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埼玉県深谷市
[№5674-0234]白髪ねぎドン! 深谷がどんどん好きになるこだわり丼3ヵ月コース
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おでかけ体験型メディア「SPOT」の人気ライターが取材。他の観光メディアでは紹介しきれない、地域の魅力を深堀して紹介します。
今回は、あざみっくすが埼玉県の深谷(ふかや)市について取材してまいりました。
さて、深谷と聞くと、みなさんは何を思い浮かべるでしょうか?
真っ先に浮かぶのが「深谷ねぎ」!
そして、その「深谷ねぎ」がツノになったゆるキャラ「ふっかちゃん」。2014(平成26)年のゆるキャラグランプリでは、なんと準グランプリに輝いた全国的にも有名な人気者です。
深谷市は、埼玉県の北部に位置する人口14万人ほどの街です。都内からは電車で約1時間(JR高崎線経由)、車でも関越自動車道「花園IC」を降りてすぐなので、アクセスはとても良い場所。気軽にお出かけできるエリアです。
深谷市はこちら
深谷市はふるさと納税の取り組みも先進的で、新しい施策にどんどんチャレンジしています。ふるさと納税へのこだわりや魅力について、市役所の方にお話を伺ってきました。
【目次】
関東随一の農業の街「深谷市」
もやしが1袋100円以上でも売れる!?本来の価値を伝え続ける深谷のもやし生産者「飯塚商店」
300年以上の歴史をもつ老舗「釜屋金物店」のプロ仕様の包丁がすごい
スッキリ味わえるお茶の魅力を堪能できる「澤田園」
日本の四季を味わえる手作り和菓子が絶品。「浜岡屋製菓店」
リピーター続出の安全・安心な卵!「愛たまご」
愛らしいふっかちゃんも「いぶし銀」に。『鬼瓦工房 鬼義』
地元の事業者さんが盛り上がるふるさと納税
今回ご案内いただくのは、産業振興部 産業ブランド推進室の福嶋さん(左)と田中さん(右)
ー 本日はよろしくお願いします。まず、深谷市の特徴について教えていただけますでしょうか?
田中さん
深谷市といえば「ネギ」という印象があるかと思いますが、「ネギ」に限らず農業全般が盛んなんです。野菜などはもちろん、卵、切り花や鉢植えなど、その出荷量は全国でも有数です。特にユリの切り花は、全国一の出荷量を誇っています。
ー そうなんですね!てっきり、ネギの栽培だけが盛んなのかと思っていました…。
田中さん
そのイメージは強いかもしれませんね。ふっかちゃんもネギをモチーフにしているので、どうしてもネギが圧倒的に有名になってしまいますよね(笑)。
ー その他にはどのような特徴がありますでしょうか?
田中さん
農業以外にも、近代経済の基礎を築いた「渋沢栄一」の生誕地としても知られていたり、明治期に盛んだったレンガ作りの街としても有名だったりします。渋沢栄一の人物像を学んだり、当時の建築物を間近で見られるスポットもありますので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
ー ありがとうございます。それでは、深谷市のふるさと納税の特徴を教えていただけますでしょうか?
福嶋さん
深谷市は2015(平成27)年からふるさと納税を始めました。どちらかというと後発組ですので、何かインパクトがある施策をしたいと思いまして、色々チャレンジしてきました。
ー 具体的にはどのような取り組みを?
福嶋さん
例えば、お礼の品をみなさんからの投票で決める「総選挙」をやりましたね。ちょうどAKB48の総選挙が流行っていましたから、ふるさと納税でもそれでやってしまおうと(笑)。
あとはお礼の品自体にも特徴があります。一度の寄付で、お礼の品が複数回届く定期便(頒布会)にも取り組みました。「季節ごとに色々な花が届く」というお礼の品も好評でしたね。
ー それはおもしろい!寄付者の皆さんと一緒に作るふるさと納税だったんですね。
福嶋さん
そうなんです。また、ふるさと納税で盛り上がっても、あくまで地元の事業者さんが活性化しないと意味がないので、事業者さんと商品開発をしたり、ワークショップをしたり、多くの人が参加して地域資源の掘り起こしができるようにしています。
ー なるほど。いたって正しい、ふるさと納税の使い道であるように思えてきました。
福嶋さん
そうですね。深谷市のふるさと納税の還元率は国の示す基準内です。でも、そのぶん地元の事業者さんと新しい取り組みができていますから、深谷市の発展につながると思っています。
※還元率(寄付額に対して寄付者に送られるお礼の品の額の率)に頼らなくても、深谷市のふるさと納税の寄付額は埼玉県では常にトップクラス。
ー それはすごい!それだけ深谷市に関わりたい、応援したい、という寄付者が集まっているんですね。ふるさと納税を機に深谷市がもっと注目されそうです。
田中さん
そうですね。2020年度には関越自動車道の「花園IC」付近に関東最大規模になる予定のアウトレットもオープンします。訪れる方にいかに深谷市を楽しんでもらうか、これから色々な取り組みを展開していくところです。
ー なるほど、ありがとうございます。それでは早速、ふるさと納税のお礼の品に関わる生産者さんたちを取材してきます。
ここからは、ふるさと納税のお礼の品に携わる生産者さんの声をお届けします。
まずは、1959(昭和34)年創業の「飯塚商店」さん。こちらは“もやし”に特化した農家さんで、大量生産・大量消費の波に飲まれず、1袋100円以上の価格でもやしを販売し、成功している生産者さんです。
こちらが、飯塚商店2代目の飯塚雅俊さん。2016(平成28)年にはご自身の著書も出版されました。
ー 飯塚商店さんのもやしは一袋100円以上でも売れていると伺いました。どのような要因があるのでしょう?
飯塚さん
そもそも、もやしの値段というのは本来そのくらいするものなんです。作る過程や育て方など、どのくらいの手間がかかっているのか、しっかりと情報を消費者に伝えて、納得して買ってもらっているだけなんですよ。
ー そうはいっても、街のスーパーでは10円台でもやしが買えてしまいますよね。それを説得するには何かコツがあるんですか?
飯塚さん
まずはもやしの本来の価値を“知ってもらう”ことをはじめました。スーパーの価格競争が始まって、多くの農家が値下げに対応していく様子を見てマズいって思ったので、収穫体験をやったり、もやしの絵本を作ったり。
ー 絵本まで作ったんですか!
事務所内に飾られている、もやしの絵本。
飯塚さん
そうして、直接消費者の方にもやしの価値を伝えていったら、多くの方が納得してくれました。それで、周りの価格競争には乗らず、本来の価値を伝えることに専念しながらもやしを売っていったんです。
ー なるほど。生産しているもやし自体へのこだわりはありますか?
飯塚さん
もちろんあります。とはいっても、昔からの作り方を守っているだけですけどね。価格競争に勝とうとすると、大量生産のための機械化が必要になるのですが、本来もやしは手間をかけ続けないといけない。生産者の想いがそのままもやしに現れるんです。
ー 生産者の想い、ですか。
飯塚さん
そう、もやしは何もないところで成長する力強さを持っています。それを僕たちがしっかり寄り添って、より力強く育つようにしていくんです。だから手間暇もかかるし、大量には作れない。でも、育ったもやしはとても力強く、味わい深いもやしになります。
ー なるほど。もやしの力強さに寄り添う努力が必要なんですね。
国産から輸入のものまで、様々な大豆でもやしを育てています。
出荷しているもやしは、ほぼこのブラックマッペという種類だそう。
根っこがしっかりと力強く伸びたもやし。生で噛みしめても、味わいがしっかりとありました。
飯塚商店さんのもやしは、都内で人気のハンバーグ店「ミート矢澤」でも全面的に採用されており、もやしのクオリティの高さが評価されている証拠でもあるなと思いました。
価格競争の末、大量生産せざるを得なくなったもやし市場で、“本来の価値”をしっかり消費者に伝え、適正な価格でもやしを提供している飯塚さん。その姿勢には学ぶべきものがたくさんありました。
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埼玉県深谷市
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深谷駅から徒歩圏内にある「釜屋金物店」。創業300年以上を誇る、地元密着の金物店です。ふるさと納税では「ふっかちゃん包丁」を提供。ゆるキャラとのコラボだからといって甘く見るなかれ。世界三大刃物の産地「関」から仕入れたこだわりの包丁を扱っており、プロの方も多く利用するそう。
創業300年を超える「釜屋金物店」。
店内で、丁寧に接客していただいた國松さんにお話を伺いました。
ー こちらのお店はいつごろから営業されているのですか?
國松さん
創業は1693(元禄6)年で、現在11代目になります。
ー 江戸時代からの老舗なんですね!ずっと金物業を営んできたのでしょうか?
國松さん
はい、そうですね。一時期、農業や、材木、味噌醤油の製造など多角経営もしていたようですが。
ー 300年余りの間に色々な流れがあったんですね。
國松さん
金物店としてはずっと営んできましたが、特に包丁などの金物に力を入れるようになりました。生活に密着した商品を提供する機会が多くなったんですね。
所狭しと、こだわりの包丁が並ぶ店内。
ー なるほど。商品はどのようなこだわりがありますか?
國松さん
当店で販売している包丁は、包丁の名産地「関市」の職人さんに作ってもらっています。ふるさと納税に出品している「ふっかちゃん包丁」もかわいらしい包丁になっていますが、素材はプロ仕様。切れ味が抜群のものです。
ふっかちゃんがあしらわれた、カラフルな取っ手が特徴の「ふっかちゃん包丁」。
一般販売している「ふっかちゃん包丁」はさまざまな色展開が。
ー 「ふっかちゃん包丁」、とてもかわいいですね!
國松さん
ありがとうございます。やっぱりふっかちゃんならこの色でしょう!ということで、ふるさと納税では緑の取手のものをご用意させていただいています。かわいいイラストの入った本格派包丁を使って、料理を楽しんでみてくださいね。
地元密着で300年以上の間、包丁などの金物を販売してきた「釜屋金物店」。本格的でありつつも、ふっかちゃんのポップなイラストが入ることで、使っていて楽しい商品になっていますね。是非、お試しを。
埼玉県深谷市
32,000円
在庫: あり
ふっかちゃん色の柄が映えるイラスト入り包丁!刃物の町 岐阜県関市の職人手作りのこちらの包丁は、本刃付仕上で切れ味抜群。柄は抗菌剤配合のPOM樹脂で衛生的です。食器洗浄機はもちろん、スチームや温風殺菌、煮沸殺菌もできます。漂白剤・アルコール消毒も可能で給食の現場でも多く使われている本格派の包丁です。
先ほどの「釜屋金物店」からすぐそばにある島田茶専門店「澤田園」。こちらでは、厳選茶葉を使用した「お茶ジェラート」の詰め合わせをふるさと納税のお礼の品として出品しています。
澤田園の店舗はこちら。
澤田園が扱う、静岡県の「島田茶」をいただきます。茶釜からお湯をすくい、丁寧に最後の一滴まで絞るようにお茶を注いでいきます。早速淹れていただいたお茶をいただきました。
店主の澤田さんからお話を伺いました。
ー 見た目の濃さとは裏腹に、スッキリした飲み口ですね!とても美味しいです。
澤田さん
ありがとうございます。当店ではお茶の鮮度をとても大切にしていて、お茶本来の自然な香りと、くせのない清涼感のある味が特徴のお茶をご用意しています。
ー こちらのお店はいつ頃からやっているのですか?
澤田さん
1952(昭和27)年からなので、創業65年になります。
ー 深谷に来てからそんなにも長い間、お茶の専門店を経営されていらっしゃるのですね。
澤田さん
そうですね。お茶を販売するだけでなく、このようなお茶を飲めるスペース(喫茶去)」を作ったりして、お茶を通して語り合いの場ができたらいいなと思っています。
ー ふるさと納税では「お茶ジェラート」を提供されていますが、こちらはどのようなものでしょうか?
澤田さん
当店が厳選した茶葉を使用したジェラートです。急須を使ってお茶を楽しむ人が減っている中、若い世代の人にもお茶にふれて欲しいという想いから、このジェラートを作りました。
ー 確かに、若い人だけで集まっても急須でお茶を淹れる、なんてことはあまりありませんもんね。
澤田さん
はい。なので、このジェラートでは、茶葉本来の味わいを感じられるよう工夫しています。特に人気なのがほうじ茶のジェラートです。手炒りのほうじ茶をたっぷりと入れたジェラートで、香ばしい香りとほうじ茶のうまみが楽しめます。
店内で食べさせていただきました。
ー う、うまい…。ジェラートでもこんなにお茶の香りがするんですね。甘さもしつこくなく、スッキリ食べられます。
澤田さん
ありがとうございます。詰め合わせには、上級宇治抹茶をたっぷり使った「宇治抹茶」や、口当たりのいい「ライチ紅茶」など様々な味を8種類詰め合わせています。是非ご賞味ください。
ジェラート詰め合わせはふっかちゃんのかわいいカップに入って届きますよ。
お茶を若い世代の方にもお茶を楽しんでもらいたい、という純粋な想いがジェラートから感じられました。ふるさと納税のジェラート詰め合わせ、ぜひご賞味あれ。
埼玉県深谷市
※このお礼の品は現在受付を停止しています
老舗の和菓子店である「浜岡屋製菓店」は、和菓子職人が手作りで生和菓子を作り提供している貴重なお店。その完成度の高さに、多くの人が通い詰めるそうです。
商店街の路地裏にある「浜岡屋製菓店」。
店内には、色あざやかな生和菓子が並んでいます。
4代目 岡部登さんの奥様にお話を伺いました。
ー 多くのお客さんが出入りして、とてもにぎわっていますね!(取材時に何組もお店を訪れていた)
岡部さん
そうですね。ありがたいことに色々な人にご利用いただいています。
ー 浜岡屋さんはいつ頃から和菓子店をやられているんでしょうか?
岡部さん
創業は120年になります。「見てきれい、食べておいしい」をモットーにひとつずつ、ていねいに手作りしています。
ー たしかに。どの和菓子も色鮮やかで、見ていてワクワクしてきます。
岡部さん
ありがとうございます。そもそも手作りの生和菓子は、職人不足という問題があり、本当にこだわって手作りをしている人は少なくなってしまいました。食文化を維持していくためにも、この魅力を日本中に発信していきたいと思っています。
色鮮やかで、四季を感じる生和菓子。
人気商品のひとつ「りんご大福」をいただきました。
ー や、やわらかい。「あん」がすごい美味しいです。なんというか、深みがあるというか。
岡部さん
「あん」にはとてもこだわっています。最高級の北海小豆と数種類の砂糖、純水を使用した自家製のものです。見た目で楽しんでいただき、また味もしっかりと楽しんでもらいたいという想いからのこだわりなんです。
ー 生菓子ってこんなにおいしいんですね。いやあ、感動しました。
ところで、ふるさと納税では、季節ごとの生和菓子を提供したり、日本酒とのコラボなども行なっていますね。
岡部さん
そうですね。地元のお店と応援しあうように経営していきたいと思って、今ある商品もコラボすることで全く新しい価値になると思いましてね。
ー なるほど、地域の商店が元気になるようなコラボなんですね。とても素敵です。
四季折々の味わいや見た目を楽しめる、本格派生和菓子。「見てきれい、食べておいしい」のモットーを見事に感じることのできる和菓子店さんでした。
埼玉県深谷市
※このお礼の品は現在受付を停止しています
埼玉県深谷市
60,000円
在庫: あり
創業120年の老舗和菓子店「浜岡屋」の4代目岡部登が日本の四季と花鳥風月をねりきり、求肥、かのこなど、食べ口、色彩の異なる和菓子で表現した上生菓子です。
深谷市で創業90年を迎える採卵養鶏会社の「愛鶏園」。『愛たまご』というブランドで、こだわりの卵を生産・販売しています。自社で直売店も営業しているので、そちらをお伺いしてみました。
こちらが愛たまごの直売店。
店先にはなんと卵の自動販売機まで。
「たまごを楽しむ」がコンセプトの店内には所狭しと、卵や卵の関連商品が並んでいます。
「愛鶏園」は1925(大正14)年に創業、戦時中に創業者の齋藤虎松さんが結核になったときに飼い始めた10羽の鶏を飼い始めたことがきっかけで、「栄養豊かなたまごを、いつでも誰でも安心して食べられるようにしたい」という想いのもと事業をスタートしたそう。
店内には地元の醤油醸造元とコラボした「たまご専用醤油」も。
オムライスにぴったりのケチャップまで開発、販売しています。
こちらが定番の「厳選白たまご」
愛鶏園は、エサづくりからヒナのふ化や育成農場・成鶏農場の運営、さらにたまごパックの包装、そして販売まで、一貫して自社で手がけていることが特徴です。
通常は、これらをいくつかの会社で分業してコスト削減を行うところ、愛鶏園は一貫して携わることで、消費者が安心できるたまごをお客様に届けることを大切にしているそう。
ふるさと納税のお礼の品ではふっかちゃんとコラボした厳選白たまごが!卵ケースからふっかちゃんがのぞいています(笑)。それぞれに豆知識やふっかちゃんからのメッセージが書かれています。
愛たまごの入ったピクルスもあります!ふっかちゃんをかたどったニンジンも入っていて、とっても愛らしい。
愛たまごは、多くのお客さんからリピートがあるそう。それも安心にこだわって、一貫したたまごを生産し提供していることが、本当の信頼につながっているんだなと思いました。
埼玉県深谷市
30,000円
在庫: あり
紅たまご2パック(1パック10個入り)
白たまご3パック(1パック10個入り)
たまご飯しょうゆ1本(150ml)
愛たまごケチャップ1本(300ml)
※寄付金のご入金確認の翌月以降、初回発送から連続3回のお届けとなります。
埼玉県深谷市
9,000円
在庫: あり
旬の野菜の酸味とこだわり卵が合わさった深谷オリジナルピクルス。マヨネーズを入れるだけでタルタルソースにも。ふっかちゃんと深谷市の花チューリップの飾り切りがかわいい一品。
レトロな街並みが残る「七ツ梅酒造」の跡地。その一画に、23歳にして鬼瓦職人の道へ飛び込んだ塚越久義さんが営む「鬼瓦工房 鬼義」があります。
「鬼瓦工房 鬼義」では、ふるさと納税で定番の表札に限らず、いぶし銀ふっかちゃんも出品。愛らしいふっかちゃんに渋さが加わり、とても味わい深いふっかちゃんです。
大正期や昭和初期に建てられた建物はもちろん、レンガ倉庫の「精米蔵」は江戸期に建てられたものと推定。そんなレトロな街並みが残っています。
七ツ梅酒造跡地の一角に「鬼瓦工房 鬼義」はあります。
23歳にして鬼瓦職人の道へ飛び込んだ塚越久義さんにお話を伺いました。
ー 23歳で鬼瓦職人を目指すというのはすごいな、と思いました。どんなきっかけで鬼瓦職人を目指したのでしょうか?
塚越さん
そうですね、県の伝統工芸育成事業で瓦の職人になるものがあったのがきっかけですね。ただ、その事業では月に2回しか講義を受けられないので、せっかく職人目指すなら、とことんやらないとかけた時間が無駄になってしまうと思い、その事業を終えた24歳から直接師匠のところに通うようになりました。
ー そうなんですね。それはお仕事として行っていたのですか?
塚越さん
いや、僕が勝手に通っていただけです(笑)。通ううちに少しずつ仕事をもらったりして、4年間バイトなどをしながら勝手に修行をさせてもらったんです。
ー 4年間も! 別で稼ぎながら修行をされていたんですね。今では、鬼瓦職人の仕事一本で生活されているんですか?
塚越さん
そうですね、お寺や神社の瓦の仕事などを中心にやっています。関東でもお寺や神社の仕事ができる瓦職人がほとんどいなくて…
ー そうなんですね。職人さんとしての希少価値が高いですね。一つの鬼瓦を作るのにどのくらいの期間がかかるんですか?
塚越さん
1〜2カ月ですね。4〜5日で形を作って、そこから数週間かけて乾燥、その後釜で焼きます。燻(いぶ)すことで、煤(すす)が付着して光沢が出るんです。
設計図も綿密に作成。
制作途中の鬼瓦。数週間かけて乾燥させている状態。
ー ものすごい手間をかけていらっしゃるんですね。
今後チャレンジしたいことなどはありますか?
塚越さん
伝統を守りつつ、オリジナルのものを作っていきたいですね。瓦のモチーフとなる鬼は、それぞれの家に代々伝わるものが多いんですけど、それらの伝統を大切にしつつ、自分のオリジナルの鬼を生み出せるようになりたいと思います。
やっぱり、鬼瓦を作っているときが一番楽しいんです。
若くして伝統工芸の職人の世界に飛び込んだ塚越さん。伝統を守りつつも自身で新しいものへチャレンジしていく姿勢はとても魅力的でした。そんな塚越さんが一つ一つ丁寧に作り出す匠の技をぜひ感じてみてください。
訪問した当初は「ネギの町」という印象が強かった深谷市ですが、取材していくうちに、並々ならぬ情熱を持って事業に取り組んでいる生産者さんが数多くいることが分かりました。実際、記事の中でご紹介したお礼の品は、どれも生産者さんのこだわりが凝縮されているものばかりでした。
ふるさと納税を上手に活用して、事業者さんとともに商品開発やワークショップを行ったりと、次々と地域資源の掘り起こしに取り組む深谷市。そんな深谷市の熱意が、お礼の品に反映されているのかもしれませんね。
この記事を通して、深谷市に根を張っている生産者さんとお礼の品の魅力を知っていただき、ふるさと納税を通して応援していただけたらと思います。
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