誰もが自然に楽しめ、交流できる広場を設置したい
カテゴリー:まちづくり
寄付金額 1,296,500円
目標金額:5,000,000円
- 達成率
- 25.9%
- 支援人数
- 47人
- 終了まで
- 受付終了
神奈川県平塚市(かながわけん ひらつかし)
寄付募集期間:2022年4月28日~2022年7月27日(90日間)
神奈川県平塚市
平塚市市制施行90周年事業として、平塚市総合公園内にインクルーシブ遊具を備えた「みんなの広場」を設置します。次世代を担う子どもたちに対して、これからの共生社会を見据えながら、障がい児と健常児が一緒に遊べる場を提供し、「一緒にいることが当たり前の世界を作り出すきっかけの場」となることを目指します。
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ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。
控除上限額かんたんシミュレーション
障がいのある子もない子も一緒に遊べる遊具の設置を提供したい
全ての子どもが一緒に遊び、自然に関わりあえる環境づくり
現在、平塚市で管理する公園には障がいのある子どもが自由に遊べる遊具は設置していません。これまでも設置の要望はあったものの、実現には至っていませんでした。
障がいをもつ子ども一緒にも遊べる「インクルーシブ遊具」は、既成の遊具もほとんどなく、これまで全国的にも珍しい存在でした。しかし、近年、対応する製品が登場し、公共の公園にも整備され始めるなど機運が高まっています。そこで、令和4年度の市制施行90周年を機に、本市の掲げる「多様な個性が輝く共生のまち」の実現に向け、事業化への検討を進めることになりました。
■みんなで遊べる公園をつくりたい
障がいのある子も楽しめる公園を作りたい。出来れば、障がいのない子もみんなで当たり前に一緒に遊べるような公園があったら良い。次世代を担う子ども達が自然体で関われる文化が育って欲しい。
そんな職員有志から始まったプロジェクト。その上で、みんなで歩んでいく未来のために、当たり前の価値観を考えるきっかけ作りの場に出来たら良い。そんな思いでプロジェクトを進めています。
■設置場所は市内最大の総合公園
設置場所として決まったのは、“平塚市総合公園”。平塚市にある最も大きい公園で、球場や競技場に温水プールを併設する総合体育館を備えるなど、本格的なスポーツ施設を備えています。また、親子連れに人気のふれあい動物園や楽しい遊具を備えたわんぱく広場、水と親しむ流れなど、総合公園は市民の憩いの場であり、休日はたくさんの市民が集まります。
この総合公園内に、新たに複数のインクルーシブ遊具を設置して、障がい児も健常児も遊べる広場を作ります。
■誰でも遊べる「みんなの広場」
インクルーシブとは、「あらゆる人が孤立したり、排除されたりしないよう援護し、社会の構成員として包み、支え合う」という社会政策の理念のことを言います。
障がい児と健常児がお互いに支え合いながら、楽しく遊べる場所を、子ども達が集まる場所に作ることで、自然とお互いの存在が隣り合い、共生社会の入り口を提供できると考えます。
そんな広場の名称は、前述のヒアリングの中でも意見をいただき、インクルーシブを一番わかりやすく表している、意図が伝わりやすいなどの理由で「みんなの広場」としました。
■設置遊具の種類
設置する遊具は、すべり台や登り坂がある複合遊具、車いすのまま遊べる砂場、スイング遊具、体幹の弱い子も遊べるブランコ等、8種類を予定しています。また、遊具以外にも見守りスペースとして活用できるベンチやパーゴラ、気持ちを落ち着けるために外界から隔てられるミニハウス、怪我に配慮したゴムチップ舗装等、細かい配慮を行っています。
設置遊具や付帯施設についても障がい者関係団体からヒアリングを行い、様々な意見を汲んだ上で選定しました。
インクルーシブ遊具へのさまざまな思い、さまざまな願い
インクルーシブ遊具設置に関するご意見
インクルーシブ遊具の設置に向けた検討では、障がい関係者団体との意見交換やヒアリングを継続して行いました。貴重なご意見をいただく中で、公園や遊具への思いやお子さんたちへのさまざまな願いをお聞きしました。また、障がいの種類によっては対応するための要素が相反することもあり、遊具の選定において欠かすことのできない重要な情報となりました。
それらのご意見を基に、整備場所の選定や遊具の種類にその仕様、使い方や傾向、広場の名称の検討など、さまざまな形で整備に反映しています。
寄附金の使いみちとスケジュール
【寄付金の使い道】
・インクルーシブ遊具を備えた広場(みんなの広場)整備費用
みんなの広場の整備には、約1億5千万円の費用を要します。皆様よりいただいたご寄附は、8つのインクルーシブ遊具及び付帯設備整備費用の一部として活用させていただきます。
【事業実施のスケジュール】
・2022年12月:みんなの広場完成(予定)
目標金額に達しなかった場合は、集まった寄附金を整備費に充当して、不足分は市の自己資金により実施します。
皆さまのご協力をお願いいたします。
プロジェクトに懸ける思い
■平塚市手をつなぐ育成会 長橋 尚子様
ダウン症の娘は小さい頃から体幹が弱く、大好きなブランコに乗るときはいつも私たちが抱きかかえていましたが、バケット式のブランコは唯一ひとりで楽しむことができました。同じような経験を持つお母さん方の思いを結集し、障がいを持つ子どもも遊べる遊具の要望を6年前から続けてきました。功を奏して今回、平塚市でインクルーシブ遊具の設置が決まりました。子ども同士が自然と交流し、譲り合ったり一緒に乗ったり手伝ったり、やさしい心もきっと育まれるでしょう。完成したら今は高校生の娘とブランコに乗ってみたいと思います。どんな笑顔を見せてくれるか今から楽しみです。
(画像は当時の長橋さんの娘さんとご家族)
■平塚市 都市整備部 みどり公園・水辺課(当時)水野 史久(写真左)
同 福祉部 障がい福祉課 矢守 睦(写真右)
障がいのある人もない人も、お互いに理解し合いながら共に生き生きと生活している社会を作るためには、幼少期からの自然体での関わり合いが大切ですが、市内の公園遊具は年齢や障がいの程度によっては対応する遊具が無く、交流できる場がありません。そこで、一緒にいることが当たり前となるきっかけになるように、障がいのある子もない子も一緒に遊べる遊具を設置したいと考え、様々な検討を重ね、障がい者関係団体の皆さまのと話し合いを重ねてきました。
共生社会の実現に向けて、皆様のご支援をよろしくお願いいたします。
寄付者のみなさまへメッセージ
平塚市長 落合 克宏
平塚市は、令和4年4月1日で市制施行90周年を迎えました。その記念事業として、インクルーシブ遊具を備えた「みんなの広場」を整備します。
インクルーシブ遊具は、障がいのある子もない子も一緒に遊ぶことのできるユニバーサルデザインの遊具です。「多様な個性が輝く 共生のまち ひらつか」の実現を目指し、誰もが自然体で関わり合える環境を整えていきます。
様々な制約があって、これまで遊具で遊べなかった子どもたちが、のびのびと体を動かし、他の子どもたちとの交流を通して譲り合いや助け合いの気持ちを育んでほしいと願っています。
皆さまのご支援をよろしくお願いいたします。
寄附者の皆様へ
寄附していただいた方の中で、希望される方全員のお名前を記した寄附者名板を広場に設置します【申込フォームのアンケートにて希望の有無を入力してください】
また、次のとおり寄附の結果に応じて、広場のオープン前に、遊具の紹介や実際に遊んでもらえる内覧会へのご招待、オープニングセレモニーのテープカットや市長からの感謝状のお手渡しなどを予定しています。
① 50,000円以上の寄附者が対象【先着60名】:内覧会へのご招待
(内容)
みんなの広場のオープンより前に、遊具の紹介や実際に遊んでもらえる内覧会にご招待いたします。
※先着順で60名様に限らせていただきます(到達次第、終了となります)。
② 300,000円以上の寄附者が対象:オープニングセレモニー時テープカット
(内容)
オープニングセレモニーの際に、市長等と一緒にテープカットを行います。
※対象の寄附者の中から3名様を対象とさせていただきます。
③ 300,000円以上の寄附者が対象:高額寄附者表彰
(内容)
高額の寄附をいただいた方に対して、オープニングセレモニーの際に市長から感謝状をお手渡しいたします。
※対象の寄附者の中から特に高額の寄付をいただいた方5名様を対象とさせていただきます。
以上の①~③については、日程や内容等を調整中のため、改めて詳細を連絡させていただきます。
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ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。
控除上限額かんたんシミュレーション
現在進捗情報はありません。
神奈川県平塚市
手をつなぎたくなる街 湘南ひらつかです。 平塚は、東京から南西方向に約60Km、神奈川県のほぼ中央、相模平野の南部に位置し、湘南の海と山に囲まれた四季温和な気候に恵まれたまちです。
・ビーチスポーツで賑わう、湘南の風を感じる海岸エリア
・たくさんの人が集い楽しむ七夕まつり
・市民が憩う総合公園をはじめとするたくさんの公園や、安心して子どもを産み育てることのできる手厚い子育て支援や施設
ほんの一例ですが、平塚には、大切な人と共に訪れ、共に楽しみたい場所や空間、時間がたくさんあります。
平塚は、ほかの湘南の都市と比べるとちょっと庶民的かもしれません。でも、人と人とのあたたかなつながりを感じ、大切な人との絆を育みながら暮らすことが、この街ではできます。
平塚市総合公園は、旧農林省果樹試験場跡地に市制施行50周年を記念して、昭和57年に着工し、平成3年3月に全体が完成しました。 広さは30.3ヘクタール、約230種10万本の木々が植えられ、市街地のオアシス、スポーツ、レクリエーションの場として親しまれています。
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