妊婦さんを経済的に応援！～妊婦応援都市のまちづくりプロジェクト～

地域ぐるみでの子育て支援を展開

宇部市の現状と課題

近年、全国で出生数の減少が急速に進み、少子高齢化が顕在化しています。
宇部市では、これまでも出産・子育て環境の改善に取り組んできましたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響による社会情勢の変化もあり、これから妊娠や出産を考える世代には、ますます厳しい時代になると懸念されます。

こうした状況から、子育て世代を大切にし、社会全体で応援していく体制をつくることは、とても意義のある取組であると考えています。

妊産婦や子育てを大切にするあたたかな地域づくり

当市では、2020年に策定した「第2期宇部市まち・ひと・しごと創生総合戦略」において、「結婚・妊娠・出産・子育ての希望をかなえ、子どもの夢を育む教育を推進する」ことを基本目標の一番目に掲げています。

結婚・出産から子育てにおいて支援を行い、当市の未来を担っていく子どもたちの環境を改善することで、出生数の減少に歯止めをかけ、地域社会を好循環へつなげたいと考えています。

その中で、この「妊婦・子ども応援助成金」事業は、子育て家庭が安心して子どもを生み育てることができるよう、妊娠期から子育て期までの経済的負担の軽減を図るために実施するものです。

妊婦さんを応援

寄附金の使い道

うべ妊婦・子ども応援助成金の概要

宇部市にお住まいの妊婦さんに対して、出産準備や育児にかかる費用を1万円を上限として補助します。

【助成金額】
妊娠7か月以降の妊婦の方に対して、1人につき1万円を上限として補助します。（多胎児の場合はお子様1人につき1万円を上限）

【対象となるサービス】
①タクシー利用・・・健診、通院、入院、退院、買い物等
②子どもの預かり・・・一時預かり、ファミリーサポートセンター等
③家事支援等（家事代行、育児サービス）・・・掃除・洗濯・炊事・買い物・子どものお世話等
④出産準備・育児用品等の購入・・・おむつ用品、清拭用品、授乳用品、お出かけ用品、離乳食用品など
※宇部市内の事業所・店舗等の利用に限ります。

2020年度の実績

うべ妊婦・子ども応援助成事業は、2020年7月1日から開始しています。

2020年度応援助成金額：6,230,000円
助成人数：623人

利用者の声

制度を利用された妊婦の方々から、感謝の声をいただいています。（一部紹介）
・初めての出産に向けて、出産準備に使えるのでとてもうれしいです。
・今はこんな助成金があるのですね。上の子の時にはなかった制度なので、大変助かります。
・これから出産に必要な物品を準備するので、ぜひこの助成金を使わせていただきます。

寄附者のみなさまへ

宇部市長　篠﨑　圭二

2021年、当市は市制施行100周年という大きな節目の年を迎えました。次代を担う子どもたちに希望あふれる未来をつなぐ機会となるよう、幅広い世代の市民が参加できる様々な事業を実施しています。

当市では、これからの100年も輝き続けるために、2020年に「第2期宇部市まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定しました。さまざまな施策が盛り込まれるなか、妊産婦や子ども・子育て世代を大切にするまちづくりを最重要事項に位置づけ、子育て支援施策に積極的に取り組んでいます。

本プロジェクトはこうした取組の一環であり、社会不安が広がる状況だからこそ、妊産婦の経済的・精神的負担を少しでも軽減したいという思いで進めています。サポートを通して、安心して子育てできる環境を整え、「子どもを産み育てるなら宇部」と思っていただけるような魅力的なまちづくりを進めてまいります。

みなさまの温かいご支援を賜りますようお願い申し上げます。

妊婦応援都市の取組について動画でご紹介

妊婦応援都市宣言を行いました

宇部市は、2020年11月3日「いいお産の日」にちなみ、山口県内で初めて妊婦応援都市宣言を行いました。
妊婦応援都市の取組などについては、下記のウェブサイトからご覧いただけます。

宇部市ウェブサイト「誰ひとり取り残さない子育て応援」

宇部市妊婦応援都市宣言プラットフォームサイト

まちぐるみで子育て応援！

2020年度から始まった子育てに関する支援制度などを、市民リポーターの篠田　百花（しのだ　ももか）さんがわかりやすく紹介します。

クラウドファンディング担当者よりメッセージ

本プロジェクトについて、最後までご覧いただきありがとうございます！
このクラウドファンディングをきっかけに、宇部市の妊婦応援都市の取組に少しでも共感・賛同していただければうれしいです。
みなさまからの温かいご支援、たくさんのご声援を、担当職員一同、心よりお待ちしております。