【第3弾】世界的冒険家「植村直己」ゆかりの地に植村冒険館をリニューアルオープンして、冒険史に残した足跡を後世に伝え続けたい
カテゴリー:伝統・文化・歴史
寄付金額 4,070,001円
目標金額:6,000,000円
- 達成率
- 67.8%
- 支援人数
- 97人
- 終了まで
- 受付終了
東京都板橋区(とうきょうと いたばしく)
寄付募集期間:2021年4月20日~2021年7月20日(92日間)
東京都板橋区(とうきょうといたばしく)

世界的な冒険家である植村直己は、板橋区の仲宿を拠点として世界に旅立ち、世界初の五大陸登頂者となるなど、数々の偉業を成しとげました。板橋区にある植村冒険館は、植村直己の「冒険精神=ウエムラ・スピリット」を永く後世に伝える活動を、30年近く行ってきました。植村直己の生誕80周年である2021年、冒険に向かう植村直己の居所だった場所から徒歩5分とかからないゆかりの地に植村冒険館をリニューアルオープンします。
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「植村直己」の偉業を後世に伝えたい
「冒険精神=ウエムラ・スピリット」を永く後世に伝える
板橋区を拠点として世界に旅立った植村直己の偉業を伝えるため、区内に植村冒険館を開設し、30年近く展示などの事業を展開してきました。
しかし現在、板橋区蓮根にある既存の植村冒険館における展示コーナーの面積は、手狭であり、常設展示室がありません。
リニューアル後は、永く後世に「ウエムラ・スピリット」を伝えるために、常設の展示室を整備したいと考えています。
そうした中、植村直己の生活の拠点だった板橋区仲宿にほど近く、普段から多くの子ども達で賑わう区立東板橋体育館の改修に合わせ、植村冒険館と複合化し、リニューアルオープンすることによって、より多くの子ども達に植村直己の名を知ってもらいたいと考えています。

「植村直己」って、どんな人?
板橋区を拠点として世界に出発していった冒険家

植村直己(うえむらなおみ)は、板橋区に住んでいた世界的な冒険家です。
世界の五つの大陸の一番高い山(五大陸最高峰と言います)に登ったり、世界で初めてたった一人で北極点に行くなど、それまで誰もやったことのない冒険をしました。
今から35年前の1984年2月にマッキンリー(現:デナリ)という山に登ったあと、行方不明になり、今もこの山で眠っています。
1970年(昭和45年)5月、植村直己は日本人として初めて世界最高峰エベレストの頂上に立ちました。板橋区で暮らし始めたのは、この遠征に出発する前の1969年(昭和44年)の夏のことです。
仲宿商店街から一本奥に入った三畳一間のアパートが最初の住まいでした。家具はトランクと寝袋だけ。冒険から帰ったらまた次の冒険の準備を始め出かけて行きました。エベレスト登頂をはじめ、北極圏1万2千キロの走破、北極点単独到達など歴史に残る冒険はここ板橋から出発していったのです。
厳しい自然のなかでたったひとり、人間の可能性に挑戦し続けた植村直己。決してあきらめず困難に立ち向かう姿勢と人間味あふれる温かい人柄は、今もたくさんの人に愛されています。
植村直己の主な冒険
・アマゾン川6000キロをイカダで下る
・日本人として初めてエベレストに登頂
・マッキンリーに単独登頂して、世界で初めて五大陸最高峰登頂を達成
・北極圏1万2千キロの犬ぞりの冒険
・世界で初めて北極点にひとりで到着
・世界で初めて真冬のマッキンリーにひとりで登頂
など数えきれない冒険をしました。
植村冒険館のリニューアル
展示コンセプトは、今も「ここ」にいる植村直己
新しい展示室では植村直己の人生全体の歩みや偉業が分かる「冒険人生振り返り年表」や、臨場感あふれる「映像シアター」を設置します。訪れた人は、植村直己の足跡をたどりながら、過酷な冒険の様子や見た景色、残した「言葉」から、その人ととなりを知ることができます。
常設展示室以外にも、体育館のエントランスや1階のミニギャラリー(ウエムラチャレンジベース)などにも植村直己のグラフィックを配置し、施設全体で「チャレンジスピリット」を感じ、持ち帰ることができるような作りとします。リニューアル後の植村冒険館には質の高い常設の展示室を整備し、植村直己のチャレンジスピリットにいつでも触れることができるようになります。


※常設展示室イメージ図
(現段階では展示室の設計途中のため、今後変更になる場合もあります。)
「グランドオープンまでの道のり」
2021年8月末 現在の植村冒険館(蓮根)の閉館
2021年9月 体育館部分先行オープン
2021年12月 植村冒険館が完成し、複合施設「植村記念加賀スポーツセンター」(予定)のグランドオープン
「複合施設概要」
3階:植村冒険館展示室
2階:トレーニング室、スタジオ
1階:受付、コミュニティラウンジ、ウエムラチャレンジベース(植村冒険館ギャラリー)、室内競技場、プール
地下1階:武道場、会議室
「植村冒険館リニューアルへのご支援をお願いします」
3万円以上のご寄付に植村冒険館グッズをプレゼント
植村冒険館のリニューアルプロジェクトは、2019年から2021年までの3年間実施しています。
3年間寄付目標総額 10,000,000円
今までの寄付総額(令和3年3月末時点)は、6,456,000円!
寄付金の使い道
いただいた寄付は、常設展示室の目玉である高画質かつ臨場感あふれる映像シアター設置費用の一部に充てられます。
なお、3万円以上の寄付をいただいた方には植村冒険館グッズをプレゼントします。また、希望される方のお名前をリニューアル後の植村冒険館に設置する寄付者銘版に掲載いたします。
世界の冒険家 植村直己の精神を後世に伝え続ける植村冒険館のリニューアルを応援してください。
(※3万円以上の寄付をいただいたかたへの植村冒険館グッズのプレゼント発送は、植村冒険館完成後の2022年を予定しています。)
なお、目標金額が集まった時点で受付は終了します。目標に達しなかった場合は、これまでのご寄付で、皆さまにウエムラ・スピリットを感じていただけるよう整備を進めてまいります。
世界的アルピニスト・野口健さんからの応援メッセージ
植村直己さんの言葉、生き様を感じてほしい

植村直己さんがいなかったら、今の僕はいないだろう。
残念ながら、僕は直己さんにお会いしたことはない。
でも、僕に大きな大きな影響を与えてくれた偉大な人だ。
登山、冒険だけではない。彼の生き様、全てが僕に影響をもたらした。
僕の好きなエピソードは、直己さんが、ミネソタの子どもたちに残した言葉。
「僕はいつまでも子どもの心を失わず、この世を生きようとしてきた
不思議なもの、すべての美しいものを見るために
子どもの純粋な魂を持ち続けることが大切なんだ
いいかい、君たちはやろうと思えばなんでもできるんだ」
僕は、この言葉を胸に、いろんな活動にチャレンジしてきた。
閉塞感に包まれてしまった今こそ、日本の多くの子どもたちに
植村直己さんの言葉、生き様を感じてほしい。
野口健
事業に携わる方の思い
板橋区長 坂本 健
■ウエムラスピリットを後世に伝えるために

板橋区を拠点として世界中に旅立ち、数々の冒険を成し遂げた植村直己氏は、北米最高峰マッキンリー(現:デナリ)で消息を絶ってから36年が経過した現在においても、世界中で愛される偉大なるレジェンドです。
板橋区では、敢えて厳しい自然の中に身を置き、人間の可能性に挑戦し続けた植村直己氏の冒険精神「ウエムラ・スピリット」を永く後世に伝えるために平成4年に植村記念財団を設立して以来、28年間にわたり活動を続けてきました。
今回、植村冒険館を植村氏のゆかりの地に近い区立東板橋体育館に移転併設し、植村氏の生誕80周年にあたる本年2021年にリニューアルオープンすることとなりました。
リニューアルオープン後には、質の高い常設の展示室を整備し、あらゆる世代の皆さんに「ウエムラ・スピリット」を感じていただける施設へと生まれ変わります。
植村直己氏の冒険や精神を次世代・多世代へと継承するとともに、現代を生きる人々が共感を抱き、自分自身のチャレンジスピリットを育むための取り組みをさらに発展させたいと考えています。
皆さまのご支援とご協力をお願い申し上げますとともに、ご来館を心よりお待ちしております。
植村冒険館スタッフ一同
■植村冒険館を応援してください
新植村冒険館のテーマは、「今も『ここ』にいる植村直己」です。板橋区から出発した数々の冒険の紹介はもちろん、ここ冒険館にあたかも植村さんがいらっしゃるような気持になれる展示構成となっています。是非、植村さんに会いにご来館ください。そして植村さんを身近に感じてください。そのためにも、皆さまの応援をよろしくお願いします。

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2021年11月17日 12:00
植村冒険館リニューアルオープンのお知らせ
本プロジェクトにご寄付頂きました皆様、植村冒険館のリニューアルに温かいご支援をありがとうございました。
植村冒険館は令和3年12月18日(土)にいよいよリニューアルオープンいたします。
なお、オープン初日(12月18日)の植村冒険館展示室は混雑緩和のため、事前申込制となります。あわせて、アルピニスト野口 健氏による記念講演会(定員200名、申込先着順)が開催されます。
詳しくは、植村冒険館ホームページをご覧ください。
3万円以上ご寄付いただいた方への植村冒険館グッズの発送は2022年1月頃を予定しています。今しばらくお待ちください。また、ご希望された方の寄付者銘鈑については、植村冒険館内に設置されます。
新しくなった植村冒険館に、是非お越しください。
関連リンク
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2021年09月01日 12:30
3年間のクラウドファンディング終了!目標金額を達成しました!
皆さま、この度は温かいご支援を誠にありがとうございました。
植村冒険館のリニューアルを多くの方にご支援いただき、2019年から2021年までの3年間で「目標金額一千万円」を達成することが出来ました。
【3年間の寄付件数・総額】
計274件 10,596,001円
世界の冒険家 植村直己の精神を後世に伝え続ける植村冒険館のリニューアルオープンは、12月18日(土)を予定しております。
どうぞ楽しみにお待ちください。また、引き続き応援をよろしくお願いいたします。
★リニューアル後は、永く後世に「ウエムラ・スピリット」を伝えるために、常設の展示室を整備します。
新しい展示室では植村直己の人生全体の歩みや偉業が分かる「植村直己の冒険年表」や、臨場感あふれる「映像シアター」を設置します。
訪れた人は、植村直己の足跡をたどりながら、過酷な冒険の様子や見た景色、残した「言葉」から、その人となりを知ることができます。
★常設展示室以外にも、体育館のエントランスや1階のミニギャラリー(ウエムラチャレンジベース)などにも植村直己のグラフィックを配置し、施設全体で「チャレンジスピリット」を感じ、持ち帰ることができるような作りとします。
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東京都板橋区
板橋区には、中山道の宿場町として栄えた板橋宿があり、川越街道も含め、旅人をもてなす街道文化が醸成され、近郊型農村として発展してきました。これらの板橋ならではの歴史や伝統、まちなみ、ものづくりの技術、商店街の活気、区民の温かな人柄が、もてなしの精神となって今を支えています。
そんな板橋区は、懐かしさと新しさに出会えるまちです。
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