大野市ふるさと納税 でっち羊かん特集

でっち羊かん特集!大野市の冬の風物詩「でっち羊かん」の返礼品をピックアップしました。

大野市 でっち羊かん特集

福井県では冬になるとこたつに入って水羊かんを食べる習慣があり、大野市ではこの水羊かんのことを「でっち(丁稚)羊かん」と呼びます。

練り羊かんの約2.5倍の水分を含むでっち羊かんは、大野の「名水百選」にも認定された名水を活かした伝統の和菓子です。

特徴は黒糖が使われていること。
砂糖は、純度の高いものから順に、白双糖(しろざらとう)、上白糖、三温糖、黒糖に分かれます。一方、江戸時代の商家では、上から旦那、番頭、手代、丁稚の順です。つまり黒糖も丁稚も4番目にあたります。黒糖はいろいろな成分が含まれる分アクも強いですが、栄養があります。

丁稚さんも階級こそ低いけれどマメでいちばんの働き者。しかもこれから出世していくので縁起がいいことから、昔の人は黒糖と丁稚をかけて「でっち羊かん」と名づけたようです。
でっち羊かんは江戸時代末期からあったお菓子で、丁稚は年に一度、正月明けに奉公先から里帰りするときに、でっち羊かんを土産として持ち帰ったことで知られるようになったと言われています。

【冬だけに食べる一家団欒の味】
練り羊かんは糖度を高めることで一年中販売するところが多いですが、大野市のでっち羊かんは冬季限定です(11月~2月)。そもそも「夏じゃなくて冬に水羊かん?」と不思議に思うかもしれませんが、それは水分の多さに関係があります。
大量の水分を含むでっち羊かんは練り羊かんに比べて傷みやすい羊かんです。冷蔵庫が普及する前、大野市の冬(気温0〜10度)は天然の冷蔵庫だった。だからでっち羊かんは冬に食べるものとなっており、その名残から今も外気温が15度以下にならないと作りません。
でっち羊かんは、年末年始に家族そろっての団欒時、あるいは来客時など特別なときに食べることが多く、クリスマスの後はでっち羊かんがもっとも売れる時期なのです。

【製法】
黒糖と餡(あん)を寒天で固める製法はどこのお菓子屋さんも同じですが、黒糖と餡の種類、甘さは店によってさまざまで、すべての工程が手作業のため、製造時は片時も目が離せないお菓子です。
寒天を戻す、餡を練る、冷ますなどの工程には良質で大量の水が欠かせません。
大野のでっち羊かんが美味しいと言われる最大の理由は、「名水百選」にも認定されている大野市の地下水
を使用している為です。
■大野の地下水は、軟水で甘みもあり、口当たりもまろやかな美味しいお水の為、県内外から汲みに来られる方が後を絶えません。
★大野市の名水で作られる「でっち羊かん」は全て美味しいですが、お菓子屋さんの微妙な製法の違いで生まれる味の違いを食べ比べてみて下さい。

福井の冬の味覚、「水ようかん」を販売する菓子店を一堂に集め、食べ比べが楽しめる「でっち羊かんまつり」が、毎年、大野市で開かれています。

「水ようかん」は一般的には夏の和菓子ですが、福井県では冬場に食べる習慣があり、大野市などでは「でっち羊かん」と呼ばれて親しまれています。
その魅力を知ってもらおうと、大野市では毎年2月に「でっち羊かんまつり」を開いていて、市内にある12の菓子店が自慢のでっち羊かんを販売しています。
でっち羊かんは食べ比べができるよう一口サイズに切りパックに小分けして販売されています。
いずれの店も地下水をあたためて寒天を溶かし、黒砂糖とあずきの粉を加えて煮詰めるという昔ながらの製法で作られています。

今回はでっち羊かんまつりに参加する9事業者を紹介します。

手作り菓子 陽明堂

名水の里、越前大野の水と風味豊かな餡、厳選した素材で作るでっち羊かん。
お店ごとに餡の味や硬さ、色など全く違い、明るく陽気な店主のいる「手作り菓子 陽明堂」のでっち羊かんは餡も黒糖も濃い味です。

水分が少なく餡の迫力は十分!!
これぞ「でっち羊かん」といった食べ応えがありますので是非コーヒーと一緒にお召し上がりください。

菓子工房ふくなが

名水「御清水」で作り上げた越前大野のでっち羊かん!
菓子工房ふくながのでっち羊かんは、北海道産の小豆と沖縄産黒砂糖の風味を生かして作られており、他のでっち羊かんとは違い、格別の味わいがございます。

つるっとした口当たりと昔ながらの味わいを是非ご賞味下さい。

御菓子司おさや

御菓子司おさやの「でっち羊かん」は大野の名水に北海道産小豆、沖縄産黒糖、長野や岐阜の寒天と素材にこだわったでっち羊かんです。
一口食べた瞬間のつるっとした食感、それぞれの素材の味が美味です!

沖村香林堂

名水百選に選ばれた越前大野!!そのおいしい水が決め手!!
甘さ控えめな小豆餡とこくのある黒砂糖で作られた愛がいっぱいの「でっち羊かん」
厚みがあって、つるっとした食感でいくらでも食べられます。

昔ながらのやさしいお味をぜひ、ご賞味下さい。

手作り菓子工房 豊栄堂

手作り菓子工房「豊栄堂」のでっち羊かんは、一口食べると黒糖のおいしさが口の中いっぱいに広がり癖になる美味しさです。
でっち羊かん(水ようかん)は普通のようかんに比べドリップが出やすいようかんですが、「豊栄堂」のでっち羊かんは、ドリップが出にくい工夫をしております。

是非、人気のでっち羊かんをご賞味下さい。

奥越菓庵やまうち

「でっち羊かん」は、配合が単純なため、素材の味が素直に出るお菓子です。
当店の「でっち羊かん」は材料を厳選し、寒天は自然乾燥の国内産「糸寒天」、砂糖はアクの少ない「白ざらめ糖」を使用しています。

みずみずしくすっきりとした上品な甘み、ふわっと広がる黒糖の風味とコク。口に入れると、今まで手をつないでいたあんこ粒子が、一斉に手を放すがごとく軟らかくほどけます。
生クリームやポーションミルクをかけて、コーヒーゼリーのように食しても美味しいです。

家族の団欒の中に、ほっとひと息「越前おおの でっち羊かん」。
どうぞご賞味ください。

お菓子のひろせ

大野の美味しいお水で造った、でっち羊かん。ひろせのでっち羊かんは、北海道産小豆で出来ています。
甘すぎず、すっきりとした甘さに、ほんのり黒糖を感じます。小豆と黒糖のバランスが良く仕上げてあります。
口どけがいいので、お口の中でスッと溶けて、ぺろっと沢山食べれます。

この機会にぜひ食べてみて下さい。

有限会社亀寿堂

北海道産の最高級の小豆と波照間島産の上質な黒糖を使用し、コクのある甘みと深い風味をだしました。
自家製あんで製造する自慢のでっち羊かん(水ようかん)です。
名水のまち大野の地下水を使用し、小豆、砂糖、黒糖、寒天以外の余分なものは一切入っておりません。
そのため消費期限が短くなっております。

柔らかい口当たりで、甘さ控えめのため、しつこさがなく、つるんといくらでも食べられます。
大野の冬の風物詩「でっち羊かん」をぜひご賞味ください。

毎川金花堂

大正12年創業。2023年で創業100年を迎え、福井県大野市で市民の方々に愛され続けた老舗3代目と4代目が作る、老舗の名に恥じない逸品「でっち羊かん」です。

素材にはこだわり続け、小豆は北海道、黒糖は国内最南端の有人島である沖縄県波照間島産、寒天は長野県伊那市から厳選された素材のみを使っています。
使用している沖縄黒糖は他の甘味料と比べて、ビタミンとミネラルが豊富です。
また、ようかんの源である水は名水百選の福井県大野市の地下水のみを使っています。
大野市は全国的に「名水のまち」として認知されております。