したのや縄文里山プロジェクト 東京に縄文のムラを作ろう!
カテゴリー:伝統・文化・歴史
寄付金額 4,740,145円
目標金額:2,000,000円
- 達成率
- 237%
- 支援人数
- 191人
- 終了まで
- 受付終了
東京都西東京市(とうきょうと にしとうきょうし)
寄付募集期間:2020年11月2日~2021年1月31日(91日間)
西東京市・下野谷遺跡

新宿から電車で30分もかからない西武新宿線東伏見駅から徒歩7分。石神井川を北にのぞむ西東京市東伏見2.3.6丁目に広がる下野谷遺跡。
下野谷遺跡は都市部に残る南関東最大級の縄文時代中期(今から約5~4,000年前)の集落遺跡として平成27年3月に国史跡に指定されました。
西東京市では「下野谷遺跡等を活用した魅力づくり」として、文化財を核とした地域活性化や地域連携の取り組みを推進し、文化財の保存、活用及び整備を一体的に進めるとともに、市の歴史文化を広く伝え、未来につなげる文化財の魅力を市内外に発信することを目的に、令和2年度より史跡下野谷遺跡の整備を開始します。
この整備費用の一部として、クラウドファンディング型ふるさと納税による寄附金を募集します。
*下野谷遺跡について知りたい方はこちらをクリック(外部リンク)。
(このページ後半にも解説があります)

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!
ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。
控除上限額かんたんシミュレーション

東京に縄文のムラを作ろう!
~したのや縄文里山プロジェクト~
史跡下野谷遺跡の整備では、縄文人が暮らしたムラだけではなく、その周辺の環境なども含めた「縄文里山」の復元を目指し、縄文の心を未来につなげます。
東京都内の市街地でこのような整備を行った例はなく、東京に縄文のムラをつくる初めてのチャレンジになります。現代の都市部の生活環境に適した形で、縄文人の智恵も学べる場を作るチャレンジ、5,000年の時を超えて繋がる縄文里山復活プロジェクトです。
また、下野谷遺跡では、これまでも下野谷遺跡を応援してくださる多くの方の力で「縄文の森の秋まつり」を開催するなどし、魅力の発信や価値を高めることを進めてきました。
そこで、整備のコンセプトを「みんなでつくる、つなげる都市部の縄文空間」とし、多くの人が関わりながら、常に変化し成長する史跡をめざしています。
「したのや縄文里山プロジェクト」に参加し、東京に縄文の風を一緒に吹かせましょう。

*縄文里山ってなに?
縄文人はすみかに決めた場所の周辺の自然に手を加え、生活に適した環境を作り上げてきました。そういった縄文時代のムラと周辺の環境を合わせた集落生態系を「縄文里山」と呼びます。史跡下野谷遺跡の整備では「縄文里山」の復元を目指しますが、当時と同様の大きな森を復活させるという意味ではありません。史跡を現在の市街地の住環境に適した形で、縄文人が感じた里山の風を感じられるような場所に復元し、そこでの活動を通して、人や自然と良好なバランスを保ち、1,000年にもわたり集落を持続させた縄文人の智恵を学び、現在の暮らしを豊かにし、未来に繋げることを目指しています。
*したのやムラって?
縄文人は主に血縁関係による集団が決まった場所に暮らす「定住」を始めたと考えられていますが、その社会組織はいまだ不明な点が多くあります。そこで、下野谷遺跡に作られた集団が定住した跡を、現代の村組織と区別するためにカタカナ表記の「ムラ」を使い、遺跡名をつけ「したのやムラ」と呼びます。

寄附金の使い道
いただいたご寄附は史跡整備(エントランスゾーンの一部)に使わせていただきます。
※目標を上回った場合、下回った場合も上記目的に活用させて頂きます。
【事業スケジュール(予定)】
・2020年度 GCF募集・エントランスゾーンを含む整備工事着手
・2021年度 史跡の整備工事(史跡の基盤整備終了)
お礼のノベルティ
~①ご芳名の掲示と②(仮称)ムラ人証の送付~
~お礼のノベルティ対象者について~
お礼①ご芳名の掲示は1万円以上の寄附金を頂いた方に限ります。
お礼②(仮称)ムラ人証の送付は寄附額にかかわらず、全員が対象となります。
但し、クレジットカード払い等のオンライン決済の場合は下限が2,000円です。
(郵便振替と納付書払いのオフライン決済の場合は2,000円未満でも寄附できます)
お礼① ご芳名等の掲示
1万円以上の寄附金を頂いた方には遺跡地内にご芳名等を掲示させていただきます。
ご芳名の掲示は寄附金額ごとに異なるサイズをご用意させていただきます。
<遺跡内へのご芳名等掲示について【希望者に限ります】>
・ご希望の方は寄附申込フォームにて必要情報をご入力ください。
・掲示を希望されない場合でも、「匿名希望全〇名様」と掲示します。
・複数回に分けて寄附頂けますが、同一寄附者からの同一内容の掲示は一回とさせていただきます。
・句読点、中点等も含め、文字は全角としてください(㈱や㈲は一文字として扱えます)。
・寄附額により掲示の大きさと最大文字数が変わります。
(1) 1万円から3万円未満:小サイズ(全角6文字 1行)
(2) 3万円から5万円未満:中サイズ(全角12文字 6文字ずつ2行)
(3) 5万円以上 :大サイズ(全角24文字 6文字ずつ4行)
★掲示は令和3年6月以降を予定しております。
★ニックネームや家族等のご芳名掲示は可能です(事前にご本人様の了解を得てください)。
(公序良俗に反する内容や、その他適当でないものは掲示できません)

お礼② (仮称)ムラ人証の送付
ご寄附いただいた方全員に(仮称)ムラ人証をお送りします。
ムラ人とは、したのやムラのムラづくりやPR活動等を通して下野谷遺跡を応援してくれる人たちです。
ムラ人になるためには、大きく3つの方法があります。
A 下野谷遺跡に関係するイベントや草むしりなどの維持管理にスタッフとして参加する(これまでの参加歴も資格としてみなされます)。
B 下野谷遺跡に関連する講座などに参加し、一定の知識を得る。
C クラウドファンディング型ふるさと納税に参加し寄附金による応援をする。
これらの中の一つ以上に該当した方はムラ人に登録でき、登録された方は(仮称)ムラ人証と(仮称)ムラ人通信を受け取ることができます。
その後は、ムラ人として様々な活動に参加し、応援してください。
また、(仮称)ムラ人通信を通して、遠方の方でも東京にある縄文のムラづくりやムラでの活動の情報を得ることができます。
★(仮称)ムラ人証の発送は令和3年2月頃を予定しております。
★(仮称)ムラ人通信は、不定期発行を予定しております。

したのや縄文里山プロジェクトに参加しよう!
東京で初めての縄文里山復元プロジェクト。現代の都市部の生活環境に適した形で縄文人の智恵も学べる場を作るチャレンジ。5,000年の時をつなぐビッグプロジェクトです!西東京市内、市外に関わらず、たくさんのみなさんの参加をお待ちしております。
ふるさと納税の申し込みフォームには、自治体への応援メッセージの記入欄があります。こちらに下野谷遺跡や今回のプロジェクトへの応援メッセージもぜひご記入ください。みなさんの応援が、したのやムラを大きく育てます。


国史跡下野谷遺跡について
~もっと知りたい方へ~


下野谷遺跡は旧石器時代から縄文時代を主体に江戸、近代の歴史も残る複合遺跡です。特に今から5~4,000年前の縄文時代中期においては、2つの縄文時代に典型的な集落(環状集落)が隣り合って残る、南関東最大級の集落遺跡です。石神井川を南にのぞむ高台に立地する遺跡は、縄文人が定住をする場所として選んだ景観をよく残しています。
開発の進んだ東京の市街地にこういった大集落が残されていることは非常にまれで貴重です。
遺跡からは大量の縄文土器や石器が出土し、縄文人の技や感性を感じることができます。また、遠方の地域の特徴を持つ土器や、遠方でしか手に入らない材料で作られた石器も発見されており、広域のネットワークをもつ、地域の拠点となるような集落であったことがわかります。
このようなことから平成27年3月に、2つある集落のうち西集落が国史跡に指定されました。

下野谷遺跡から出土した土器や石器は、西東京市郷土資料室で見ることができます。

下野谷遺跡に行ってみよう!
下野谷遺跡公園

西武新宿線東伏見駅南口から徒歩約7分。石神井川を渡ってすぐの高台にあります。
地下に西集落の一部が保存されています。クリやクルミの木も植えられており、縄文人が集落として好んだ立地や自然を知ることができます。
法人の寄附について
法人が自治体に寄附する場合は損金算入されるため、税の軽減効果があります。
※企業版ふるさと納税制度ではありません。

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2021年10月14日 11:07
下野谷遺跡エントランスゾーンの開放と芳名掲示について
皆様からのご寄附とご厚意により、下野谷遺跡整備工事の一部が終わり、令和3年8月23日にエントランスゾーンが開放されました。
また、エントランスゾーンに設置された説明板の裏には、ご寄附頂いた方の芳名(希望者のみ)が掲示されておりますので、お近くにお越しの際はぜひご覧ください(画像では芳名部分をぼかしています)。
下野谷遺跡全体の整備工事完了は令和5年を予定しております。
ご報告とともに、ご支援頂いた皆様にあらためて御礼申し上げます。もっと見るまだコメントはありません
コメントを投稿するには、 ログインとプロジェクトへの寄付が必要になります。
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2021年02月01日 13:40
寄附受付期間終了と御礼(したのや縄文里山プロジェクト 東京に縄文のムラを作ろう!)
「したのや縄文里山プロジェクト 東京に縄文のムラを作ろう!」は令和3年1月31日をもって寄附受付期間を終了しました。
(現在ご寄附の総額を集計中ですが)寄附金額は、目標の200万円を大きく超え、400万円を達成することができました。
たくさんのご寄附や、温かい応援メッセージをいただき、感謝いたします。
皆さまからの大切な寄附金は、下野谷遺跡整備工事(エントランスゾーンの一部)に充てさせていただきます。
今後とも、下野谷遺跡を応援いただけますと幸いです。
ご報告とともに、ご支援頂いた皆さまに心より御礼申し上げます。もっと見るまだコメントはありません
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2020年12月18日 09:45
【寄附目標額200万円突破!ご報告と引き続き支援のお願い】
西東京市では下野谷遺跡を適切に保存し、確実に後世に継承するため、「したのや縄文里山プロジェクト 東京に縄文のムラを作ろう!」として寄附金の募集を行ってまいりました。
このたび、寄附目標額200万円を突破しましたので、ご報告とともに、ご支援頂いた皆様に心より御礼申し上げます。
なお、プロジェクト締切日である令和3年1月31日(日)まで寄附金の募集を継続させていただきます。
引き続き皆様のご支援をお願い申し上げます。もっと見るまだコメントはありません
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東京都西東京市

西東京市は、平成13年1月21日に田無市と保谷市が合併し、21世紀最初に誕生した市です。江戸時代に青梅街道の宿場町として栄え、北多摩の商業の中心地として発展した田無市と、同じく江戸時代に武蔵野の新田開発、後に東京近郊農村として発展した保谷市の2つのまちが合併し、多摩地域5番目の人口規模を有する市として発展してきています。
市内には世界最大級のドームと世界記録を有するプラネタリウムを擁する多摩六都科学館や、平成27年3月に国史跡に指定された南関東最大級の規模を誇る縄文遺跡である下野谷遺跡があるなど、新旧の魅力を合わせ持つ活気のあるまちです。
平成31年3月に策定した、市の羅針盤ともいうべき「西東京市第2次総合計画・後期基本計画」では、将来においても「住み続けたいまち」「住みたいまち」として選択され続けるために、あらゆる施策に「健康」という視点を取り入れながら、魅力あるまちづくりを進めています。
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