【遠農物語】~ 高校存続・活性化へのストーリー ~

遠別町(えんべつちょう)は人口2,200人の小さな町です。このふるさと納税への取組みをはじめたきっかけは「遠別農業高等学校の存続・活性化」への想いからはじまりました。 全校生徒50数名と少ない高校ですが、様々な取組みを行っています。このふるさと納税を通じ、農業高校の活動・魅力を広く全国のみなさまに知っていただきたく、一生懸命頑張っています。

1. 北海道遠別農業高等学校 とは

遠別農業高等学校とは遠別町にある『日本最北の農業高校』で、北海道において農業の未来を担う大切な高校の1つです。平成13年に完成した校舎と充実した設備のもと様々な特色ある教育活動を展開し、地域に根ざした魅力ある学校づくりに努めています。

遠農(えんのう)のシンボルは顔が黒いことが特徴の羊「サフォーク」。羊の飼育・加工・販売を経て生徒たちは「命のつながり」について学んでいきます。
この他にも「遠農高マルシェ」において、生徒たちが1つ1つ丁寧に育てた野菜やお花、パンやソーセージなどの加工品を販売しております。

    

2. 存続の危機から変化する遠農

これまで地域の厚い信頼とご支援をいただき、地域に根ざした学校づくりに取り組んできた遠農ですが、少子化の流れをうけ、学校存続の危機に直面。
そんな状況を打開するために、地域の期待に応えられる、学校づくりを目指して「遠農高活性化プロジェクト」を立ち上げました。
生徒たちが遠農で学びたくなるような独自の実習プログラムや、多くの人に遠農の魅力を伝えるための商品開発、ブランド化などを計画し、さらには、ふるさと納税のお礼品を通じた全国への取組み、PRなどを積極的に展開し、入学者数が増加しました!
存続に直面した平成27年度の入学者14名から徐々に増加し、北海道以外からの入学者もいる状況です!

  【遠別農業高等学校 入学者数の推移】
   平成 27年度 14名  令和5年度 25名
   平成 28年度 16名  令和6年度 13名
   平成 29年度 18名  令和7年度 19名
   平成 30年度 26名
   平成 31年度 22名
   令和  2年度 20名
   令和  3年度 11名
   令和  4年度 25名

3. ふるさと納税から生まれたもの

ふるさと納税に取組むことによって、遠農への応援は当初より反響が大きく、町にはとても刺激になっています。

全国的に農業高校での取り組みは少ないため、テレビ報道でも取り上げていただきました。

東京よりふるさと納税をされ、遠農のお礼品を受け取った、ご家庭のお子さんが遠農に入学しました。将来的な目標の一つでしたが、現実となり驚いています。

ふるさと納税がなければ、遠農の存続・活性化の道は厳しかったものと思います。

4. ふるさと納税を活用し「男子寮の増築」

現在、遠農では学生寮を備えていますが、町外からの入学者数増加により、男子生徒の受入が困難になり男子寮を増築しました。
2020年春からの入学者受入れ施設として全国のみなさまからお寄せいただいた寄附金を活用させていただき増築することができました。ありがとうございます。

5. 遠別町の応援をお願いします!

6. これからもがんばります!

★遠別町の取組みは、【総務省 ふるさと納税の活用好事例】に掲載されています。

★ふるさとチョイスアワード2019 ~未来を支える部門~「部門大賞」を受賞しました。

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ご不明な点等ございましたらお問い合わせ先までご連絡ください。

【お問い合わせ先】
北海道 遠別町役場 まちづくり推進課 商工観光係
TEL 01632-9-7772
FAX 01632-7-3695
Mail shoko@town.embetsu.hokkaido.jp