト
越前市が地域や様々な団体と連携し、作り上げてきた「コウノトリが舞う里づくり」。
今回のプロジェクトは、これまでの取組みを深化させ、よりコウノトリが定着しやすい環境を作るために行われるものです。
今回のプロジェクトで皆様から寄せられた寄付金は、次のようなことに使われることになります。
コウノトリの巣作りや産卵のための場所として、地域の方々と協働で「巣塔」を新たに越前市白山地区に設置します。
これにより、近くのケージ飼育されているコウノトリから離れた場所で、コウノトリたちは、なわばりを気にせずに安心して巣作りや産卵などを行うことが可能になります。
また、エサとなる魚などが生きやすい環境を作り、コウノトリがエサを確保しやすいように、田んぼに「退避溝」や「魚道」といったものを整備します。
さらには、すでに報道にもたくさん取り上げられた、今年度のニュースやこれまでの取組み、それを取り巻く様々な人々などをまとめたDVDを作成し、多くの方にそれを観ていただくことで、これらの取り組みへの機運を盛り上げていきます。
お礼の品の紹介
福井県越前市では、一定額以上(5,000円以上)ご寄附頂いた場合、一年を通して越前市の特産品をお送りしています(市内在住の方にもお送りします)。
寄附金額に応じて、下記のとおりポイントが付与されますので、寄附金の払込み後、送付される「ふるさと納税寄附金謝礼品カタログ」の中からポイントに応じてお好きな特産品をお選び下さい。
【ポイント取扱注意事項】
○ポイントの有効期限は謝礼品カタログの発送日から2年間です。
○返信用ハガキは謝礼品カタログが到着後22か月以内に投函下さい。
○ポイントの範囲内で複数の品をお選び下さい。
○ポイントの付与は、寄附の度に行います。
○インターネットよりお申込の場合はマイページをご利用下さい。マイページにログイン頂くとポイント利用状況の確認、謝礼品交換申請ができます。また、有効期限内であればポイントを積み立てることが出来ます。その際、全てのポイントの有効期限が延長されます。
今回はさらに、越前市の「コウノトリが舞う里づくり」に係る取組みやそれを取り巻く人々姿をまとめたDVDを贈呈します。
こちらは、ご寄付いただいた全員への贈呈です。
これを見れば、コウノトリのことやそれに係る越前市の取組みが一目でわかる内容になっています。
現在進捗情報はありません。
福井県越前市
福井県の中央部に位置する越前市は、越前富士として親しまれている日野山や県内三大河川である日野川のめぐみの下、歴史、文化、自然などをいかした ひとづくり ものづくり まちづくり の活力みなぎる『元気な自立都市越前』を目指し頑張っています。
みなさまのあたたかいご支援をよろしくお願いいたします!
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