【高知県大月町】受賞歴のある返礼品!

漁業・畜産業・林業・農業と盛んな大月町ですが、全国・高知県の品評会で受賞経験のある生産者をご紹介いたします。 地元の生産者や地域の発展の為に、これからも大月町の応援をよろしくお願いいたします。

外観評価(色調・脂ののり)と身質評価(赤身・中トロ・大トロの色、食感、味)で審査される全国養殖クロマグロ品評会が2021年2月に開催されました。
審査の結果、大月町の「黒潮本まぐろ」は、「最優秀賞」を受賞!

天然ものに負けない、
いや、それを超えるほどの旨みと風味は、
人の知恵と手のたまもの。

えさの調達から養殖、加工、保管、出荷まですべての過程にマグロのプロ集団がたずさわり、
実現した品質は市場関係者や料理人にも高く評価され、
「全国養殖クロマグロ品評会」で最優秀賞を受賞しました。


【全国優良畜産経営管理技術発表会 最優秀賞受賞】
ヤマニファームは、令和6年度全国優良畜産経営管理技術発表会(第64回農林水産祭参加行事)において、最優秀賞を受賞しました。

この発表会では、全国の畜産経営事例から選出された8事例が業績発表を行い、農林水産大臣賞・地方競馬全国協会理事長賞・中央畜産会長賞が授与されました。
高知県では平成8年以来、2例目の最優秀賞、養鶏業としては県内初の快挙となります。
最優秀賞を受賞した理由は、革新的な取り組みによる成果にあります。

オランダ視察を経て、四国初の高度なコンピューター管理システムを導入し、年間約150万羽を生産する四国No.1の規模に成長しました。
アニマルウェルフェアを考慮し、日本唯一の炭酸ガス麻酔方式を採用し、高品質な鶏肉を提供しています。
社員教育を強化し、スマート化された飼養管理システムを安定運用。
また、鶏糞を活用したレモン栽培を始め、障がい者雇用を促進しています。
高知県の人口減少地域で新たな雇用を創出し、全国の畜産業のモデルとなる経営を実現しました。
この受賞により、ヤマニファームは令和7年の天皇杯・内閣総理大臣賞の候補にも選出されました。

【地域とともに歩む挑戦】
私たちは大月町が持つ豊かな自然と、そこで培われてきた農業の知恵を活かしながら、地域とともに成長しています。ヤマニファームでは、地域と密接に連携し、持続可能な農業の実現を目指しています。

まず、鶏糞を活用した循環型農業を推進し、地域資源を最大限に活用しています。
鶏糞を堆肥化し農地へ還元することで、土壌改良を促進し、耕種農家との連携を強化。
さらに、飼料用米を活用して地域産品の品質向上を図り、持続可能な農業を支えています。
また、大月町クラスター協議会を設立し、地元の耕種農家、企業と連携。これにより、地域経済の活性化と共に、新たな農業の形を創り出しています。

さらに、高知の「よさこい鳴子踊り」のように全国へ羽ばたいてほしいという願いを込めて、オリジナルブランド「よさこい尾鶏」を商標登録。
鶏に与えるストレスを最小限に抑えた環境で育てることで、肉質が柔らかく、鮮度が高く、風味豊かな鶏肉を提供しています。
飼料用米を使用し、特別な処理方法として炭酸ガス麻酔で鶏を眠らせ、国内初のエアチラーと水冷式の併用で解体することで、肉質の臭みを抑え、鮮度を長時間保つことができます。

令和3年には、葉タバコ跡地を活用し、レモンの栽培を開始。令和5年には「こじゃんとレモン」として商標登録。地元農家や企業と協力し、レモン果汁入りの入浴剤などの新たな商品開発にも挑戦しています。このような取り組みを通じて、地域資源の循環を促進し、持続可能な社会を目指しています。

【未来を見据えて――全国1位への想い】
井上代表は、後継者を家族に限定せず、適性のある人が事業を継承する方針を掲げています。

・ 「誰でもできる飼育管理」の究極形を目指す
・市場動向を的確に把握し、データを活用した経営の最適化を推進
・イノベーションを取り入れ、組織の強化を図る

ヤマニファームは、四国1位から全国1位へ。
時代に適応しながら、持続可能な畜産業の未来を切り拓いていきます。

2015年の高知県豚枝肉共進会で農林水産大臣賞を受賞した「力豚(りきぶた)」。
小規模な養豚場のため一匹一匹手塩にかけて育てています。
生産量が少なく希少な力豚は、脂身が甘く食味の良さにも定評があるブランド豚です。

力豚を育てるのは、40年の歴史がある「松本養豚場」。
種付けから育成までを一貫して行う自家育成にこだわる大月町で唯一の養豚農家です。

環境にも配慮しており、松本養豚場では「発酵床」で豚を育てています。
発酵床とは、水分を含ませたオガクズと、土着菌を混ぜて作った床のこと。
土着菌により排泄物が分解され、豚舎を清潔に維持することができ、悪臭も抑えることができます。

きれい好きな豚にとって最高の環境で、のびのびと過ごした豚は育ちもよくお肉もおいしくなります。

大月町備長炭生産組合が農林水産省及び内閣官房より地域の活性化や所得向上に取り組む優良事例を表彰する第10回「ディスカバーむら(農山漁村)の宝」において、コミュニティ・地産地消部門で『優秀賞(4)』と『特別賞(10)(山の神賞)』を令和5年12月20日に受賞しました。

2010年2月に大月町備長炭生産組合を立ち上げ、
現在に至るまで良質な備長炭を安定的に生産販売し、
若者の働き場として定着させてきました。

また、備長炭の原木となるウバメガシを将来に残すため、
どんぐりを拾い苗木に育て山に還すことで持続可能な産業とすることを目指しています。

開催から10年以上の歴史がある植樹祭では幡多農業高等学校や大月小学校の生徒が参加し、苗木作りや植付作業を行うことで地域資源を守ることの大切さを伝える取り組みも行っています。

更に、再生可能な伐採方法を和歌山県から学び、それを実践しているところです。

このような活動が付加価値として備長炭の価格向上に繋がり、
備長炭生産者や原木の伐採を担う森林組合・自伐林家の所得向上にも貢献していることが評価されました。